『原神』ユーザーにより“魔神任務の長さ”が一部可視化される。年々ボリューム増加傾向、スメール以降が圧倒的
『原神』メインストーリー「魔神任務」のカットシーンや会話シーンの長さを可視化したグラフがRedditやX(旧Twitter)上で紹介され、注目を集めているようだ。グラフでは最新の魔神任務第4章第2幕まで、魔神任務各話ごとにまとめられており、長さが視覚的にわかるようになっている。
『原神」は、HoYoverseブランドから展開されている、オープンワールドアクションRPGである。本作の舞台は、7つの国や元素が存在する世界テイワット。主人公の旅人は、生き別れの兄/妹がいる人物だ。本作でプレイヤーは、旅人の視点からテイワットの各地を訪問。Ver.4.0時点では、モンド/璃月/稲妻/スメール/フォンテーヌが探索可能となっている。ゲーム内の要素としては、バトルでは4人のキャラクターを編成し、元素反応といった要素を活かして戦闘を展開。フィールド探索時などに使用できる崖登りや滑空などのアクション、いわゆるガチャ相当の祈願なども特徴だろう。
また「魔神任務」とは、『原神』におけるメインストーリー相当の要素だ。魔神任務内では、兄/妹の消息を追う旅人と、相棒のパイモンがテイワットを冒険。訪れた各地で騒動に巻き込まれ、さまざまな戦いに身を投じている。魔神任務はバージョンアップによって拡張が続けられており、現在は正義の国フォンテーヌを舞台にした第4幕第2章までの物語がプレイ可能だ。なお魔神任務の内容は、拡大傾向にある。リリース当初のモンド/璃月編は比較的短いストーリーとなっていたが、近年はカットシーンの演出などが強化。ストーリーそのものにも力が入れられており、起伏のある内容が展開されている。また特に第3章のスメール編以降は、ボリュームもそれなりに長いものとなっている。
そんな『原神』の魔神任務の長さを、動画投稿者としても活動するGilgamesh Gaming氏が部分的に可視化し、RedditやX(旧Twitter)上の一部で注目を集めているようだ。Gilgamesh Gaming氏の作成した画像では、魔神任務中のカットシーンや会話シーンなどの時間を計測し、各話ごとの長さをグラフで表現している。具体的な計測方法は不明であり、戦闘パートなどは含まれていない。魔神任務のプレイ時間が一部わかるものとなっている。プレイヤーなら魔神任務の長さについては感覚的に知っているものの、長さの一端が可視化されている点で興味深いグラフといえるだろう。
同氏のグラフによれば、章単位での長さでは、第3章が圧倒的に長いようだ。2022年のスメール実装時、SNS上では多くのプレイヤーから、魔神任務が面白いと同時に長いと指摘されていた。カットシーンと会話シーンだけを見た場合でも、やはり第3章がそれ以前よりも長い内容になっていたわけだ。またグラフによると、幕単位での最長は第3章第5幕「虚空の鼓動、熾盛の劫火」の3時間51分。2位は、先日実装されたばかりの魔神任務第4章第1幕「白露と黒潮の序詩」で3時間13分。以降は第3章第1幕「煙霧のベールと暗き森を抜けて」の2時間58分、第4章第2幕「ゆえなく煙る霧雨のように」の2時間24分が続いている。なお章単位の最短は序章。章全体で1時間32分の長さとなっており、おおよそ最近の魔神任務1幕分以下の長さであるようだ。
『原神』は、PlayStation 4/PlayStation 5/PC/iOS/Android向けに基本プレイ料金無料で配信中だ。