お騒がせゲームメーカーqureateが新作『俺の有休恋物語』を発表。公式サイトでは「セクシャル要素に興味あるか」という問いかけあり
qureateは4月27日、『俺の有休恋物語』を発表した。Nintendo SwitchおよびPC(Steam)向けに、5月18日発売予定。価格は税込2980円を予定している。
『俺の有休恋物語』は、“心が疲れたアナタに贈る恋愛ADV”とされている。本作の主人公は、ブラック企業に務める男性、帰山章人だ。章人の職場では、ブラックな環境に耐えきれず精神崩壊した同僚たちが多数辞職。章人も同様に辞職を決意し、最後に掴み取った有給消化を利用して、十数年ぶりに故郷に帰ることになる。そこで、章人は幼なじみの三姉妹と甘酸っぱいラブストーリーを巻き起こすことになるという。
本作ヒロインとなるのは、スポーツ万能次女の亜舞音(あまね)、だらしない“干物系女子”だという三女の響(ひびき)、そしてふたりの母親代わりとなり、章人を弟のようにかわいがっていた長女の果南(かなみ)だ。プレイヤーは14日間の有給休暇のあいだに、三姉妹との恋愛を育んでいくことになる。
彼女らはそれぞれツンデレ次女/ダウナー系三女/バブみが強い長女と公式に説明されており、限られた期間のなかでひとりと仲良くするも、3人まとめて仲良くするも自由とのこと。主人公の行動によって結末もさまざまに変化していくそうだ。
また、ゲームシステムとしては、三姉妹や村の住人のオネガイを叶えて好感度アップやお金の入手、もしくは特別なイベントなどが見られる要素がある。ほかにも、魚を釣ったり、野菜を収穫したり、各所で手に入る昆虫やパンツなどを収集することも可能。メンコやレトロゲームなどのミニゲームも充実しているそうだ。スローライフ体験も盛り込まれているのだろう。
『俺の有休恋物語』を手がけるqureateは、セクシーゲームを手がける国内メーカー。『バレットガールズ』や『オメガラビリンス』を生んだ臼田裕次郎氏が率いており、Nintendo SwitchやSteam向けにちょっぴりエッチなゲームをリリースしている。しかし、ギリギリのラインを攻めすぎたためか『ビートリフレ(旧:マッサージフリークス)』Nintendo Switch版は発売未定に、『デュエルプリンセス』同機版は配信停止になるなどの一幕もあった(関連記事)。本作もダウンロード版として、Nintendo Switch向けに展開する。
なお、同メーカーの本作ページでは、一部タイトルページを訪問すると「セクシャル要素を含みます」とアダルトコンテンツ以外ではあまり見かけないタイプの注意文が表示される。また、「セクシャル要素のあるゲームに興味がありますか?」との質問も用意されており「はい/いいえ」で答えてサイトに入場する仕組み。これは前述の『ビートリフレ』ページも同様だ。本作もギリギリを攻めた、セクシャル要素に興味のある人向けのゲームとなるだろう。
『俺の有休恋物語』はNintendo SwitchおよびPC(Steam)向けに5月18日発売予定。価格は税込2980円を予定しており、Nintendo Switch向けには10%オフの2682円で予約販売中だ。