『Apex Legends』ヴァンテージの“キャンセル移動グリッチ”はまもなく修正予定。ユーザーの声を受けて開発者が明かす
『Apex Legends』新レジェンドであるヴァンテージのとある強力なテクニックが修正予定のようだ。開発者が海外掲示板Redditにて明かしている。
『Apex Legends』シーズン14の新レジェンドであるヴァンテージ。彼女はコウモリのエコーと共に戦うスナイパーだ。スナイパーらしい索敵能力などを備えているほか、戦術アビリティではエコーと協力して移動する技を有している。エコー配置と呼ばれる本アビリティでは、エコーをあらかじめ配置しておき、その場所に向かってジェットパックでジャンプする。ただし、ジャンプの発動にはエコーを視界内に収めておく必要がある
ヴァンテージの登場以来、本アビリティを用いたさまざまなテクニックが研究されつつある。移動能力を応用するものや、エコー自体を用いるものなど、その内容はさまざまだ。一方、そのうちのとあるテクニックが不具合として修正予定であると、開発者が明かしている。
調整内容を明かしたのは、開発元Respawn Entertainmentにてシニアソフトウェアエンジニアを務めるRV-GameplayChrisことChris Winder氏だ。同氏によると、ヴァンテージのシールド回復のキャンセルを用いるテクニック(shield heal instant activation)はグリッチとして修正予定とのこと。同テクニックを用いれば急速な動きで相手を翻弄して、すぐさま攻撃に転じることが可能であった。
ちなみに、Winder氏がこの調整内容を明かしたのは「コウモリを撃ちたい」という要望から投稿されたスレッドだ。コウモリのエコーは、敵味方問わず撃ち落とすことができない。同氏はそれを撃たせてほしいと要望する本スレッドの投稿者に対し、「あんた怪物だよ」とウィンクの顔文字を添えたコメントを寄せていた。ちなみにWinder氏はシーズン14のメディア向けオンライン説明会において、エコーを撃ち落とせない理由のひとつを「キュートすぎるから」と語っていた人物でもある。少なくとも今後、コウモリを撃ち落としてヴァンテージの移動を阻止する、といった調整がなされる心配はなさそうだ。
強力すぎる移動グリッチの修正が明かされたヴァンテージ。このほかにもヴァンテージには、将来修正の可能性が示唆されているテクニックは存在する(関連記事)。修正を待つ間であっても、そうした不具合と思われるテクニックの利用は控えた方がよいだろう。