『アイドルマスター シンデレラガールズ』2023年3月30日にサービス終了へ。『アイドルマスター』初のモバイルゲームが、10年以上の歴史に幕を下ろす
バンダイナムコエンターテインメントは8月8日、『アイドルマスター シンデレラガールズ』のサービス終了時期を告知した。2023年3月30日15時をもってサービスが終了予定。一方で、同作の“シンデレラ”たちの世界はこれからも描かれていくようだ。
『アイドルマスター シンデレラガールズ』は、『アイドルマスター』シリーズの世界観をベースに、2011年11月にMobage上へ配信開始された携帯端末用のソーシャルゲームである。プレイヤーはプロデューサーとなりアイドルユニットを育成。トップアイドルを育てあげ、最高のプロデューサーであるという称号「アイドルマスター」を手に入れることが目的とされている。ゲームの流れとしては、オーディションガチャやお仕事でアイドルと出会い、レッスンや特訓で彼女たちの能力を伸ばす。またほかのプロデューサーと対戦するLIVEバトルでは、大量のファンの獲得とステージ衣装の奪取が目的となる。
本作はバンダイナムコエンターテインメントおよびCygamesの運営・開発により、2011年11月に『アイドルマスター』シリーズとしては初のモバイルゲームとしてサービス開始。2012年2月には登録者数が100万人を達成し、10年以上に渡ってサービスが継続されてきた。関連作としては、『アイドルマスター シンデレラガールズ』のアイドルたちが登場するリズムゲーム『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』が2015年9月にリリースされ、1000万ダウンロードを突破。テレビアニメ化やライブ、漫画作品としても展開されてきた。
そんな本作『アイドルマスター シンデレラガールズ』が、2022年3月30日にサービス終了となるわけだ。『アイドルマスター』シリーズ総合プロデューサーの坂上陽三氏のメッセージによると、本作は当初どうなるかわからなかったため、早ければ数か月でのサービス終了を覚悟していたのだという。しかし結果的にはサービス10年を超える長期運営タイトルとなり、登場アイドルは190名を超え、ボイスのついたアイドルも90人を突破。それらは、プロデューサーらがアイドル達を愛し、ゲームを楽しんでくれた結果だとして、本作を愛してくれたプロデューサーらに対して感謝の言葉が述べられている。
また『アイドルマスター シンデレラガールズ』のサービスは終了するものの、本作のアイドルたちの活躍は今後も描かれていくようだ。7周年を迎える『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』中心に、ゲームやライブ、漫画作品「アイドルマスター シンデレラガールズ U149」のTVアニメ化など、アイドルたちのステージは輝き続けるという。
そのほか本作の具体的な今後のスケジュールとしては、まず2022年12月22日12時に、モバコインおよびシンデレラコインの販売や利用が停止。その後、2023年3月30日15時をもってサービスが終了される。またサービス終了までイベントが開催予定となっており、2022年8月から12月には新規イベントや新規アイドルが登場。12月16日まではガチャも開催予定となっている。
『アイドルマスター シンデレラガールズ』は、2023年3月30日15時にサービス終了予定だ。
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