『Apex Legends』オクタンの素顔が大反響を呼ぶ。ライフラインを差し置いてトレンド入り、思い思いのそっくりさんを挙げるユーザーたち

『Apex Legends』の最新トレイラーにて、素顔で登場することとなったオクタン。彼の素顔をはじめて目にした『Apex Legends』ファンも多く、大きな反響を呼んでいるようだ。

Apex Legends』の最新トレイラーにて、素顔で登場することとなったオクタン。彼の素顔をはじめて目にしたユーザーも多く、大きな反響を呼んでいるようだ。なかには、とあるお笑い芸人をそっくりさんとして挙げる声も。
 

 
オクタンことオクタビオ・シルバは、『Apex Legends』シーズン1にて、初の追加レジェンドとして参戦。スピード狂で目立ちたがり屋な性格が特徴的な人物だ。自身に興奮剤を打ち込んで移動速度を上昇させるという戦術アビリティと、ジャンプパッドを設置してフィールドを跳ね回るアルティメットアビリティを有している。

なお、彼は両脚に義足を装備している。両脚を失ったのは、架空の競技であるガントレットで加速を得るため、グレネードの爆風を利用するという、過去の無謀な挑戦によるもの。このエピソードは、『タイタンフォール2』のチュートリアル兼タイムアタック要素であるガントレットにて、実際に利用されているテクニックから着想されているという。その点では、シリーズのプレイヤーコミュニティが生んだキャラクターでもあるわけだ。
 

*『タイタンフォール 2』

 
そんなオクタンは、ゲーム中にほとんど素顔を見せないレジェンドだ。登場しているスキンではどれも、特徴的なマスクを装着している。一方、素顔自体は2021年発売の公式ビジュアルブックで公開済み(関連記事)。ゲーム内にも、素顔の確認できるホロスプレーが存在する。そして、本日公開されたトレイラーでは、はじめて動きのある映像として、素顔のオクタンが登場したのである。
 

 
『Apex Legends』の初期から親しまれているレジェンドの、普段は見られない素顔が大々的に公開されたことは大きな反響を呼んでいるようだ。国内Twitterでは、トレイラーの主役であったライフラインを差し置いてトレンド入りしている。また、国内外のプレイヤーコミュニティでは、似ている有名人を挙げる投稿も多くみられる。

国外においては、スペイン系のサッカー選手にいそう、という声が共感を集めている。ほかには、ラミ・マレック氏や、ドラマ「グッド・プレイス」のマニー・ジャシント氏などの人気俳優に似ているとする投稿がみられた。一方、国内においては、お笑い芸人のココリコ遠藤章造氏に似ているという声が優勢な様子。見比べるとたしかに、口元や鼻などが似通っている。ほかにも、イチローこと鈴木一朗氏などなど、ユーザーたちが思い思いのそっくりさんを挙げている。

また、同トレイラーにて登場するマスク姿のオクタンもユーザーの心を掴んでいるようだ。ゲーム内スキンとして登場させてほしいとの投稿が共感を集めている。
 

 
ただ、オクタンの素顔スキンを実装するのは、開発者いわく難しい課題だという。本作のリードアニメーターを務めるMoy Parra氏は過去に、オクタンのフェイシャルアニメーションが用意されていないことを明かしている。一方で、同氏に対して、あるユーザーが「レジェンドセレクト画面でのみ素顔を見せるパターンを作れば、膨大なアニメーションを作らなくても済むのでは」と提案。これに対して同氏は、コミュニティからの賛否が分かれるだろうしつつも、有効な手段だと認めている。今回の動画の反響も受けて、今後そうしたアプローチがとられる可能性はあるかもしれない。
 

 
今回、親しみやすくハンサムな素顔が、映像として大公開されることになったオクタン。興奮剤を常用するぶっ飛んだキャラクター性とのギャップは、ファンの心をさらに強く掴んだようだ。現在喧嘩別れしているライフラインとのエピソードも含めて、オクタンのこれからの活躍も楽しみにしたい。

『Apex Legends』では、現在シーズン13「救世主」が開催中だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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