女性配信者育成ADV『NEEDY GIRL OVERDOSE』Steamにて2022年1月21日配信へ。承認欲求の強い女の子との生活で描かれる、さまざまな破滅

インディーゲームレーベルWSS playgroundは11月6日、『NEEDY GIRL OVERDOSE』を2022年1月21日に発売すると発表した。『NEEDY GIRL OVERDOSE』は、承認欲求強めな女の子をサイコーの配信者へと育てる、マルチエンディングADVである。

インディーゲームレーベルWSS playgroundは11月6日、情報番組「INDIE Live Expo Winter 2021」内にて『NEEDY GIRL OVERDOSE』を2022年1月21日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。発表にあわせて、メインキャラクターのあめちゃん自身によるゲーム実況風動画も公開されている。
 

 
『NEEDY GIRL OVERDOSE』は、承認欲求強めな女の子をサイコーの配信者へと育てる、マルチエンディングADVである。本作でメインキャラクターを務めるあめちゃんは、配信者「超絶最かわてんしちゃん」として活動中の女の子だ。好きなものはピ(恋人のぴやプロデューサーのPといったものが合わさった概念)と向精神薬。わがままで承認欲求が強く、感情の起伏が激しい側面があり、SNSのアカウントも表と裏を使い分けているなど、アクの強い性格をしている。本作でプレイヤーは、ピとしてあめちゃんに関わり、サイコーの配信者へと育てていく。そうした中で、さまざまな破滅が描かれるという。
 

 

 
超絶最かわてんしちゃんは、配信者として活動しているものの、配信のコメントはまばらで、SNSフォロワー数も少ない。そこで、プレイヤーが彼女の行動に口を出す。選んだ指示によっては、調教されたリスナーが大量にいる人気配信者へと成長し、オタクからのお金が飛び交うようになるという。ただし、あめちゃんはオタクに媚びるとストレスを溜めてしまう。ストレス以外にも、好感度や病み度といったメンタルに関する数値が並んでおり、指示やあめちゃんの行動によって精神状態が変化していくのだろう。あめちゃんの精神状態などによって、病んでしまったり、ピが危害を加えられたり、あっちの世界に飛んでいくといったエンディングが存在。心の弱い女の子との、危険な生活が描かれる。果たして本作にハッピーエンドはあるのだろうか。

そのほか、えっちなことやストレスが消える不思議なおクスリの服用、出会い系での男とのデートも指示可能。あめちゃんが運営する表/裏のSNSアカウントのつぶやきや、メッセージアプリ経由で長文が届くといった要素も導入されている。
 

 

https://twitter.com/nyalra/status/1456948484033036294

 
本作は、にゃるら氏が企画/シナリオを担当している作品だ。同氏は、承認欲求をこじらせた少女たちへのインタビュー本「承認欲求女子図鑑 ~SNSで出会ったヤバい女子たち~」などを手がけたフリーライター。本作は当初6月5日のリリースが予定されていたが、同氏の「もっと凄いものにしたい」という意見から延期。7か月の延期により、シナリオのボリュームアップがおこなわれ、アニメーションが3倍から4倍程度に増えているそうだ。

『NEEDY GIRL OVERDOSE』は、PC(Steam)向けに2022年1月21日配信開始予定。新しい発売日発表にともない、ゲーム内で表示されるファンアートが募集されている。




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Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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