『FF14』大型拡張ディスク「暁月のフィナーレ」発売が2週間延期。吉田氏が涙ながらに報告

スクウェア・エニックスは11月6日、『ファイナルファンタジーXIV』（以下、『FF14』）の新情報を配信する生放送「第67回プロデューサーレターLIVE」を配信した。番組の冒頭では11月23日の発売を予定していた大型拡張ディスク「暁月のフィナーレ」の発売延期が発表された。延期は2週間。アーリーアクセスは12月3日、発売日は12月7日に変更となる。公式サイト内トピックスでも吉田氏のコメントとともに内容が報告されている。

プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏は延期の理由を「自身のわがままが出てしまった」とした。パッチ2.0から続く「ハイデリン・ゾディアーク」編の集大成として、ストーリーまわりの伏線などに取り違いがないように調整を進めていった結果、マスターQAの期間がなくなってしまったとのことだ。コンテンツだけであれば予定どおりの日程でリリースできるものの、「暁月のフィナーレ」では史上最大の混雑が予想され、ゲームの安定性に関わるマスターQAの期間を削ることはできないと判断。2週間の延期となった。

新たなスケジュールは以下の画像のとおりである。

『FF14』の運営は8年以上も続いているが、これまで発表後のリリース予定が変更されたことはなかった。メンテナンス時間の延長ですら数えるほどしか発生しておらず、今回の発売延期はかなりのイレギュラーな対応と言える。「暁月のフィナーレ」のボリュームの多さと、吉田氏の思い入れの強さがうかがえる。吉田氏は放送中、涙ながらに延期の報告が遅くなったことを謝罪していた。

延期が発表された『FF14』大型拡張ディスク「暁月のフィナーレ」は12月7日発売予定だ。

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