ハクスラ系オンラインRPG『ロストアーク』プロローグムービー第2弾公開。紅き月が消える時、再び次元が歪み始める

ゲームオンは6月3日、『ロストアーク(LOST ARK)』のプロローグムービーEPISODE 2「闇の王位」を公開した。動画では、闇の星ペトラニアのストーリーや、闇の軍勢の成り立ちが明かされている。

ゲームオンは6月3日、『ロストアーク(LOST ARK)』のプロローグムービーEPISODE 2「闇の王位」を公開した。動画では、闇の星ペトラニアのストーリーや、闇の軍勢の成り立ちが明かされている。

https://www.youtube.com/watch?v=MkDp3PUtEn0&feature=youtu.be

『ロストアーク』のプロローグムービーは、ゲームオンが新たに開設した同作の公式YouTubeチャンネルで順次公開中の、歴史を紹介する動画シリーズだ。6月1日に公開されたEPISODE 1「世界の夜明け」では、原初の物語が明かされた。『ロストアーク』の舞台である惑星アークラシアは、秩序の神ルペオンが大宇宙オルフェウスを生み出し、アークの力を使って無限の光を持つ太陽を創造した後、アークラシアはアークの力を凝縮して造り出されたという。また、神々によってさまざまな種族が生み出され、アークの力を奪った種族に最果てから世界を観察する役目が課された事実や、次元の亀裂から現れた混沌の軍勢との戦いも描かれている。


EPISODE 2「闇の王位」では、設定公開済みの闇の軍団長たちも登場する(関連記事)、アークラシアと同時期に誕生した闇の星ペトラニアの歴史が明かされた。次元の亀裂を介した争いの後、アークラシアは繁栄の時代を迎えたが、闇の星ペトラニアには暗黒と混乱の時代が到来した。混沌を制したのは、深淵の主を自称するカゼロス。彼は悪魔を創造し、ペトラニアに文明を築き、混沌の神イグラハムを消滅させた。またカゼロスは、無限の力を持つ太陽を生み出そうとしたが失敗し、ペトラニアには結果的に紅き月が生まれた。

その後カゼロスは、傑出した悪魔たちを軍団長に据え、悪魔の軍団を結成。強力な魔法を操り、カゼロスと共にペトラニアを揺るがしたアヴレシュドを夢幻軍団長に。全てを腐敗させる権能を持ち、他の生命を体内に吸収するイリアカンを疾病軍団長に。ペトラニアの中心で全ての魔獣を倒したヴァルタンを、魔獣軍団長に。前任の軍団長を策略によって暗殺したピアキスを、強欲軍団長に。カゼロスの元へ現れ、臆せず軍団長の座を要求した道化師クークセイトンを狂気軍団長に。ペトラニアの深淵より現れ、大陸の半分を手にした闇の剣士カルメンを、暗黒軍団長にそれぞれ任命した。紅き月が消える時、次元が再び歪みはじめるという。なお、公式Twitterによれば、プロローグムービーは立て続けの更新が予定されている。


『ロストアーク』は、韓国でのオープンベータ時には、同時接続者数35万人を記録したというオンラインRPGだ。本作の舞台アークラシアは、輝き続ける光「アーク」の無限の力によって、創造神が生み出したという創世神話のある世界。さまざまな種族が暮らす惑星アークラシアに、太陽を欲してアークを求める悪魔たちが再び姿を現し、世界の観測者ベアトリスに導かれた主人公たちが、アークを巡る戦いが繰り広げる。

アークラシアには、文化や種族の異なるさまざまな国やロケーションが存在し、見下ろし視点の3Dグラフィックで世界を表現。騎士の国ルーテランや鮮やか花が咲き乱れるリーベハイムなど、プレイヤーは悪魔と戦いながら世界を巡ることになる。先行してサービス中の韓国版では、戦闘用のコンテツ以外にカードバトルやクラフトなどの要素も用意されているようだ。

韓国のゲーム開発会社Smilegateが手がける『ロストアーク』は、ゲームオンから国内向けにサービス予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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