プラモ制作シム『Model Builder』など最近紹介した開発中のインディーゲームをまとめるMonthly Indie Pick

発売前のインディーゲームを紹介する「Indie Pick」で取り上げたタイトルをおさらいする企画。今回は2019年10月4日(金)から2019年11月29日(金)の間に紹介したインディーゲームをひとまとめにして見ていく。

「Weekly(Monthly) Indie Pick」は、発売前のインディーゲームを紹介する「Indie Pick」で取り上げたタイトルをおさらいする企画。今回は2019年10月4日(金)から2019年11月29日(金)の間に紹介したインディーゲームをひとまとめにして見ていく。

今回注目したいのは『Model Builder』。プラモデルの制作プロセスを体験できるシミュレーターだ。各工程はかなり細かく再現されているといい、それでいて完成したプラモデルは棚に飾ることが可能。発売時期は2020年第4四半期とかなり先であるが、ゲーム上で没入感たっぷりのプラモデルづくり体験を楽しめそうだ。

 

This Dead Winter

『This Dead Winter』では、プレイヤーは一匹のアカギツネとなり古代の森を冒険する。主人公のキツネは、この世界に生き残った数少ない動物だという。終わらない冬の続く凍える懸谷にて身をひそめるように暮らしていたが、ある日子ギツネが行方不明になってしまい、その捜索のために失われた文明の遺跡を訪れ、森の中心へと向かう。『This Dead Winter』のゲームプレイはメトロイドヴァニアから影響を受けているとのこと。新たなアビリティを獲得するごとに異なるエリアへと足を踏み入れ、またさまざまな障害を乗り越えたりパズルをこなすことになる(紹介記事)。

 

Mecha Knights: Nightmare

『Mecha Knights: Nightmare』は、カスタマイズ可能なロボットに搭乗し、クリーチャーを相手に戦うメカアクションシューティングゲームだ。舞台となるのは、第二次冷戦がピークを迎えた2049年。N.A.T.Oとロシア中国同盟間で全面衝突が起こりつつある中、突如悪夢のようなクリーチャーたちが現れ、終末戦争が幕を開ける。プレイヤーはN.A.T.Oのアメリカ人パイロットイーサンとして、世界が恐怖に苛まれ混沌に染まりつつある状況で、カスタマイズ可能なメカ「Mobile Armor」を駆り、人類生存のため戦うこととなる(紹介記事)。

 

Model Builder

ポーランドのインディースタジオMoonlitが、プラモデル制作シミュレーションゲーム『Model Builder』を開発中だ。PC(Steam)向けに2020年第4四半期発売予定で、コンソール版も計画しているという。『Model Builder』は、プラモデル制作の各工程を体験できるシミュレーションゲーム。自宅のデスクのようなバーチャル空間に各種ツールを並べ、パッケージからプラモデルのパーツを取り出して制作開始だ。ニッパーを使いランナーからパーツを切り離し、ヤスリでゲートを綺麗に処理。そして説明書に目を通しながら、パーツを接着して組み上げていく(紹介記事)。

 

FrostFall

https://www.youtube.com/watch?v=tgkRH5f6cgo&feature=emb_title

『FrostFall』はポーランドのゲームスタジオDRAGO Entertainmentが開発中の、一人称視点サバイバルアドベンチャーゲーム。文明が崩壊した20世紀ロシアが舞台となるポストアポカリプス作品だ。核ミサイルの発射指示を受けた主人公が数年の時を経て目を覚ますと、そこには亡くなった親友の姿があった。どうやら世界は崩壊したようだが、ミサイルを発射した張本人である主人公は生き長らえたようだ。そしてミサイル発射基地から出てみると、何者かから無線で連絡が入る。数少ない生存者たちが住まう、人類最後の拠点へ案内してくれるのだと。かくして、文明崩壊のボタンを押した主人公の生存劇が始まる(紹介記事)。

 

Sumerians

『Sumerians』はその名のとおり、「シュメール文明」をテーマとした都市運営シミュレーションゲームだ。メソポタミア南部を占めるバビロニアの南半分の地域。初期のメソポタミア文明とされる「シュメール」。『Sumerians』は、同地域および文明を題材にしたゲームだ。舞台となるのは紀元前三千年紀。プレイヤーはまず川の近くに小さな集落を構える。すると、市民たちが居住を構え、食べ物を育てて産出したり、それらを作るための露店を構えていく。寺院を作り神官を配置させ、新たな居住者を呼び込むために宗教評価を上げていく必要もある。農作物を作り食料を生み出す労働者には給料を払わねばならない(紹介記事)。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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