オープンワールドSF探偵シム『Shadows of Doubt』9月26日正式リリース&大型アプデへ。自動生成された都市で自由に事件調査する高評価ゲーム


パブリッシャーのFireshine Gamesは8月13日、現在Steamにて早期アクセスとして配信中の『Shadows of Doubt』について、9月26日に正式リリースすると発表した。同日には、V1.0として大型アップデートが配信され、それに先駆けて値上げも実施予定。ゲーム内は日本語表示にも対応している。

『Shadows of Doubt』は、探偵シミュレーションゲームだ。開発はColePowered Gamesが手がけている。本作の舞台となるのは超工業化社会によってディストピアとなってしまった1980年代の都市。プレイヤーはそこで暮らす私立探偵として、ガジェットを駆使して手掛かりを集め、難事件を解決する。

『Shadows of Doubt』の特徴は、都市や住人が自動生成され、プレイヤーが自由に捜査を実施できることだ。マップ構造だけでなく、住人の個人情報や趣味、関係性までもすべて自動で生成される。プレイヤーは法を遵守してもいいし、ピッキングや暴力などの不法行為に手を染めてもよい。サンドボックスとして作り込まれたSF犯罪都市を舞台に、さまざまな探偵体験ができるわけだ。

本作は2023年4月24日に、Steamにて早期アクセスとして配信を開始。同時接続プレイヤー数3500人以上を集める好調な滑り出しとなった(SteamDB)。以降、アップデートによるコンテンツ追加などが行われている。高い自由度といった本作のコンセプトも好評を集め、本稿執筆時点で9500件を超えるSteamユーザーレビューを獲得。うち91%が好評とする「非常に好評」ステータスを得ている。


このたび、本作の正式リリース予定日が9月26日となることが発表された。同日にV1.0大型アップデートも配信され、コンテンツも追加される予定だ。アップデート内容の詳細については、今後明かされていくとのこと。そして、現地時間8月23日には本作の値上げも実施予定。19.99ドルから24.99ドルへと値上げされるとのこと。本作は現在、日本国内向けには2300円で配信中。24.99ドルは現在の為替レートで3680円となるものの、Steamの計算レート上、もう少し控えめな価格となるかもしれない。

『Shadows of Doubt』はPC(Steam)向けに現在早期アクセスとして配信中。9月26日に正式リリース予定だ。同日には海外コンソール向けにも配信予定。現地時間8月23日には、Steam版の値上げを予定している。