リアル“顔”再現シム『HAELE 3D – Portrait Studio Pro』発表。表情・髪型・しわの数など自由自在、頭や顔の描き方を学べる


デベロッパーのIge Olwen氏は8月10日、『HAELE 3D – Portrait Studio Pro』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ストアページによると日本語に対応する。リリースは2025年第1四半期を予定している。

『HAELE 3D – Portrait Studio Pro』はアーティスト向けのリファレンスツールだ。本作内で作成された人の顔を利用し、顔や頭の描き方を学ぶことが可能。初心者から上級者まで、スキルを問わず幅広いアーティストに向けてデザインされているとのことで、さまざまな人の頭部を描く際に役立つツールになるだろう。


機能としては、顔のカスタマイズが可能で、プロポーションや肌の色、髪の毛などが変更できる。トレイラーを確認する限りでは、しわの多さや深さ、目の色なども細かく調整可能な模様。眉毛やひげはその生え方も指定できる。さらに、顔に当たる光がどうなるかを確認するための照明設定もある。人の顔がどのように見えるかをじっくりと観察し、参考にすることができるだろう。

本作は2025年第1四半期にリリースされる予定だが、9月2日には『HAELE 3D – Portrait Studio Lite』が登場する。「Lite」の名を冠する同作と『HAELE 3D – Portrait Studio Pro』を比較すると、「Pro」ではより多くのプリセットやヘアスタイル、ひげのスタイルが存在しているという。また表情の種類や環境オプションが含まれている。どれだけ表現にこだわりたいかによって「Lite」と「Pro」を選択することができそうだ。


本作を手がけるIge Olwenは、過去に『HAELE 3D – Feet Poser Pro』をリリース。足首から先の血管や骨格だけでなく、足紋まで再現されたリアリティの高さが話題になった(関連記事)。そんな人体のリアルな表現にこだわったツールの開発元が、今回は顔にフォーカスした描画ソフトをリリースすると発表したかたちだ。

『HAELE 3D – Portrait Studio Pro』はPC(Steam)向けに2025年第1四半期にリリース予定だ。また9月2日には『HAELE 3D – Portrait Studio Lite』がPC(Steam)向けにリリース予定。こちらは本稿執筆時点でデモ版が配信されている。