『Fate/Grand Order』にて水着イベント開始、8月28日からは“後編”も開幕へ。奈須きのこ氏執筆の大ボリュームストーリーが「奏章Ⅲ」として来る


FGO PROJECTは8月14日、『Fate/Grand Order』の最新情報を公開した。「水着イベント2024」と呼ばれてきた「BBプレゼンツ☆セレブサマー・エクスペリエンス! ~逆襲のドバイ~」が8月14日20時より開催。二部構成となっており、後編となる奏章Ⅲ「新霊長後継戦 アーキタイプ・インセプション」のシナリオは奈須きのこ氏が担当。後編は8月28日18時から開幕予定だ。

『Fate/Grand Order』は、ラセングルが開発・運営、TYPE-MOONの奈須きのこ氏が総監督などを務める、FateRPGである。本作の舞台は、人類が2017年で絶滅することが証明された世界。主人公は、人理継続保障機関・カルデアに所属するマスターだ。主人公はマスター候補中、数合わせとして呼ばれた素人に過ぎなかった。しかし、あるきっかけから人類最後のマスターとなり、過去の英霊をサーヴァントとして召喚。彼らと共に人類史を巡り、未来を取り戻す旅を繰り広げることとなる。要素としては、ターン制のバトルや、いわゆるガチャシステムなどが搭載。2015年のリリースよりアップデートが続けられており、季節ごとのイベントなども実施されてきた。


本作の公式生放送「カルデア放送局 ライト版 ~水着イベント2024~」では、まず「水着イベント2024」となる「BBプレゼンツ☆セレブサマー・エクスペリエンス! ~逆襲のドバイ~」の情報が明かされた。ストーリーとしては、本イベントでは、マスターたちがBBの提案によって2030年のドバイへ出発。洗練された街並みにて、水着に着替えて夏季休暇を過ごそうとする。街の中心で出迎えてくれたセレブ姿のBBによると、今までにない斬新なイベントも用意されているとのこと。カルデアとの通信が途絶しているなど、いろいろと気になることもありつつ、まずはドバイ観光が繰り広げられるようだ。

 


イベントの進行にあたっては、今回は幸せカウンターなる要素が存在しており、幸せカウンターの蓄積や日毎の開放によってメインクエストが進行可能になる。新規実装サーヴァントとしては、すでに公開されている3騎に加えて、★4(SR)テノチティトラン(ムーンキャンサー)、★4(SR)謎のヒロインXX[オルタ](フォーリナー)、★5(SSR)BBドバイ(ムーンキャンサー)が登場。★5(SSR)謎の代行者C.I.E.L(ムーンキャンサー)には、2種類の簡易霊衣も実装されるそうだ。なお「BBプレゼンツ☆セレブサマー・エクスペリエンス! ~逆襲のドバイ~」自体の参加条件は、冬木クリアとなっている。

 


続いて放送内では、2024年の夏イベントのシナリオが二部構成となっていることが明かされた。奏章Ⅲ「新霊長後継戦 アーキタイプ・インセプション」が後編となっており、シナリオ執筆は奈須きのこ氏が担当。オーディール・コール到達および水着イベントのクリアを参加条件に、前編・中編・後編の大ボリュームで、夏イベントから繋がるメインストーリーが展開される。

開催期間としては、前編となる「BBプレゼンツ☆セレブサマー・エクスペリエンス! ~逆襲のドバイ~」は8月14日20時から、10月2日12時59分まで実施。後編の奏章Ⅲは8月28日18時から、10月31日12時59分まで実施される。大ボリュームのイベントにあわせて、開催期間も長期間となっている。なお今まで公表されていた奏章Ⅲは、奏章Ⅳに変更。水着イベントの内容は、数か月後にメイン・インタールードへ追加予定となっている。配布サーヴァントの詳細は明かされていないものの、奏章Ⅲ「新霊長後継戦 アーキタイプ・インセプション」の後編で加入するとのことだ。

 


そのほか放送内では、第二部開発ディレクターのカノウヨシキ氏が改めてアペンドスキルの対応について謝罪(関連記事1関連記事2)。絆7以上に達した際に獲得できるサーヴァントコイン量の増加が、1か月以内に対応されることも明かされた。また放送内では、「FGO Expo ~Fate/Grand Order Fes. 2024 9th Anniversary~」で開催されたステージイベントを公式YouTubeにアーカイブとして残すことや、「カルデア・トレジャーハンティング」の公開スケジュールも明かされている。

『Fate/Grand Order』は、iOS/Android向けに配信中。「BBプレゼンツ☆セレブサマー・エクスペリエンス! ~逆襲のドバイ~」は開催中だ。