基本プレイ無料“街”オープンワールド『NTE』で始めるもうひとつの人生。「異象と働く、異常な日常。頼れる同僚兼かわいいマスコット、タギド」

「ヘテロシティ生活日記」第5回となる今回は、ヘテロシティの職場で共に働くキュートな同僚を紹介する。

Perfect World Gamesは7月3日から7月17日の間、『NTE: Neverness to Everness』のクローズドベータテスト「収容テスト」を実施した。本作の魅力をお伝えする「ヘテロシティ生活日記」第5回となる今回は、ヘテロシティの職場で共に働くキュートな同僚を紹介する。

NTE: Neverness to Everness』は、Unreal Engine 5で開発中のオープンワールドRPG。基本プレイ無料形式で配信予定。開発はHotta Studioが担当。現時点で告知されている対応プラットフォームは、PS5/PC/モバイルだ。

『NTE: Neverness to Everness』の舞台となるのは、異象(アノマリー)と人間が共存する大都市ヘテロシティ。記憶を失いヘテロシティに流れ着いた主人公は、ひょんなことから巻き込まれた異象事件を見事に解決。その異象に対する能力の高さを買われて、骨董品屋エイボンの異象ハンターとなり、ありとあらゆる異象に関する依頼を解決していく。

かわいくて有能、これがタギドだ!

ヘテロシティのアクティビティ情報をお届けしてきた当日記だが、本日は少々趣向を変えて職場のある同僚を紹介しようと思う。骨董品屋エイボンに所属する異象ハンターはみな優秀で人柄もよいが、その中でもタギドは別格だ。非凡な能力と前向きな性格に加えて、その愛らしい見た目は、日々過酷な業務に追われるエイボンにおける一服の清涼剤となっている。

タギドは、生物型の異象である「異骸」であると同時に、ヘテロシティの市民でもある。人間とコミュニケーションが可能で、かつ市民に危害を加えないことが保証されれば、異骸であってもヘテロシティの市民権を得ることができるのだ。そうして市民となった異骸は、異象の能力をヘテロシティのために使ってくれる、心強い味方となってくれる。

異象の言葉をきちんと理解できる主人公以外は、タギドの発言をなんとなくのニュアンスで捉えているようだ。

タギドの異象としての能力は、触れたものを分解して自分の知っているものに作り替えるというものだ。エイボンの整備士にふさわしい優秀な能力だが、一歩間違えれば危険な事故を起こしかねない強力な力でもある。そんな能力をもった異骸がヘテロシティの市民として生活していることに、不安を感じる方もいらっしゃるかもしれない。だが、人間とヘテロシティを愛する心優しい異骸である彼が、市民に危害を加えることは決してないと言い切れる。

ただし、異象のせいで一時的に小さくなった同僚たちをゴキブリと誤認した場合を除く。

恋愛にも全力!頑張れタギド!

元気いっぱい、ちょっと生意気なタギドは、エイボンのみんなの愛情を一身に受ける家族の末弟のような存在だ。そんなタギドに気になる女の子ができた時、エイボン全力をあげての協力体制が組まれたことがあった。

特にエイボンの凄腕執事であるアドレーさんの気合の入り方はすさまじく、デートのプランから告白ロケーションの設定、突然のトラブルへの対応など、彼の高い問題解決能力がいかんなく発揮されていた。

まあ、そのせいで肝心の意中の相手がアドレーさんに惚れてしまうという事態に陥ってしまうのだが……。

元気を出せタギド!いつかきっといい出会いがあるはずだ!

失敗しても、学べばいい!いいぞタギド!

人の気持ちにしっかりと寄り添える優しさをもつタギドだが、世の中のことについてはまだまだ勉強中の身だ。そのことが顕著に表れたのが、「レクイエム」という異象ハンターに纏わる誤った情報がヘテロシティのSNS上に流れ、彼女が謂れのない非難を受けてしまうという事態が発生した時だ。市民の感情を逆なでしないように、誤情報の原因である異象を無力化するまで異象管理局は公的な発信を控えていた。

ところがレクイエムの冤罪を晴らしたかったタギドは、なんと炎上中のSNSに単身突撃。そのハンターを疑う書き込みをすべて削除するなどの暴走の末、結果として炎上を加速させてしまう(ついでにタギドのSNSアカウントはペナルティを受ける)。

事態を悪化させてしまったことを悟ったタギドは反省し、仲間たちと共に原因となる異象を討伐することを決意。異象が倒されるまでの過程をネットに生配信し、無事にハンターの無実を証明した。

一度は間違いを犯してしまったかに見えたタギドだったが、結果的にはレクイエムの評判も街の安全も守ることに成功した。えらいぞタギド!

エイボンのみんなは家族!泣けるぞタギド!

そんなタギドがなぜエイボンに加わったのかは詳細には語られていないが、ほかのメンバーがエイボンに入居した時にはすでに建物内に住み着いていた様子。そこからどのようにエイボンに加入したかは不明だが、現在ではエイボンの仲間たちを家族のように大事に思っていることは間違いない。

たまには喧嘩もするけど、タギドにとってエイボンは大切な居場所のようだ。

一概に異象と言っても、人間への悪意から害を為すものから協力的なもの、単に制御不能なものなど、さまざまなものが存在する。そんな異象をすべて排除するのではなく、共存できる異象は受け入れて発展していくヘテロシティでは、まさに『「異常」に面白い「日常」』が実現している。

NTE: Neverness to Everness』はPC/PS5/モバイル向けに基本プレイ無料で配信予定だ。

Daijiro Akiyama
Daijiro Akiyama

ゲームをすることと、ゲームの話をしたり聞いたりすることが同じぐらい大好きです。

記事本文: 95