「Steamウィンターセール 2022」お買い得セガタイトルまとめ。初セール『ソニックフロンティア』『初音ミク MEGA39‘s+』40%オフなどおすすめゲーム並ぶ

Steamウィンターセールのセガタイトルまとめ。セガの人気タイトルの割引率や価格をチェック。

Steamにて12月23日、毎年恒例の大型セール「ウィンターセール」が開始された。期間は2023年1月6日午前3時まで。日本のメーカーとしてはセガも参加しており、同社の数多くのPCゲームがお買い得価格となっている。目玉タイトルは、今年11月に発売された『ソニックフロンティア』だ。本稿では同作を含め、セール対象となっているセガの注目タイトルを紹介する。

『ソニックフロンティア』


・ソニックフロンティア(4612円/30%オフ/ストアページ
・ソニックマニア(486円/75%オフ/ストアページ
・ソニックオリジンズ(2194円/50%オフ/ストアページ
・チームソニックレーシング(822円/75%オフ/ストアページ

まずはセガを代表する『ソニック』シリーズから見ていこう。新作『ソニックフロンティア』がセール初登場となった。本作は、オープンゾーンと呼ばれるオープンワールド風のフィールドが採用されたことが大きな特徴。古代文明が眠る未知の島々を舞台に、全方位へのハイスピードゲームプレイと共に、敵とのバトルや謎解きなどを楽しめる。フィールドにはスプリングやレールなどのギミックが各所に配置され、また横・奥スクロールで駆ける電脳空間というスピードランが楽しめるエリアも存在し、従来の『ソニック』らしい要素との融合も注目だ。本作は、ゲームモードやプレイアブルキャラクターなどの追加が今後予定されている。

『ソニックオリジンズ』も、今年発売の作品であり注目だろう。『ソニック』シリーズの原点となった『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』『ソニックCD』『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』『ソニック・ザ・ヘッジホッグ3&ナックルズ』の4タイトルをリマスターして1本にまとめた作品だ。16:9画面対応や、ゲームモード・システムの追加などの新要素が導入されている。

『龍が如く7 光と闇の行方 インターナショナル』


・龍が如く0 誓いの場所(972円/75%オフ/ストアページ
・龍が如く 極(644円/70%オフ/ストアページ
・龍が如く 極2(986円/70%オフ/ストアページ
・龍が如く3(763円/65%オフ/ストアページ
・龍が如く4 伝説を継ぐもの(763円/65%オフ/ストアページ
・龍が如く5 夢、叶えし者(763円/65%オフ/ストアページ
・龍が如く6 命の詩。(763円/65%オフ/ストアページ
・龍が如く7 光と闇の行方 インターナショナル(2306円/65%オフ/ストアページ


『龍が如く』シリーズは、Steamではリメイク・リマスター版を含むかたちで、ナンバリング作品を中心に網羅されている(『龍が如く7 光と闇の行方 インターナショナル』以外は英題の『Yakuza』シリーズとして配信中)。現時点での最新作『龍が如く7 光と闇の行方 インターナショナル』では、新主人公である春日一番が、横浜・伊勢佐木異人町を舞台に仲間たちと共に成り上がり、巨悪を打ち砕く。本作では、喧嘩アクションとRPGコマンドシステムを融合した“ライブコマンドRPGバトル”が導入。攻撃や回復、補助などの技を選択しながらダイナミックな乱闘を楽しめる。なお春日一番は、2024年発売予定の『龍が如く8』でも主人公のひとりを務める予定。

本シリーズに初めて触れる方であれば、歴史を順に辿りながらプレイするのも良いかもしれない。シリーズ1作目よりも過去が描かれた『龍が如く0 誓いの場所』は、桐生一馬と真島吾朗のダブル主人公としたアクションアドベンチャーゲーム。神室町の大規模再開発計画の利権を巡って東西の巨大極道組織の抗争へと発展していくなか、利権の鍵を握る「カラの一坪」と呼ばれる、たった一坪の空き地の存在によりふたりも巻き込まれ、運命を大きく揺り動かしていく。好景気に沸くバブル時代という背景があり、不動産経営やギャンブル、歓楽街のプレイスポットなど、金を稼ぎ消費する要素もふんだんに盛り込まれている。

『LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶』


・JUDGE EYES:死神の遺言 Remastered(2235円/25%オフ/ストアページ
・LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶(4386円/30%オフ/ストアページ


『JUDGE EYES:死神の遺言 Remastered』は、木村拓哉氏を主人公に迎え話題となったリーガルサスペンスアクションゲームだ。『龍が如く』シリーズの開発陣が手がけ、同シリーズと世界観を共有していることも特徴のひとつ。木村氏演じる元弁護士で探偵の八神隆之は、東京・神室町で起こった猟奇殺人事件に関する証拠集めの仕事を依頼されたことをきっかけに、その事件の渦中に引き込まれていく。本作では、特定人物の尾行や聞き込みなどの調査アクションのほか、『龍が如く』シリーズ譲りの爽快なバトルアクションや、豊富なプレイスポットの存在も魅力となっている。

そして続編の『LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶』では、舞台に横浜・伊勢佐木異人町が追加され、また新たな事件が描かれる。現役警察官への裁判をきっかけに、ある殺人事件にその人物が関わった復讐劇の疑いが浮上。調査を依頼された八神は、公安や検察、半グレ組織も事件に引き寄せられてくるなかで真相を追う。本作では、調査に役立つ多彩な探偵ガジェットが新たに登場。行動範囲を大きく広げるアスレチックアクションや、バトル中にいつでも複数のバトルスタイルに変更できる要素なども導入された。

『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』


・ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールド(1788円/40%オフ/ストアページ
・ペルソナ4 ザ・ゴールデン(1386円/30%オフ/ストアページ
・ペルソナ5 ザ・ロイヤル(5374円/30%オフ/ストアページ
・ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ(3192円/60%オフ/ストアページ


『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』は、2016年発売のジュブナイルRPG『ペルソナ5』に追加要素が導入され、DLCも初期収録されたいわゆる決定版だ。都内の学校に編入した主人公は、ある事件をきっかけにペルソナ使いとして覚醒。昼間は学校にて授業を受けたり、文化祭や修学旅行に参加したりと学生ライフを送る。そして放課後は、仲間たちと結成した“心の怪盗団”として、歪んだ欲望を抱く腐った大人たちを改心させるべく暗躍する。パレスと呼ばれる心の世界を舞台に、自身の分身であるペルソナや、仲間とのコンビ技などを駆使してバトルを展開し、最深部に眠るオタカラをゲットするのだ。

『ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールド』は、『ペルソナ』シリーズのなかでは異色の2D対戦格闘アクションゲーム。アークシステムワークスが開発を担当しており、格闘ゲームとしてのクオリティの高さのほどは、Steamのユーザーレビューでの「圧倒的に好評」ステータスが物語っている。また、キャラクターとペルソナの連携コンボやボコスカアタックなど、同シリーズならではの要素も存在。ストーリーモードでは、『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』のその後の物語が描かれている。ちなみにSteam版『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』では、クイックセーブ機能やアルバム機能などを追加するアップデートが、2023年1月19日に配信予定だ。

『ベヨネッタ』


・ベヨネッタ(547円/75%オフ/ストアページ
・VANQUISH(547円/75%オフ/ストアページ


プラチナゲームズが手がけ、セガが販売する人気アクションゲームもセール対象だ。『ベヨネッタ』は、今年最新作が発売され話題となった同シリーズの原点となる作品。主人公の魔女ベヨネッタが、自らの失われた記憶にまつわる手がかりを求めて戦う。両手と両足に装備した武器による銃撃や近接攻撃でのスタイリッシュなアクションが魅力で、自身の髪に魔の物を宿して操る大技ももつ。新たな武器をアンロックして装備をカスタマイズしたり、多彩に用意された技を習得したりといった要素も存在。また、のちの作品にも繋がる、混沌界・魔界・天界で構成される多元宇宙を舞台にした奥深い物語は、ファンによる考察の対象にもなっている。

『VANQUISH』は、米国51番目の州であるスペースコロニーを舞台にしたシューティング・アクションゲーム。テロリストにより占拠されたスペースコロニーの設備が大量破壊兵器と化し、主人公のサムは米軍とともにコロニーの奪還計画に参加する。ゲームプレイはTPSのカバーシューターをベースとし、最大3種類までの銃を同時に装備可能。手にする銃が変形し、性能を変化させることができる。また、サムが身につけている新型バトルスーツARSによる高い機動力や近接攻撃も活躍。ブーストで戦場を高速で駆け巡るアクションは、本作の大きな特徴となっている。

『ソウルハッカーズ2』


・ソウルハッカーズ2(5432円/45%オフ/ストアページ
・ぷよぷよテトリス 2(962円/75%オフ/ストアページ
・たべごろ!スーパーモンキーボール 1&2リメイク(2194円/50%オフ/ストアページ
・真・女神転生III NOCTURNE HD REMASTER(2241円/55%オフ/ストアページ
・初音ミク Project DIVA MEGA39’s+(2574円/40%オフ/ストアページ


ほかにも、上に挙げたような作品がセール中だ。『ソウルハッカーズ2』は、『真・女神転生』シリーズにSFの世界観をミックスしたスピンオフ『デビルサマナー ソウルハッカーズ』の後継作として、新たなコンセプトが導入されたRPG。世界が人知れず崩壊の危機にある近未来を舞台に、人の世を見守る人智を超えた存在Aionのリンゴとフィグが、ダンジョンを探索し、悪魔を召喚して敵と戦う。悪魔の合体や、召喚に使うガジェットCOMPの改造、またバーやアジトでの仲間との交流などの要素も用意されている。なお本作に対しては当初、ゲームプレイのテンポ感についてユーザーから不満が寄せられていたが、改善パッチにてダッシュ機能やバトル高速モードなどが追加された。

『たべごろ!スーパーモンキーボール 1&2リメイク』は、おサルが入ったボールを転がし、アイテムを獲得しながらステージのゴールを目指すアクションゲーム。シリーズ20周年を記念し、『スーパーモンキーボール』『スーパーモンキーボール2』『スーパーモンキーボール デラックス』の3タイトルをフルリメイクしてまとめた作品だ。新要素としておサルカスタマイズ機能や、新ゲームモードが追加されている。

『TEMBO THE BADASS ELEPHANT』


HUMANKIND(2794円/50%オフ/ストアページ
ENDLESS Space 2(995円/75%オフ/ストアページ
TEMBO THE BADASS ELEPHANT(370円/75%オフ/ストアページ


最後に、日本語非対応ながら注目のタイトルも紹介しておこう。『HUMANKIND』は、4Xゲーム開発に定評のあるセガ傘下のAmplitude Studiosが手がけたストラテジーゲーム。新石器時代から近代まで60の文明を組み合わせ、人類史の物語をいちから書き換える作品だ。指導者として歴史上の出来事に向き合い、道徳的選択をおこない、また戦闘に勝利し名声を築きながら世界に影響を及ぼしていく。最大8人でのマルチプレイにも対応する。

『TEMBO THE BADASS ELEPHANT』は、『ポケットモンスター』シリーズの開発元として知られるゲームフリークが手がけた横スクロールアクションゲームだ。戦場と化した都市を舞台に、特殊部隊に属する象のTEMBOが悪の軍隊に立ち向かう。巨体を活かしたド派手なアクションが特徴で、敵やオブジェクトを蹴散らし、人質を救出しながらステージのゴールを目指す。

Steamのウィンターセールは、2023年1月6日午前3時まで開催中。セガからは、本稿で紹介したもの以外にも多数のタイトルがセール対象となっており、またDLCやバンドル版もお安くなっているものがある。Steam内のセガのパブリッシャーページから是非チェックしてみてほしい。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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