『League of Legends』新クライアントがリーク。まもなくアルファテスター招待を開始予定
『League of Legends』の新しいアルファ版クライアントが流出し、ユーザーの手によって実際に動作している画面が動画として公開された。昨年末のプレシーズンでの告知において、クライアントを一新する旨の発表は既に行われていたが、スクリーンショット以上のものが外部の目に触れたのはこれが初めて。
流出したアルファ版クライアントは「League Client Update Alpha」と呼称されているもの。2016シーズン中に、Lv30に到達済みのアカウントからアルファテストの参加者を選定する予定とされていた。
アルファ版クライアントの動画を見ると、ユーザーインターフェースが現在のクライアントから一新されているのがわかる。デザイン面とは別に技術面としては、現在のクライアントではAdobe AIRが使用されているが、新クライアントではAdobe AIRを使わないプログラムになるとされている。今回流出したアルファ版クライアントはこの後、サーバーから接続が拒否される形で使用不能となったようである。
リークを受けてRiot社員であるCapnBranFlakes氏が3月6日にRedditおよび公式ボードへ書き込んだ内容によると、アルファ版クライアントは現在社内テスト中であり、プレイヤーが参加するアルファテストの準備を進めている最中であるとのこと。アルファテストの開催は近々を予定しており、週明けにいくつかの情報を公開するともしていた。
そして週明けの3月8日、PBE(Public Beta Enviroment)のプレイヤーの一部を対象に、アルファ版クライアントのテスター招待が行われることが発表された。テスターとして選ばれたプレイヤーにはメールが送られ、数週間にわたってアルファ版クライアントがダウンロード・使用可能となる。テスターの選定基準としては、通常サーバーとPBEのアカウントを認証によって結びつけており、ミドル~ハイスペックマシンを使用しているプレイヤーから、ごく少数が選ばれるとのこと。またアルファ版クライアントで試すことができるキューはARAM(ランダムミッド)のみとなっている。これはサモナーズリフトよりも画面の動きが少ないためとされている。アルファ版クライアントでは未完成の部分もあるものの、ロビーに入ってキューを入れ、チャンピオンセレクト画面でサモナースペルやルーン・マスタリーの選択を行い、試合結果画面を見るという全ての体験が新しく作りなおされ、アップデートされているとのことだ。
テスター招待メールの送信は来週~再来週を予定しているとのこと。PBEアカウントを持っている向きは、通常サーバーとのアカウント認証を済ませておくと、ひょっとしたらテスター招待メールが届くかもしれない。質問・意見等のフィードバックがあれば、公式ボードに書き込むとよいだろう。