『League of Legends』を開発・運営するRiot Gamesは、現地時間11月11日をもって2015年のRanked Seasonを終了することを告知。翌12日のメンテナンス明けから2016年のプレシーズンが開始となる。
また、恒例のハロウィンイベントが開催されており、限定コンテンツが販売中。新スキンのティーザーサイトも公開されている。「リーグ・オブ・レジェンド」公式Facebookでは、先月に募集が行われたファンアートコンテストの結果が発表された。
2015 Ranked Season終了
2015年のRanked Seasonは11月11日24時をもって終了し、最終Divisionによるシーズン褒賞が決定される。2015シーズン終了にともなって、特設サイトではシーズン褒賞の詳細が案内されており、Gold以上のDivisionに到達したプレイヤーはSivirの限定スキン「Victorius Sivir」を獲得できる(Sivirを所持していない場合は同時に配布)。
ほかにも、確定したDivisionによって異なるサモナーアイコンや、プロフィール画面の特殊装飾、ローディング画面のボーダー装飾などが獲得できる。また、Ranked Teamをプレイしていた場合には、獲得したポイントによって限定ワードスキンが配布される。
2015 Ranked Season終了日時は、「各サーバーの現地時間で11月11日24時」となっているため、世界各地のサーバーによって終了時刻が異なる。北米や台湾、シンガポールなどのサーバーでプレイしている向きは、日本時間での締め切り時刻を確認されたい。
プレシーズン開始
2015 Ranked Season終了後の11月11日深夜より、Patch 5.22のメンテナンスが告知されており、このメンテナンスをもっていよいよプレシーズンが開始するものと思われる。プレシーズンにはゲーム内外の大幅な刷新が行われる。
参考記事:
【UPDATE】『League of Legends』プレシーズン2016の変更にて、マークスマンの大規模アップデートを予定。6体のマークスマンは大幅に変更
Riot Games、『League of Legends』2016シーズンに向けたシステムの大変更を告知。ソーシャル機能の強化やクラフトシステムなど
ハロウィンイベント開催中、ストーリー展開や限定コンテンツ販売
毎年行われているハロウィン時期のイベント「Harrowing」が今年も開催中。期間限定コンテンツが販売されている。今年のハロウィンのテーマは「Zombie Slayer」。ゾンビをチェーンソーや銃で殺戮して回る様子を描いたホラー映画がフィーチャーされており、限定新スキン「Slayer Jinx」「Zombie Nunu」「Slayer Pantheon」を描いた映画ポスター風のアートが看板となっている。
過去のハロウィンイベントで限定販売されたスキンやワードスキンの再販のほか、まとめ買いがお得なバンドルも販売中。イベント期間の16日まではミステリーギフトでレガシースキンが出る確率も2倍に設定されている。
イベントに先行して公開されたストーリー特設サイト「Shadow and Fortune」では、LoLの世界での「Harrowing」(=ハロウィン)が描写されている。海に関連したチャンピオンたちの出身地「Bilgewater」近海にある死者の島「Shadow Isles」。このShadow Islesからは毎年決まった時期に「Black Mist(黒き霧)」が海上へと流れ出し、Bilgewaterまで到達して人々を襲う。この災禍に立ち向かうBilgewaterと、人々に恐怖を撒き散らすShadow Islesのチャンピオンたちが描かれるストーリーとなっている。これに際してShadow Islesに関連したチャンピオン(Hecarim・Karthus・Kalista・Mordekaiser・Thresh)の設定も新しいものに書き換えられている。
Tristanaの新スキンティーザーサイトが公開
新スキンのティーザーとおぼしきサイト「Dragon Trainer’s Field Guide」が11月10日に公開された。ティーザーサイトでは、マークスマンチャンピオンのひとり「Tristana」が小さなドラゴンを訓練し手なづけていく様子が描かれており、Luluのスキン「Dragon Trainer Lulu」のシリーズスキンが出るのではないかと思われる。発売時期や価格等は明らかになっていない。
ファンアートコンテストの結果が発表
『リーグ・オブ・レジェンド』日本公式Facebookにて、先日行われたファンアートコンテストの結果が発表されている。指定されたテーマ「秋」を描いた様々なファンアートが集まったようだ。
最優秀賞に選ばれたのはビビコさんの「Autumn party!」。秋の深まる森の中でチャンピオンたちがたき火を囲みながら焼き芋を食べるという、ほのぼのとしたイラストだ。
他にも優秀作品として、lovelikep0pさん・fumoeさん・MizoreAmeさん・feuilleさんらが制作したファンアート作品が紹介されている。
日本発のLoLファンアート作品は既に海外からも注目されており、日本サーバー稼働でさらにプレイヤー人口が増えれば、このようなファンアートがさらに多く見られるようになることだろう。
今月注目の海外大会
世界大会が10月31日に終了した後、1週間も経たずに海外の競技シーンは動き出している。今月注目の海外プロトーナメントを紹介しよう。
韓国で11月6日より開催されているのは「KeSPA Cup」。世界大会帰りのSKTやKOO Tigersといった強豪チームも参加する大会だ。世界大会準優勝のKOO Tigers(現在はスポンサーがいないためチーム名は「Tigers」)がノックアウトステージ前に敗退するなど、波乱万丈の展開となっている。この大会の優勝チームは、12月に開催される国際大会「IEM Cologne」の出場権を得る。
11月26~29日には、「International Wildcard All-Star」が行われる。これはオセアニア・東南アジア・ブラジル・トルコ・日本・ラテンアメリカ・ロシアの7地域から、それぞれの地域リーグのオールスターチームが出場する国際大会で、通常のサモナーズリフトでの試合だけでなく、1対1をはじめとする特殊モードでの試合も行われる。この大会で優勝したオールスターチームは、12月にロサンゼルスで開催される世界規模のオールスター大会に出場できる。AUTOMATONでは、今年のオールスターイベントについて、今後も様々な情報をお知らせしていくつもりだ。
11月21~22日には「IEM San Jose」が開催される。ヨーロッパからは「Origen」「Fnatic」、北米からは「Counter Logic Gaming」「Team SoloMid」、韓国から「Jin Air Green Wings」、中国から「LGD Gaming」、計6チームが招待されて腕を競い合う国際大会だ。世界大会終了後、メンバーチェンジを表明したチームも多く含まれており、来シーズンに向けどのようなメンバーで出場するのかが注目ポイントのひとつとなっている。