TGS2025にて『ストリートファイター6』のプロゲーマーたちと挑戦者6名が激突、熱狂の激戦繰り広げる。G TUNE × DFMコラボレーションPCもお披露目

株式会社マウスコンピューターは9月27日、東京ゲームショウ2025にて【G TUNE ×『ストリートファイター6』 DetonatioN FocusMe 組手】を開催した。そこで繰り広げられた激闘についてお届けしたい。

株式会社マウスコンピューターは9月27日、東京ゲームショウ2025のG TUNE・NEXTGEARブースにて【G TUNE ×『ストリートファイター6』 DetonatioN FocusMe 組手】を開催した。本イベントではDetonatioN FocusMe(以下、DFM)に所属する『ストリートファイター6』のプロゲーマーGO1氏、竹内ジョン氏が、会場から選ばれた合計6名の挑戦者たちと『ストリートファイター6』で対戦。見事プロゲーマーに勝利すると、勝者には両氏の直筆サイン入りDFMユニフォームがプレゼントされる企画となっており、挑戦者たちも熱が入っているようだった。本稿では、G TUNE・NEXTGEARブースにて繰り広げられた激闘についてお届けしたい。

また、今回の対戦では株式会社マウスコンピューターが手がけるG TUNEブランドのPCが使用されている。G TUNEブランドはゲーミングシーンの拡大による新たな需要に応えるため「ゲーミングシーンを共に、前に。」という声明と、3つの目標を掲げ2025年1月にリブランディング。ロゴデザインも「G TUNEらしさ」を残しつつも、誰もがプロフェッショナルになれる時代に合わせて進化し続けるブランドの姿を表現する新しいものに変更されている。

さらに、2025年7月にはG TUNEのミニタワーケースもリニューアル。フルタワー・ミニタワーともに「ハイスペック」「プロに応える」「ゲームを愛するすべての人を応援」というポリシーのもと、新たな姿への生まれ変わりを果たしている。そのうえ、3年間の無償保証が付いており、すべてのユーザーが長く安心して遊べるPCになっている。

上記の説明を受けGO1氏、竹内ジョン氏は「パワフルなスペックを持つうえ、保証が手厚いのは素晴らしい」「プロゲーマーに限らず、すべてのゲーマーへのリスペクトを感じます」とそれぞれコメント。さて、いよいよ対戦会が始まるというこのタイミングで、ブースのステージ上にG TUNEとDetonatioN FocusMeのコラボレーションPCが登場した。

こちらのコラボPCは、競技シーンでも最高のパフォーマンスを発揮できるよう、プロ自らがスペック面の監修をおこなっているとのことだ。スペック面だけでなく、デザイン面もしっかりとプロゲーミングチームDFMと所属プロゲーマーが監修。G TUNEのイメージカラーは赤だが、DFMのイメージカラーである、青を基調としたカラー、通称DFMブルーがイルミネーションパーツなどでしっかり再現されているとのことだ。くわえて、側面のガラスパネルにはチーム名が記載されている。先日の新製品発表記事でも触れられたように、本モデルにもガラスパネルを採用することで、メンテナンス性が向上していると思われる。

コラボレーションPCの特典ノベルティの内容は、限定ユニフォームデザインのアクリルキーホルダーやDFMのロゴがデザインされたオリジナルステッカーになるとのこと。そしてさらに、コラボレーションPCには限定オリジナル壁紙も付属。こちらもDFMブルーや、DFMもうひとつのクラブカラーである黒、そしてG TUNEイメージカラーの赤も垣間見える。G TUNEとDFMのコラボレーションらしい壁紙に仕上がっている印象だ。

また、コラボレーションPCの発売時期は2025年11月を予定している。DFMファンのユーザーはもちろん、競技シーンでも通用するようなハイスペックPCを求めるユーザーはぜひ本製品をチェックしてみてほしい。

コラボレーションPCのお披露目・発売時期発表も済んだところで、いよいよ挑戦者との対戦が開始。1試合目はGO1氏の操る春麗VS挑戦者のラシードという組み合わせとなった。1試合目の挑戦者はGO1氏の大ファンということで、「戦えることが嬉しい、胸を借りるつもりで頑張る」とコメントしていた。試合序盤は挑戦者が押していたものの、GO1氏が硬いガードで挑戦者の攻めを真っ向から受け切り勝利を収めた。

2試合目は竹内ジョン氏の操るジェイミーVS挑戦者のA.K.I.が対戦。挑戦者側が竹内ジョン氏を壁際に追い詰めてから、対空を成功させ1ラウンドを先制するも、竹内ジョン氏が怒涛の攻めを展開し、2ラウンドを連続勝利。来場者にプロの底力を見せつけた。

圧倒的なプロの強さを見たMCの蒼汁氏が「ちなみに、今回プロ2人が全試合に勝利した場合、サイン入りユニフォームは1着も配られないことになりますよ」とコメントしていたが、竹内ジョン氏は「そう簡単には渡しませんよ」とコメント。「サービス精神というものはないんでしょうか」というやり取りで会場には笑いが巻き起こっていた。

その後も最高MR2234の強豪プレイヤーや、完全自作のアーケードコントローラーを持ち込むプレイヤー、プレイ時間3000時間のプレイヤー、残念ながら体調不良により本イベントへの参加が叶わなくなってしまったDFM所属のストリーマー・なるお氏を見て育ったというプレイヤーまで、さまざまな挑戦者が次々とプロ2名に挑んでいった。1ラウンド先制する・体力をほぼ1ミリまで削るなど、挑戦者側が意地を見せたものの、やはりプロの壁は高く、GO1氏・竹内ジョン氏の完全勝利で対戦会は幕を閉じた。

イベントの結果としてはプロ2人が挑戦者6人に完全勝利という形で終了したものの、挑戦者たちからは「挑めてよかった」という感想が多かった。敗北して悔しい気持ちがありつつも、第一線で戦うプロゲーマーと試合ができたという喜びを感じている様子だった。

先述したとおり、「プロを追い詰めたものの惜しくも敗れる」という内容の試合も数多くあり、見ごたえのあるステージになっていたため、試合内容に興味のある方はぜひマウスコンピューター公式Youtubeライブ配信アーカイブもチェックしてみてほしい。

余談だが、プロが完全勝利を収めたため、イベントの最後にはサイン入りユニフォームを賭けたジャンケン大会が開催された。筆者もメディアパスを首に下げながら何食わぬ顔で参加したが、初戦であっさりと敗北したことはそっと胸にしまっておくことにしたい。

現在マウスコンピューター公式サイトの東京ゲームショウ2025特設ページでは出展ブースやイベント情報のほか、注目モデルの詳細を確認することができる。9月30日までの期間中は東京ゲームショウ2025への出展を記念したセットモデルが最大7万円引きになるセールも開催中。 また、本稿にて紹介したG TUNEとDetonatioN FocusMeのコラボレーションPCは2025年11月発売予定。

Yusuke Oizumi
Yusuke Oizumi

どんなジャンルも遊びますが、アーケードゲームとローグライクが特に好き。中毒性の高い作品を与えると喜びます。

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