『Escape from Tarkov: Arena』でSasatikk氏など人気ストリーマーと、“ガチ本気の開発チーム”が激突。ゲーミングPC「G TUNE」&周辺機器を揃えたストリーマーチームの勝敗は
マウスコンピューターは9月26日、東京ゲームショウ2025にて【G TUNE ×「Escape from Tarkov: Arena」プレイイベント】を開催した。白熱のバトルの様子と行方をお届けする。

株式会社マウスコンピューターは9月26日、東京ゲームショウ2025のG TUNE・NEXTGEARブースにて【G TUNE ×「Escape from Tarkov: Arena」プレイイベント】を開催した。本イベントでは、G TUNEの製品を用いてストリーマーチームが『Escape from Tarkov: Arena』(以下、Arena)をプレイする。そんなストリーマーチームの前に立ちふさがるのは、なんと『Escape from Tarkov』(以下、Tarkov)開発陣だ。本稿では、その白熱のバトルの様子と行方をお届けする。
ストリーマーチームにはSasatikk氏を始め、ゲーム実況グループ「三人称」のドンピシャ氏、ぺちゃんこ氏、鉄塔氏が参加したほか、『Escape from Tarkov: Arena』および11月15日に正式リリースを控えた『Escape from Tarkov』のグラフィックデザイナー及びUI/UXデザイナーであるDenis Ponomarev氏(以下、Denis氏)も助っ人として参加した。

そんな『Arena』での大一番にて、ストリーマーチームはG TUNEブランドの提供を受け、同ブランドのデバイスを使用する運びとなっている。
G TUNE FG-A7G80(TGS出展記念モデル)
G TUNE ラピッドトリガーキーボード 型番:GMK82
G TUNE ワイヤレスゲーミングマウス 型番:G38
G TUNE ゲーミングヘッドセット 型番:SHP-177BK
G TUNE オリジナルマウスパッド 型番:Alpha cell Hard -L/ Alpha cell Hard-M


G TUNEブランドはゲーミングシーン拡大による新たなニーズに応えるべく、2025年1月にリブランディングを実施。「ゲーミングシーンを共に、前に。」のキャッチコピーと共に、「ゲーミングシーンを盛り上げるための3つのMISSION」を掲げている。


変更された新たなロゴは、誰もがプロフェッショナルになれる時代に合わせて進化し続けるブランドの姿を表現しているとのことだ。さらに、このリブランドに合わせてフルタワーモデルがデザインを一新。また、リニューアル半年後の7月にはミニタワーモデルもリニューアルデビューを果たしている(関連記事)。
本イベントでは、そんなリニューアルされたG TUNEブランドのうちのフルタワーモデルG TUNE FG-A7G80(TGS出展記念モデル)が使用された。CPUにはインテル Core Ultra 7 プロセッサー 265Kを搭載。グラフィックスカードにはNVIDIA GeForce RTX 5080を搭載するハイエンドマシンだ。


本イベントでプレイすることとなる『Arena』に関して、Sasatikk氏は「ワンプレイが軽くカジュアルな形で『Tarkov』の戦闘を体験できるので、練習に使う人も多い」とコメント。また、『Arena』の報酬が『Tarkov』本編で役に立つことも重要視しているようだ。ドンピシャ氏も、「タルコフならではの動きに慣れるまで苦戦しましたけど、慣れてくるとよりリアルな戦闘が楽しい」と述べた。
そんな『Arena』について、前日には「ニキータ」の名で親しまれている開発元Battlestate Gamesの代表Nikita Buyanov氏もブースを訪れており、「(『Arena』を)いっぱいプレイしていっぱいやられてください」とコメントしたという。『Arena』は、やられ続けて少しずつ強くなるという『Tarkov』の醍醐味を味わえるタイトルとなっている。
日本での『Tarkov』公式サバゲ―にも参加するなど、同じく日本で親しまれているDenis氏にも質問は及んだ。Denis氏は開発のさなかにも『Arena』のプレイを継続しているそうで、「毎日3時間やっています。セミプロの試合に2回参加したこともあり、このゲームの大ファンです」とコメント。普段から本作に慣れ親しんでいるだけに、その腕前に期待がかかる。

ただ、そんなDenis氏が漏らした「(開発者チームは)とても強い」という発言を受け、ストリーマーチームには緊張が走る。不安と期待が高まる中、いよいよバトル開始。今回の舞台に選ばれたマップ「BOWL」は入り組んだ地形であり、スポーンからしばらくは敵を視認することはない。ストリーマーチームは接敵に備え、まずは慎重に歩を進めるようだ。ところが、そんな静寂を切り裂くような突然の爆発がSasatikk氏を襲う。爆風の直撃を受けた同氏は一発でダウンを奪われ、ストリーマーチームのメンバーは動揺を隠せない。開発者チームは、その姿も見せないままに1キルを奪ったのだ。

倒されたSasatikk氏によれば、これはまぐれではなくキルを明確に狙っての行動とのこと。つまり、開発者チームはお互いのチームのスポーンから初動までの地形を完璧に知り尽くして動きを想定しており、それを利用したグレネードのピンポイント爆破、いわゆる「神グレ」を見事に成功させたというのだ。経験豊富なSasatikk氏を失い出鼻をくじかれたストリーマーチームはその後も徐々に押されてしまい、最後まで生き残り奮闘を見せたぺちゃんこ氏もルールを巧みに利用する開発者チームに追い詰められてキルされてしまう。

その後も開発者チームはその知識とやり込みから来る手加減一切なしの圧倒的なプレイを見せる。ストリーマーチームも場面場面での善戦を見せるも、ラウンドを取り続ける開発者チームを止めることができない。一手ずつ確実に相手を抑え込み続け、有利と見るや突如として相手に飛び込むその戦法は、見ているこちらも恐ろしさを感じるものだった。勝敗が覆らないまま、結果は0-5で開発者チームのストレート勝利。ストリーマーチームのメンバーは悔しさを覗かせたものの、開発者チームの高度なチームプレイを前にある種の清々しさを感じているようにも見受けられた。

Sasatikk氏は「人数配分をどうやって相手を囲うか、普段からプレイしている上手い人たちのプレイを感じた」と語り、ドンピシャ氏も「デバイスがよかっただけにめちゃめちゃ悔しい。何もできていないような感じだった」とコメントした。一方のぺちゃんこ氏は「圧倒されたというその一言に尽きるんですけども、まあワタクシなんだかんだで3キルでチームトップということで……」とコメントし、会場の笑いを誘った。
鉄塔氏は「『Tarkov』と言えばワイワイよりは慎重なプレイだと思うんですけど、今日はみんなでワイワイ楽しくできてなによりでした」と『Arena』ならではの持ち味を満喫していたことを覗かせた。最後に感想を求められたDenis氏は「開発チームはとっても意地悪だったなあ(笑)」と冗談交じりにコメント。続けて「でも、すごくいい体験でした。今日はみなさんとご一緒できて、とても嬉しかったです」と締めくくった。

試合としては敗北だったものの、賑わいを見せた今回のイベント。先述したドンピシャ氏を含め、イベント内では実際に使用されたデバイスの使用感も寄せられていた。

まずG TUNE ラピッドトリガーキーボード 型番:GMK82はラピッドトリガーを採用。専用アプリケーションでカスタマイズも可能で、誤作動防止用のゲームモードも搭載している。Sasatikk氏は「触り心地がよく、これにラピッドトリガーもついているなら非常にいい商品だなと感じました。あとはコンパクトサイズだったので、FPSなどのシューター系をプレイするゲーマーなら気に入るかと思います」とコメント。ドンピシャ氏も「キーボードの打鍵感がめちゃくちゃ好きでした。持ち帰りたいです(笑)」とコメントするなど、その使いやすさは折り紙付きのようだ。

またマウスについては、38gという軽量設計のG TUNE ワイヤレスゲーミングマウス 型番:G38が使用された。長時間のプレイでも手首への負担をかけないことをコンセプトに開発されている製品だ。ドンピシャ氏は「マウスを動かしている時の持った感じがフィットしている。滑り心地も自分好みでした」と称賛。ぺちゃんこ氏も、「マウスの軽さに驚きました」とコメントしていた。

そして今回使用されたG TUNE ゲーミングヘッドセット 型番:SHP-177BKは、225gの軽量性と高耐久を兼ね備えたモデルだ。ヘッドバンドの幅は7段階で調整でき、メディアコントロールボタンでボリュームの調整やマイクミュートのON/OFFができることも特長となる。
鉄塔氏が「(このヘッドセットは)フィット感がよかったので、めちゃくちゃ楽でした」と感想を述べると、ぺちゃんこ氏も「マイクもはっきりとクリアに聞こえましたよね」とコメントを重ねた。『Tarkov』や『Arena』のように、細かなゲーム音とボイスを聞き分けながらプレイしたい作品では活躍してくれるだろう。

そして使用されたマウスパッドもG TUNEブランドの製品だ。「抵抗感のないマウスパッド」をコンセプトに開発されたG TUNE オリジナルマウスパッド 型番:Alpha cell Hard -L/ Alpha cell Hard-Mは、フルグラフィックによるプリントのおかげでロゴに引っかからないことが長所だ。ゲーム中でないと気付かないような“痒いところ”への配慮が行き届いている印象を受ける。また、フルグラフィックプリントは経年劣化によるロゴの剥がれも防止しているとのことで、メンバーからは感嘆の声が上がった。
本イベントを振り返って、Sasatikk氏は「5年前からずっと『Tarkov』をやっていたので、こういう機会をいただいて光栄でした」とコメント。ドンピシャ氏も「Sasatikkさんほどではないんですがよくプレイしていてめちゃくちゃ好きなゲームなので、そのゲームをDenisさんとプレイできて本当に楽しかったです」と笑顔を覗かせていた。
一方のぺちゃんこ氏は「今ワイプから始めてCUSTOMでこそこそしているところ」とのこと。11月15日の正式リリース時には「もっといろんなマップを探索してみたいと思います」とコメントし、モチベーションを高めている様子であった。また鉄塔氏は「(『Tarkov』では)銃を一発も撃たずにやられてその銃がなくなってしまうことが多いのですが、『Arena』なら思う存分撃ってもなくなることがないので、入門者に最適だと思いました」と、今回のイベントで『Arena』の魅力を再認識した模様だ。
そして最後にDenis氏は「ここにいられるなんて思わなかったので、感激しています。皆さんに会えて本当に嬉しかったです」と歓喜。本イベントで『Tarkov』ファンに会えた喜びをあらわにしていた。

『Tarkov』および『Arena』といえば、ハイスペックなPC環境が求められる作品の筆頭といえる。また内容としてもハードコアな対人戦FPSであり、デバイスの差が勝負に関わるシーンもあるだろう。今回のイベントで使用されたG TUNE FG-A7G80や周辺機器は本作にうってつけの製品となっており、それぞれ揃えて万全の状態で11月15日の『Tarkov』の正式リリースに臨むのもいいかもしれない。
現在マウスコンピューター公式サイトの東京ゲームショウ2025特設ページでは、出展情報に加えG TUNE DG-I7G70をはじめとする注目モデルの詳細を確認できる。9月30日までの期間中は東京ゲームショウ2025への出展を記念したセットモデルが最大7万円引きになるセールも開催中。
また、本稿で紹介したデバイスおよびモデルについては以下のとおりだ.
G TUNE FG-A7G80(TGS出展記念モデル)
G TUNE ラピッドトリガーキーボード 型番:GMK82
G TUNE ワイヤレスゲーミングマウス 型番:G38
G TUNE ゲーミングヘッドセット 型番:SHP-177BK
G TUNE オリジナルマウスパッド 型番:Alpha cell Hard -L/ Alpha cell Hard-M