Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。432回目です。そろそろ春。
麻雀落ちゲー
最近、麻雀パズルゲームの記事をいくつか書いたこともあり、同ジャンルの懐かしい作品『落雀』を久々にプレイしていました。PC版です。もう24年前のゲームで対応OSもWindows 95〜Meとあって、Windows 11環境で動くのか不安でしたが大丈夫だった。なお、互換モード設定で上記対応OSを指定すべきかと思いきや、無効にしないと起動できませんでした。カラーモード制限もオフに。
で、味を占めてさらにSteam Deckに導入したところ、こちらもプレイ可能でした。まずデスクトップモードに移動して、本作のファイルをWindows PCから移植。そして非Steamゲームとして本作をSteamのライブラリに追加したのち、プロパティの互換性設定にてProtonの適当なバージョンを適用させれば動作します。あとは必要なキーをコントローラーに割り当てるだけ。こんなあっさり動くのなら、いろいろ試したくなるなあ。
by. Taijiro Yamanaka
0階は存在しない
今週はitch.ioで公開中の『8番出口』ライクなフリーゲーム『れい階』を遊んでいました。本作は、学校の廊下風の無限ループから脱出を目指すゲームです。異変がある状態で先へ進むと4階へ戻されてしまうため、異変を探しながら進行。1階の出口から出るため、学校の中のような異界をさまようことになります。なお廊下は走ってはいけないほか、0階は存在しないのだとか。ルールとしては『8番出口』にインスパイアされたと説明されているとおり、もはやお馴染みの「8番ライク」となっています。
個人的に「8番ライク」では、奇妙な異界へ迷い込んでしまうシチュエーションと、異変のバリエーションを楽しみにしています。作品ごとにコンセプトや持ち味は異なりますが、オリジナルの『8番出口』のクオリティもあり、異界の強度と、ある種の間違い大喜利を目当てに遊んでいるところがあります。そうした点でいうと、本作は細かな間違いが多めです。ただし本作は、次の廊下の黒板に前階の間違いをはっきり表示することで、細かな異変をわかりやすく。光る要素もあり、単に地味なだけでは終わらない作品になっていました。
by. Keiichi Yokoyama
オンラインに行くべきではない自分
『ファイナルファンタジーVII リバース』のカードゲーム、クイーンズ・ブラッドばっかり遊んでいます。初対面の印象は悪め。結構複雑だし、何より結構存在感が大きく、各地でやっていけよという圧が強い。サブコンテンツだけどスルーできない程度には「やれよ」感ある。で、やっているうちに、ハマるという。攻略法はというと、結局やり直ししまくっていい流れつかんで攻めきるという脳筋プレイなのですが……。それはそれでよし。プリセットがあるので組み換えがしやすく、ゲーム進行につれ将棋デッキやカード混ぜルールなどもあるので、理解深めレイヤーもいろいろ用意されていて面白い。ルール理解でやや我慢がいる+何度もプレイすればどうにかなる、を理解すればかなり面白いのかなと。
で、好きなのは好きなのですが、オンライン対戦要素とかが欲しいかといえば迷ってしまう。というのも、自分が「一方的に嫌がらせしている時が楽しい」ので、なんと答えればいいか難しい。速攻で陣地広げて封殺したり、パワーダウンして窒息させたりするのが好きなので。たとえばオンライン対戦でこういう自分みたいなプレイヤーを解き放っていいのか?という。なので、CPU相手にオラつきながら嫌がらせデッキ組んで気持ちよくなっておくのが、地球的には平和なのかもしれません。まあオンライン版でたらすぐやりそうですが……。
by. Ayuo Kawase