『FF16』は敵の場所戻り回復現象以外は満足。『ディアブロ4』で感じるリラクゼーション。猫シム『Little Kitty, Big City』体験版遊ぶ。今週のゲーミング

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。394回目です。

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。394回目です。まったり夏シーズン突入です。


新たな猫シム


今週はSteam Nextフェスが開催されたため、気になっていた『Little Kitty, Big City』の体験版をプレイ。マンションの上階で暮らしていた子猫が、寝ぼけてうっかり地上へと落下してしまい、家に帰る方法を探すという作品です。体験版にはゲーム冒頭部分が収録され、基本的なアクションを学びつつクエストをいくつかプレイ可能。ネコが主人公というと『Stray』が記憶に新しいですが、本作のネコはリアルというよりアニメチックな表現。ただ、細かな動きがいかにもネコっぽくてかわいい。

体験版では探索できるエリアが制限されており、その境界には水たまりがあることも。そこに足を踏み入れると、ネコはビックリして飛び上がり、先には進めない仕組み。ネコは水が苦手ですしね。その際にはイカ耳になってシャーッ!街は日本らしく、海外作品ながら雰囲気もなかなか良い。製品版ではどれくらいの広さがあるのか楽しみです。
by. Taijiro Yamanaka

心がメトロノーム


今週は『ディアブロ4』を遊んでいました。今月はゲームイベントのほか、いろいろ多忙だった筆者。今週末は久しぶりに、心にゆとりのある休日が訪れました。また、最近はプレイするゲームが多すぎ。ビッグタイトルの続きから、個人的に興味のあるインディーゲームまで遊びたい作品は両手の指を総動員しても足りません。ほかにも、あのドラマの新シーズンや面白いというあの映画や、あの新譜もじっくり聴きたい。でも、そんなたくさんのキラキラした選択肢を提示された筆者が意識するでもなく選び取っていたのは、ゲーマーとしての“実家”のひとつ『ディアブロ』シリーズでした。不本意ですが嫌ではありません。

なお、筆者はワールウィンドをメインとするバーバリアン、いわゆる「WW馬場」を育てていたのですが、中学生時代とあんまりにも同じことしている自分に恐怖。今までのシリーズではアサシン・アマゾン・デーモンハンターなどをあまり熱心に育ててこなかったこともあり、ローグを新たに始めました。カテゴリーはコンボポイントを使っているため、1・2・3・4のリズムでひたすら敵を攻撃することになります。続けていくと、心がまるでメトロノームになったかのように、規則正しい波形を刻んでいきます。1・2・3・4、1・2・3・4、意識が戻るのはレジェンダリーが落ちた時だけ。そんな週末の午前4時。
by. Seiji Narita


顔がよすぎる主人公


『FF16』をプレイ中です。ストーリーについては、体験版級に重々しく進むかと思いきや、必ずしもそういうわけではなかった。ただ、いくつか描写まわりで気になるところはあるものの、ちゃんと人物たちに意思があり、テキストがしっかりしていて、浮いた演出はなく、とにかく丁寧に物語が描かれる点には満足。

システム面は体験版からの印象から大きな変化なし。育成要素は薄めで、バトルはめちゃくちゃしっかりしていて楽しい。予備動作とかが明確に見えているので強い敵でも納得のバトル。回避にリスクがないので楽勝かとおもいきや、左手でトルガル動かすのに忙しい。物語とバトルという2軸がしっかりしているので、ずっと安心感あります。超進化システムや、唯一無二の個性、といった要素はあんまりないのですが、いまや物語主導のゲームも稀有で、かつ物語がちゃんと語られるゲームは希少なので、そこをゴールに丁寧にビルドされていて納得のクオリティです。

ただひとつ不満があって。フィールドのちょっと強めの敵が、戦闘中にエリア外から外れるHP回復して戻る仕様があるぽい。が、エリアからそんなに離れてない状態で発動する時があって非常にストレス。ビッグホーン倒しかけて戻り回復されたの3回ぐらいある。1バトルが長めなだけにこれが割とつらい。熱く戦ってた敵がバイトみたいにトボトボ所定の位置に帰っていくのがシュール。仕様だとは思いますが、距離の緩和など改善されてほしいなあ。
by. Ayuo Kawase

AUTOMATON JP
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