『Wo Long(ウォーロン)』で呂布ロスを感じている。『パラノマサイト』は丁寧な力作。『Skul: The Hero Slayer』新アプデに夢中。今週のゲーミング

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。380回目です。

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。380回目です。もうすぐ4月。

敵が苛烈でも頑張れる


少し前に、『Skul: The Hero Slayer』のコンソール版にも大型アプデ「Dark Mirror」が配信され、それからずっとプレイしています。追加された高難易度モードにしか登場しない敵が手強く、やりごたえがあって楽しいということもあるが、システム面も通常モードに比べ充実している。厳密にいうと、ラスボスを倒すたびに徐々に充実していく。

通常モードでは、道中で稼いだり次回プレイに持ち越したりする魔石や骨の粉といった資源について、使い道がなくなり余らせがち。一方高難易度モードでは、そうした資源を用いて武器やバフ効果などを獲得できる機会が増加。もはや資源をどう振り分けるべきか以前に、どの資源を取りに行くかステージ選択から悩むほどです。現在ラスボスを9回倒しレベル10にいて、これまでに毎回ひとつずつそうした要素が追加。どこまで増えるのか楽しみですが、難易度も上がりちょっと足踏みしています。
by. Taijiro Yamanaka


パラノマサイト


今週は、オカルトミステリーADV『パラノマサイト FILE23 本所七不思議』を遊んでいました。本作の舞台である東京・墨田区には、本所七不思議という奇妙な話が伝わっているのだそうです。現実の本所七不思議がどういったものかはさておき、本作の本所七不思議には蘇りの秘術にまつわる秘密が存在。作中冒頭では、蘇りの秘術が噂になる中、9人の男女になぜか呪いが与えられるのでした。一定の条件下で相手を殺せる呪い。発生する連続怪死事件。七不思議に隠された真実。蘇りの秘術を巡る争いと謎が、群像劇で描かれていきます。

呪いをもった男女9人もいて何も起きないはずはなく、本作では呪殺バトルが発生。互いに相手を呪い殺そうと、呪いの条件を巡る駆け引きが繰り広げられたりします。ただし呪殺バトルは、全体から見るとあくまで物語の一部です。怪死事件は誰が起こしたのか。呪いとは何なのか。本筋としては、目的をもったキャラクターたちの物語が絡み合う、群像劇オカルトミステリーが待ち受けていました。また要素としてはゲームシステムを使った仕掛けや、ちょっとしたホラー演出も。序盤から演出が用意されており、一気に没入させてくれた点も印象的でした。全体として、丁寧に巧みに作られた力作だったように思います。キャラクターたちもいい性格をしていたので、機会があればもっと活躍が見たいところですね。
by. Keiichi Yokoyama


対戦ありがとうございました感


引き続き三国死にゲー『Wo Long: Fallen Dynasty – Team Ninja』(ウォーロン)を遊んでいるのですが……呂布を倒してから喪失感がすごい。呂布は本作のちょうど中盤に出てくるボスで、かなり強いのですが、同時に面白い。コミュニティでも人気のボスです(関連記事)。少し前に呂布をかなり苦労して倒したのですが、呂布に挑むことでうまくなってしまったようで、以降のボスが物足りなく感じてしまう。呂布ロスです。

呂布は、このゲームの基礎の集大成みたいなボスで、化勁が鍵であるし、一方で化勁に頼りすぎると差し込まれて死んでしまう。攻撃テンポはメリハリがあり、臨機応変の判断力も求められます。この呂布塾が気に入り、苦手の重め武器で2時間ほど修行。正攻法で突破しました。で、その後急にゲーム攻略が猛烈にサクサクになりました。実際にプレイヤー自体もビルドが固まったり、武器の強化が充実していくので、能力的にも楽になる時期ではあると思いますが、自分のプレイヤースキルがぐぐっと上がってしまい、やや物足りない気持ちで終盤を駆け抜けています。これはゲームが悪いとかではなく、それだけ呂布が先生として優秀だったのかなと。物足りなさを感じつつも、自分が成長したことによる喜びも大きく、呂布を超える敵との戦いに期待を寄せています。
by. Ayuo Kawase

AUTOMATON JP
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