Nintendo SwitchとSteam Deckを比べた感想。『マインスイーパー テトリス』は新しいようなそうでもないような。ゲーミング箸正月。今週のゲーミング

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。369回目です。

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。369回目です。新年あけましておめでとうございます。


元旦からゲーミング


明けましておめでとうございます。私事ではございますが、正月の祝い箸には「光るゲーミング箸改」を採用しまして。おそらくこの記事が公開される頃には、これ使っておせち料理を頂いていることかと思います(本稿は大晦日に執筆)。光るゲーミング箸改とは、文字どおりゲーミングを名乗るに相応しい光る箸の改良版。LEDが仕込まれており、透明の樹脂製の箸本体がビカビカ光ります。全9色から選択でき、また各色に自動的に変わっていくイルミネーションパターンもある。綺麗。

箸としての使い心地はというと、長さは一般的であるものの持ち手部分が若干太めのため、細かいものをつまむ際には少し違和感が。ただ慣れると、田作りも問題なくつまみ食いできました。ちなみに上の写真は照明を暗くして撮っていますが、通常の照明下でもLEDの色は結構はっきり箸全体に染まるので、使い所はさまざまあるかと。どんな時に使うんだと言われると言葉に窮しますが。
by. Taijiro Yamanaka


マインスイーパー テトリス


今週は『マインスイーパー テトリス』を遊んでいました。本作は、『マインスイーパー』と『テトリス』を組み合わせた、新しいようであまり新しくないパズルゲームです。『マインスイーパー』同様、盤上には多数の地雷が埋まっています。安全地帯のマスには、周囲に潜んだ地雷の数が記されているので、情報を頼りに地雷の所在を特定していきます。ここまでは『マインスイーパー』そのものですね。『テトリス』要素としては、時間経過とミスによって地雷原の列が増加する仕組みと、横列内の地雷をすべて特定すると列が消える仕組みが導入されています。列が一定数を超えるとゲームオーバーなので、時間をかけすぎないよう素早く、ミスをしないよう慎重に地雷原を処理。『マインスイーパー』のルールで地雷を特定し、『テトリス』のように列を消すわけです。そのほか、地雷の特定に便利な要素が導入されており、数字をクリックするだけで地雷にフラッグを立てられる点も特徴でしょうか。

基本ルールがそのままなので、プレイフィールは『マインスイーパー』そのものです。最初は時間制限に焦りましたが、慣れてくるとミスしても即ゲームオーバーとはならない分、本家よりもカジュアル。素早く正確に進めれば地雷処理が列の増加に間に合うので、気づけば長時間やれる『マインスイーパー』になっていました。期待した目新しさはありませんでしたが、無心で遊べる心地よさが備わっていました。
by. Keiichi Yokoyama


ゲーミング寝正月


この年末年始はSteam DeckとNintendo Switchを交互に触りまくっています。ゲーミングPCとSwitchをすでに持つ身としては、めちゃくちゃ便利なんですが、「めっちゃ使ってるけど立ち位置は中途半端」という感じ。すでにいろんなところででてるように、『エルデンリング』級のゲームが動くポータブル機としてはすごい。すごいのですが、重い。重くてすぐバッテリー切れる、という感じ。Steam Deckのハードそのものには不満なし。質感もUIもSteam Deck互換表示システムも最高。ただ、AAA級ゲームは動かないですし、軽いゲームはSwitchで遊ぶ。ので、「Switchではパフォーマンス不安だけど寝転って遊びたいゲーム」がメインになります。結果として、『Soulstone Survivors』など処理やや重めライトゲームばかり遊んでいました。

トラックパッドはいいのですが、なんだかんだいってマウスには置き換えられないので、パッド非対応のゲームは遊びづらい。このへんもややネック。なので、SwitchとゲーミングPC持ってたら用途が限定的なところではあります。とはいえ、やはりガジェットとしてはすごく良い。なので、これまで『Hades』など含めて、SteamとSwitchで同じゲームを買うパターンはかなり多かったですが、Steamだけになりそうな気はしてます。なんだかんだいって、Switchでインディーゲーム遊ぶ機会は減りそう。Switchは不要で、でもSteamのゲームもっと自由に遊びたいというゲーミングPC持ちの人は満足できるかも。買うにあたって「用途がイメージできるか」が重要な気がします。
by. Ayuo Kawase

AUTOMATON JP
AUTOMATON JP
記事本文: 882