『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』アプデで処理落ち緩和との噂チェック。『RWBY』の新作ゲーム感想。『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』を楽しむ。今週のゲーミング

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。365回目です。

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。365回目です。本格的にウィンター。


アジア圏はおま国状態の模様


今週は『RWBY: Arrowfell』をプレイ。アニメ「RWBY」のアクションゲームで、物語の時系列的にはアニメ版のVolume 7の直後とのこと。原作および新規のキャラクターがさまざま登場し、彼らと会話を交わしてクエストをもらい、マップからステージを選んで挑戦する。ステージでは、チームRWBYの4人をいつでも切り替え可能。それぞれ攻撃手段はもちろん特殊能力センブランスも異なり、たとえばワイスで空中に足場を作り、そこからルビーのダッシュで突破する、といったようにステージ攻略に深く関わってくる。

全体的なゲームプレイとしては、良くも悪くもオーソドックス。原作のファンであるかどうかで評価は分かれそうです。そういう意味では日本語にも対応してほしい、というか日本でも発売してほしいところですが現状未発売。発表当時にはアークシステムワークスから国内向けにもアナウンスされていましたが、どうなったのかな。
by. Taijiro Yamanaka


無骨かと思いきや


『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』を遊んでいます。北欧神話を題材にした新生『ゴッド・オブ・ウォー』の続編です。神々の最終戦争ラグナロクをテーマに、クレイトスと息子のアトレウスの物語の続きが描かれます。前作時点で完成されていたゲームプレイにブラッシュアップや変化が盛り込まれ、より洗練されたアクションを楽しめております。前作からリッチだったグラフィックもさらに美麗に。特に毛髪表現には特筆すべきものがあり、モフモフとした狼やリス、クレイトスのヒゲは必見です。またゲームバランスや作風も、過去の『God of War』シリーズよりもさらに丸くなった印象。小粋な演出が盛り込まれ、適度に肩の力を抜いて物語を追える点はマーベル映画のようでもあり。ゴア表現は強めながら、誰でも楽しめるゲームです。

細かい部分ですが、大好きな映画「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のオマージュ(と思われる)要素にはビビッときました。ヴァルハラ繋がりかと思いきや、同映画には北欧神話モチーフの要素がいくつも盛り込まれていたと今さら知ることに。オマージュから逆流して元作品の理解が深まるのって、いいものですね。
by. Hideaki Fujiwara



ストーリーやキャラはめちゃくちゃいいだけに


『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』の更新データ1.1.0が12月1日に配信されました。公式は言及していないながら、いろいろ修正されたり改善されているとの報告があり、検証しています。特に興味深いのは、パフォーマンス部分が改善されているとの報告と、されていないとの報告両方あることです。

実際に確認してみると、たしかに改善されてるような気もするし、されてない気もします。処理落ちといえば湖、というところで湖エリアに行きましたが、たしかに緩和されている気もします。が、相変わらずカクつきは発生する。Nintendúo Worldの動画を見たり、いろいろな場所に行ったりすると、湖にかぎらず重いエリアのフレームレートはいくらか改善されている気もします。同じような状況でフレームレートが5上がっていれば改善されたと言えそうですが。ただ、結局なんかしらの処理落ちが発生するならば、変わりないという意見も理解できたり。

どっちにしても、アップデートのパッチノートでそのへんはちゃんと書いてほしいなとは思います。「こんなことが直ってなかったのか」という批判がきそうというのもわかりますが、パフォーマンスに問題があったのなら、その改善項は開示してほしいなと。大型ゲームはどの作品もこのへんのパッチノートの透明化はしっかりしているだけに、サイレント修正はちょっと寂しく見えてしまいます。
by. Ayuo Kawase

AUTOMATON JP
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