『FF14』戦闘民族として零式に思いを馳せる。日本語化した『OMORI』を遊ぶ。『ドラクエケシケシ』で脳みそを休める。今週のゲーミング

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。316回目です。

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。316回目です。おこたつの季節です。


今年一番多く遊んだ作品

ずっと『HADES』をプレイしています。その時々によりマイブームのプレイスタイルがあるのですが、今は電磁砲エクサグリフとポセイドンの功徳の組み合わせがお気に入り。ポセイドンからは、ノックバックやその後の衝突ダメージなどを付加する功徳を授かることができ、重い一撃を放てるエクサグリフのヘスティアの態と相性が良いと感じています。特に狭い空間では、敵が敵を巻き込みながら壁から壁へと吹き飛んでいき、一瞬で殲滅なんてことも。

もっとも、ランダム性のあるプレイのなかでうまくポセイドンに出会い、目当ての功徳を引けないと、そうした爽快感は得られない。ただ長くプレイしていると、どのタイミングでどの神への行き先を変更すればポセイドンに当たりやすいのかや、先に不要なスロットを適当な功徳で埋めておくなどのコツが分かってくるもので。本作には、そうした武器と功徳の面白い組み合わせがいくつもあるため、まだまだ遊べそうです。
by. Taijiro Yamanaka

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気付いたらCritically AcclaimedからUniversally Acclaimedに進化していた『ファイナルファンタジーXIV』の大型拡張「暁月のフィナーレ』をやっています。2.0からずっとストーリーはスキップ勢で、もったいないことをしているなとは感じつつも今更さらいなおすほどの熱意もないので今回もメインクエはスキップしたのですが、どうやら一区切りついたらしい雰囲気はビンビンに伝わってきました。2013年のクローズドベータからプレイしているので、そろそろ9年近くやっていると思うとすごい話です。

戦闘民族としては1月4日からの零式実装に備えて軽く金策やレベリングをする日々を過ごしています。『FF14』のレイドデザインについて、本作のバトルシステムが許すギミックの種類というのはある程度やり尽くしつつあると感じていて、最近では既出のギミックをいかにクリエイティブに組み合わせるかという方向性になっている気がします。ダイナモからの散開とかはもう人生で1000回以上やっているのではなかろうか。バトルチームも新たなギミックアイデアを出すのにはなかなか苦労しているのではないかと思いますが、それでも新たなレイドはいったいどんな新しいことをやらされるのか期待してしまいます。さすがに初週クリアは逃したくないのであまり大変な難易度だと困るなと思いつつも、「起動編」の再来で阿鼻叫喚と化すレイドコミュニティも(他人事ではないながらも)それはそれで見てみたいなという思いもあり、想像を巡らせながらも零式の実装を心待ちにする日々を過ごしています。
by. Mizuki Kashiwagi


ちゃんと向き合うんだよ

今週は、ついにSteam版が日本語に対応した『OMORI』を遊んでいます。本作はひきこもりの少年が主人公のRPGです。オモリとも呼ばれる彼は、2つの世界を行き来してさまざまな場所を冒険。あちこちを訪れ、人と関わっていく中で、彼らの過去や現在が明かされていきます。また、サイコホラーやホラーとも称されているとおり、ホラーな演出が盛り込まれており、おそらく要素の一つとしても恐怖が扱われています

プレイ時間から察するに、現在プレイしているのはまだ序盤から中盤なので、本作に対してそこまではっきりしたことは言えません。ただし、本作でオモリが訪れる優しく楽しい世界と、多彩で苦しい世界のコントラストはすでに辛く、ゲームプレイを通して痛みが伝わってくるようです。また公式サイトによると、本作は2014年から開発されてきたそうですが、随所に制作期間の長さが感じられる内容となっています。圧倒的に好評は裏切らないですね。日本語ローカライズも高品質なので、ライブラリに積んで日本語対応を待っていた甲斐がありました。
by. Keiichi Yokoyama


ぶっちゃけ初報時から気になってた

今週は特に脳みそを使うことが多く、ぐったりしていたので、おうちゲームはあまり進まず。しかしなんとかゲームの楽しみを得たいということで、スマホで『ドラゴンクエストけしケシ!』をしていました。3マッチパズルなのですが、『ドラゴンクエスト』エッセンスがうまく盛り込まれて面白い。5つのキャラをセットし、それぞれのスキルを発動させつつ、それぞれのモンスターのHPを削りきればクリア。パズル要素とRPG要素がほんのり融合されているわけです。特別新しいわけではないですが、プレイしているだけで気持ちよく、疲れた身体に染みます。

さわりは面白いのですが、遊び込んでくると不満もチラホラ。この手のゲームにしては珍しく連鎖にメリットがほぼなかったり、ゴールドカードに課金してもすぐに上限に達してしまったり。現在実施中のイベント期間の交換ポイント設定とかも怪しい。サービススタートしたばかりということで、運営面でややぎこちなさはありますが、演出面が派手で手触りがよかったり、キャラ選びによってゲーム体験が結構変わったりと、『ドラゴンクエスト』の個性と、NHN PlayArtの開発力が良い感じにミックスされていて、お気に入りのひとつになりました。先週の反省と休養をし、今週からまた据え置きゲームプレイに戻ります。
by. Ayuo Kawase

AUTOMATON JP
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