『あつまれ どうぶつの森』の交配を特集しようとして挫折。Steamゲームフェスティバルをエンジョイ。『Half-Life: Alyx』は未来。今週のゲーミング

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Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。239回目です。親知らずは早めに抜いておきましょう。


Steamゲームフェスティバル開催中なので

今週は『Windjammers 2』の体験版をプレイ。『フライングパワーディスク』の新作です。プレイできるのは新旧キャラ3体にコートは3種類だけですが、新システムをじっくり試す良い機会となりました。もっとも特徴的なのはジャンプ。トスしたフライングディスクを空中で掴んで、そのまま相手コートの任意の場所に叩きつけることができる。

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しばらくプレイしていて気づいたのは、本作では地面にディスクを落とす「ミス」が比較的多くなること。上述のジャンプからの攻撃もそうですし、ドロップショットはクイックになりミスを誘いやすい。ワイド画面化に合わせて拡張された新コートではなおさら脅威。前作ではミスはそうそう発生せず、ドロップショットも相手のポジションを動かすことが主目的でしたが、本作ではミス狙いも戦略のひとつになったと感じました。もちろんほかにも新旧技が多くあり、より気の抜けない試合を楽しめる作品となりそうです。
by. Taijiro Yamanaka

あつまれ交配の森

『あつまれ どうぶつの森』について、“サルでも分かる~”的な交配に関する記事を執筆しようと思い、先月から取り組んでいました。まず準備として検証用の島の評価上げを開始。星3まではスムーズに進んだのですが、最高評価に上げるまでに一苦労。島を飾る家具には材料が手軽なたき火をチョイス。枝を採取するために木を延々と揺らし、DIYを繰り返して島の浜辺を埋め尽くすまで配置。さらに橋や階段を設置するための資金や花の種も調達……としているうちに、ゆうに半月ほど過ぎていました。そこから全種全色の花を咲かせるべくガーデニングをスタート。実際に花を植えながら各種各色の咲かせ方を調査していましたが、パターンが膨大すぎてキャパを超えたため頓挫してしまいました……。

花の交配については国内外問わず、有志の方が日々研究しておられます。レア花の交配ルートのとりまとめや新たな最短ルートの図解など、それぞれにとんでもない熱意が込められていることでしょう。最近では、生物学者の視点で本作に組み込まれた遺伝学について考察された記事が注目を集めるなど、システムの奥深さがうかがえます。とはいえ、交配は面倒だ!と花に触ってない方もいることでしょう。かくいう私もそうでした。しかしながら実際やってみると、島の彩りも鮮やかになり、毎日の楽しみも増えて想像以上に楽しいものでした。花にはあまり触ったことがないという方にこそ、ぜひ一度試してみてほしいものです。
by. Tetsuya Yoshimoto

未来からやってきたゲーム

今さらですが『Half-Life: Alyx』をプレイしております。PC向けVRタイトルということで遊ぶまでの敷居はかなり高いのですが、本作にはどうしても触れておきたく機材ごと購入。肝心の内容については、現時点でVRゲームの究極形ともいえる出来栄えです。特にオブジェクトの見た目と挙動の作り込みが圧倒的。強く叩きつけると割れるビン。全段開け閉め可能な棚や引き出し。落書きできるペン。あらゆるオブジェクトが現実世界と遜色ない動きをしてくれるわけです。そして、それらほぼすべてにインタラクトできるという点が素晴らしい。本当にCity 17にワープしたと錯覚するほどの、強烈な没入感を与えてくれます。

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またオブジェクトのディティールだけでなく、ゲームシステム面についても文句なし。ゲーム中はグラビティグローブという、モノを引き寄せるガジェットを駆使していくのですが、これが非常に快適。面倒になりがちな弾薬の取得にも楽しさを与えています。そのほか、身がのけぞるほど迫力ある演出や多彩なロケーションでの旅など、ここでは語り尽くせないほど本作の出来栄えには驚かされるばかり。もはやゲームとしてというよりも、ひとつの体験として類を見ないレベルに達しているかなと。メタスコア『あつ森』超えは伊達じゃない。ただし最初に述べたように、プレイまでの敷居が高いことが本作の唯一惜しいポイント。あと、ひとつだけ怖すぎるチャプターが存在するのも、人によっては大きなネックになるかもです。
by Nobuya Sato

ホラーというより人工知能イチャつきゲー

「Steam Game Festival: Summer Edition」の中から、『Buddy Simulator 1984』を遊んでみました。「次世代AIテクノロジー」がユーザーの興味や性格を学習し、親愛なるバディ(相棒)になってくれるというアドベンチャーです。タイトルのとおり1980年代風のテキストベース作品で、さまざまな質問を問いかけてくるバディに対し回答を入力していくことで話が進みます。『Stories Untold』を遊んだことがあれば戸惑うことはないはず。

バディがとにかく可愛いです。「友達はいるの?」と訊かれて素直に「いいえ」と答えたら、「でも少なくとも私たち、ひとりはいるでしょ?:)」と返してくる。この人たらし! 文字媒体でしかコンタクトできないからこそ不可視のバディが儚く愛しく思えるんですが、製品版でもこのスタイルを貫き通してくれると嬉しいですね。急に露骨な美少女ロボットとかに生まれ変わったら泣いちゃうからね。
by. Yuki Kurosawa


ハードボイルド御都合主義B級エンターテイメントノベル

今週は個人サークル稲海さんの製作した、急転直下御都合主義スクープノベル『Diva&Gunshot-ウタヒメ ト ジュウセイ-』を遊んでいました。アダム・ホーキンスは、いつも不運に見舞われてばかりの3流新聞記者。幸運なトラブルメイカーにして新米記者のアシュレイに悩まされつつ、巷で大流行中の歌姫を癒やしに日常を送っていた。しかし、ある日新聞社へ出社してみると、ほとんどの記者が入院しており、明日の記事を用意するためアダムは3つの事件を追いかけることに。歌姫の結婚報道、奇妙な政治家の汚職、街で起こりつつあるギャングの抗争。不運な男はやがて事件に巻き込まれ、歌姫のドレスは血に塗れる―――というのが、本作のあらすじです。

不運な男と聞くとハードボイルドな雰囲気を想像しますが、本作の本質はエンターテイメント。一昔前のアメリカを舞台に、事件と事件が絡み合い二転三転していくストーリーは、アシュレイが巻き起こすさまざまなハプニングや、癖のある憎めないキャラクターたちに彩られ、楽しく描かれていました。吹き出し風のセリフ表現や洒落たBGMなど、演出にも力が入れられていた印象です。概ね1本道な内容で、公称プレイ時間は3時間30分程度。フリーゲームなので、ふりーむ!からダウンロードしてプレイできます。ちょっとご都合主義なところもあるんですが、しっかりジャンルとして記載されているので、そこも含めて楽しい作品でした。
by. Keiichi Yokoyama


謎めいたフレーズとサイケ世界を走る事務員

Nintendo Switch版『NO THING』をプレイ。舞台は1994年、灰色の世界で「事務員」が「雪の女王」にメッセージを届けるために、宙に浮いた道を疾走する一人称視点ランゲームです。主人公である事務員はノンストップで直進するので、プレイヤーが「左か右に振り向かせる」ことで、道に沿って走らせてゴールを目指します。道から逸れてしまうと落下して、ステージの最初からやり直しです。事務員は走りながらどんどんスピードを上げていくので、カーブのタイミングが変わったり、慣性がついてちょっとした段差でジャンプするようになってしまったりするので、常に気が抜けません。

ステージには、意味深なオブジェクトがサイズ感や規則性を無視して浮いており、異様な雰囲気が漂っています。プレイ中に目まぐるしく変わるステージのベースカラーや、色収差やグリッチ風の画面効果によって、発熱時に見る夢のような奇妙な世界が描き出されます。奇妙さをさらに際立たせるのが、淡々と語りかけてくる天の声。強烈な個性を放っています。語りの内容が難解ですが、何度も聞くうちにクセになってしまいました。とくに気に入っているのが、絶妙なタイミングで繰り出される「靴がピカピカですね」や「あなたの夫は 新車を買わない」といったフレーズです。
by. Maho Ikemi

できればこれだけしてたい

『ゼノブレイド ディフィニティブエディション』本編を遊んでいたのですが、とてつもなく長い本編をもう一度消化できる自信がなくなったので、追加ストーリー「つながる未来」をプレイしております。本編の雰囲気やシステムの延長として展開され、追加コンテンツとして差し支えなし。キズナストーリーがやや長尺になっている印象で、演出面なども気合が入ってていて好感が持てます。なによりメリアちゃんがかわいい。デフォで色々なきせかえができるメリアちゃん。メリアちゃんメリアちゃんメリアちゃんメリアちゃん。

惜しいのは、しばらく忙しすぎてぶつ切れプレイになってしまっていること。5月末からゲームイベント追っかけもあり、かついろんなことが進んでいるので、家に帰る時間が少なかったり遅かったり、土日対応があったり。ゲームする意欲はあるんですが、忙しい時期に遊ぶと体験がぶつ切れになってしまう。少しずつ遊ぶと体験に切れ目ができちゃうんですよね、やっぱ。ストーリーがいい作品だとなおさら、『FF7R』でもその状況に苦しみました。時間をしっかりとって、一気に遊んだらもっと没入感のある体験になったんだろうだなあと思うと、少し寂しく感じます。編集員I氏の遊び方がベスト。いつか、3か月ぐらい丸々お休みをとって、ゲームだけする生活をしたいんですが、その夢が叶う日は来るのだろうか……。
by. Minoru Umise

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