『バイオハザード RE:3』はやたら細かい。『あつ森』のタマゴ地獄は是か非か。『One Step From Eden』の良さがわかってきた。今週のゲーミング

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。228回目です。ゲームをしましょう。

 

次は何がミニになるのだろう

「PCエンジン mini」がようやく届きました。あえてコアグラフィックス版を予約したばっかりに、世の中の盛り上がりに乗り遅れる結果に。まあ事情が事情なので仕方がないですが。オリジナル版当時を振り返ると、我が家には白いPCエンジンがあり、『カトちゃんケンちゃん』や『ワールドスタジアム』『ドラゴンスピリット』などをよくプレイしていた記憶があります。今こそプレイしたい『カトちゃんケンちゃん』は、PCエンジン miniには海外版『J.J. & JEFF』が収録。でもキャラクターが違うから意味ないなあ。

当時は、シャトルだのスーパーグラフィックスだのと、何だかよく分からないけど強そうでカッコいいバリエーション本体がたくさんあり憧れたものでした。コアグラフィックスもそのひとつだったため、今回は迷わずこちらを購入。遅れてやってきましたが、連射機能のあるターボパッドはしばしの特権。思い出に浸りつつ楽しもう。
by. Taijiro Yamanaka

 

やられる前にやる

先週から遊んでいた『One Step From Eden』の旨味がようやくわかるようになってきました。遊び始めてからの数時間は、敵の攻撃が激しく、カードを見ていると被弾するので、厳しいバランスなのかなと思っていたんです。しかし、道中に出現する敵のシンプルな行動パターンを抑え、ボスの攻撃をある程度覚えると、序盤が安定。中盤を乗り越えてたどり着いた終盤には、ボスとの殴り合いが待っていました。

序盤から中盤は、装備が揃っていないこともあり地味めなプレイングが続くのですが、装備が揃うとビルドによってはとにかくカードが回るようになり、キャラクターが強力になります。ただ、キャラクターが強くなってもボスの攻撃が避けきれない事実は変わらないですし、ボスは瞬殺できるほどHPが低くもないので、結果殴り合いになるんですね。

『ロックマンエグゼ』や『Slay the Spire』の影響ももちろん感じられるんですが、相手の攻撃に意識を割きつつ、最低限カードを見てデッキを回していくギリギリの戦いは、2作品にはなかったもの。プレイ時間も1回30分程度とほどよいこともあり、ローグライク的な快感とSTGにも似た緊張感を併せ持った作品として、しばらく遊べそうです。
by. Keiichi Yokoyama

 

強化外骨格とニンジャとAIと

SFアクション『Warframe』を始めています。以前から対人ゲーム恐怖症を克服したかったのですが、FPSマルチに挑戦しても「照準の覗き方がわからない」という手前も手前でつまずき、ままなりませんでした。対して本作は三人称視点のニンジャアクション、すなわち銃とKatana。多少エイムが定まってなかろうと畢竟チャンバラでなんとかなるのでは!? ということで手を出しています。

ボタンを押すと攻撃できる、ということがこんなに気持ちいいとは。プレイヤーが纏う「ウォーフレーム」という強化外骨格の力が超人的なアクションを見せてくれます。ド初心者がなんとなくボタンをポチポチ押しているだけで完璧なニンジャ・殺陣を完成させてくれるので、主人公テンノは非常にできた役者です。ホントはあんまり切った張ったせずステルスで仕留められた方がカッコいいんですが、アサクリも最後まで無双状態だったので……。

とはいえ脳筋でプレイできるほど底の浅いゲームでもなく、MODカスタマイズによる強化など覚えるべきことはたくさんありそうです。まだオフラインで敵軍をしばくだけのヨチヨチニンジャですが、慣れてきたらぜひ協力プレイにも参加したいですね。

ところで昔からSF映画に出てくる人工知性が好きです。HAL9000やTARSなどに思い入れが深いのですが、本作に登場する宇宙船を司るAI・ORDISも非常に愛いやつでした。モチベが上がるなあ。
by. Yuki Kurosawa

 

ポスターとか見ちゃうよね

さて、ついに発売を迎えました『バイオハザード RE:3』。もちろん筆者もプレイ中ということで、ネメシスに追われる日々を過ごしています。ていうか追ってきすぎ。ネメシスといえば原作の時からしつこかった記憶がありますが、本作ではその部分がよりパワーアップ。どれだけ粘着な存在なのか、序盤から身をもって体験できるようになっています。ゲーム部分に関しては、2のリメイクよりもシネマティックになった印象。演出面でひき込まれる感じ。
一方、ホラーアクションとしても高品質な仕上がりとなっていて、相変わらずファン・新規問わず楽しめる内容になっているかと思います。

ところで、これは“あるある”なのかどうか気になるのですが、筆者は壁に貼り付けられたポスターとかお店の看板とかをじっと見ちゃいます。特に本作のオブジェクトはディティールがかなり細かいこともあって、いちいち気になる。なかにはB級映画のポスターやコケティッシュな日本料理レストランの広告とかもあったりで、なんとなく海外旅行気分を味わえるんですよね。でもこれって僕の単なる嗜好にとどまらず、本作のクオリティを底上げしている要素でもあるんじゃないでしょうか。“神は細部に宿る”という文言がありますが、つくづくそう実感する次第です。
by Nobuya Sato

 

バルーン飛びすぎだろ

『あつまれ どうぶつの森』はイベント中。イースターエッグがとにかく鬼のようにスポーンし続けるわけですが、この仕様は一部で賛否両論あるようで。タマゴが出続けることにより、通常の魚釣りや昆虫採集ができなかったり、化石と思いきやタマゴだったり、空を大量のバルーンが漂い続けるなど、日常にデカデカとイベントが入ってきていることに抵抗感を受ける人もいるようです。

ライト寄りに遊んでいる筆者はイースターエッグでモチベーション上がった派です。そもそも毎日軽めに『あつ森』を遊んでいて、スローペースに進めているので、普通の魚釣りや昆虫採集ができなくとも、それほど気になりません。金策にもそれほど興味なく。なので、4月12日に向けて期間限定イベントを進めておこうということで、むしろプレイ時間が上がりました。何よりイベントで手に入る衣服がかわいい。ただしバルーン出現頻度高すぎて、作業中断させられるのはちょっとしんどいかな。そんな訳で、ゲームの遊び方次第でイースターイベントの評価は変わるのかなと。しっかり遊び込んでいる人が苛立つのは十分理解できます。とにかく何かとエッグなので。でもイベント規模が小さいとこじんまりしてしまう。そういう意味で、すべての人を満足させる難しさを感じますね。
by. Minoru Umise

AUTOMATON JP
AUTOMATON JP
記事本文: 882