攻略情報は見たくない『あつまれ どうぶつの森』。『原神』クローズドβテスト感想。Nintendo Switchの遮光失敗。今週のゲーミング

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。226回目です。

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。226回目です。新型コロナウイルスの影響で、いろんなところでゲームがセールされたり無料配布されていますね。

 

陽を避けて生きていこう

明るい日中にNintendo Switchをプレイする際に気になるのが、環境光の映り込み。ゲーム画面が見えづらくなりミスが増えます。そこで何か良い対処法はないかと探したところ、専用の遮光フードを発見し早速購入しました。取り付けはカチッとはめるだけと簡単です。効果のほどはというと、やはり昼間は遮光フードでは外光をカバーしきれず、期待したほどではなかった。残念。基本的には、照明の映り込み対策に使うべきなのでしょう。

ちなみに、上の画像のゲームは『Blasphemous』です。体験版で気になっていた操作性が改善されたため始めました。そのアップデートでは、いわゆるコヨーテタイムを導入したほか、足場の端に掴まった際に自動で登らないようにしたり、掴みアクションのキャンセルの追加、また衝突判定の調整などがおこなわれています。今後は追加コンテンツも予定されているようなので、間に合うように進めたいところです。
by. Taijiro Yamanaka

 

かわいいキャベツと地獄ぐらし

「地獄」の表現にあたり人肉の山と裸のおねーさんで阿鼻叫喚を描く作品もあれば、こんな静かな冥土もある。『ヘルズ・ハイ・ハーモナイザーズ』は白黒ピクセルアートの世界で、地獄の管理人として暮らすアドベンチャーです。「地獄の管理」というと獄卒のようなイカついイメージですが、実態は『ぶつ森』の村長さんみたいなもの。償いの労働を課せられた住民たちは日々、工房でランプを作ったり、ひたすら紙片を綴って製本したり。奈落というより、異国の職人街を覗くような文化と暮らしの香りが漂います。

また、黄泉の国では幼女からロボまであらゆる人種(?)がごった返すため、主人公も亜人風にキャラメイク可能。特に頭部パーツがやけに豊富で、ツノっ娘やら、獣頭やら、寿司やら、好きなものを首に据えられます。なんなら握りと軍艦がある。

ところでこの街でやたらと存在感を示すのがキャベツ。親切な紳士からは「キャベツ茶」なるものを勧められ、ある研究者は「キャベツに与える飼料は何がいいか」と思索にふける。キャベツ“が”飼料ではなく? いったいキャベツは地獄の何なんだ、という謎は終盤に訪れる「キャベツ牧舎」にてようやく解けました。なんか、鳴いてました。
by. Yuki Kurosawa

 

パイモンは非常食

今週は『原神』のクローズドβテストに参加してきました。『原神』は、中国開発会社miHoYoが開発中のオープンワールドアクションRPG。キャラクターごとに風/炎/水/岩/氷/雷といった元素や、固有のアビリティが設定されており、切り替えながら戦闘を展開。滑空、クライミング、燃えている敵に水をぶつけると水が蒸発するといった元素のシステムを搭載。『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド(BotW)』から大いに影響を受けていることから、話題になっている作品です。

プレイしてまず感じたのは、『BotW』の影響があるとはいえ、しっかりオープンワールドであることです。メインストーリーを無視してあてのない旅に出てみたところ、広大なフィールド上には宝箱や収集アイテム、ダンジョンなどが設置されていて、オープンワールドらしい冒険が待っていました。一方、戦闘は異なる元素を持つキャラクターを順に切り替え戦うことで有利になり、『BotW』とはかなり違う印象。本作の是非はさておき、今後が楽しみな内容でした。

また、今回当選したのはiOS版だったため、iPhone XRでのプレイだったのですが、画面の中にはPVで公開されていたままの世界が描かれていて、それらがシームレスに動作するのはちょっと驚きでした。デフォルトは30FPSに設定されていましたが、設定項目には60FPSもあり、変えたところちゃんとフレームレートが向上していたので、60FPSで安定動作する端末もあるのかもしれません。
by. Keiichi Yokoyama

 

ネタバレ禁止

見渡す限りの人が遊んでいる『あつまれ どうぶつの森』をプレイしています。シリーズ最新作は、今までのシリーズから大きな飛躍。ビジュアル・サウンド・システムが一新され、たぬきマイレージでプレイの動機づけに成功。時間とお金をかけて作られたであろう、質実剛健なコンテンツでプレイヤーを殴り、癒やしを強いります。細かい部分の作り込みも凄まじくて、文句なしのAAAタイトル。シリーズ最高傑作で間違いないでしょう。

特に気に入っているのが、今作ではコンテンツのアンロックが丁寧な点。徐々に遊びが解禁されていきます。まどろっこしいという意見もあるようですが、個人的には少しずつ新しいことが解禁される喜びや驚きがたまらない。ので、攻略情報はあまり見たくなくて。個人的には、お金を効率よく稼ぐ方法や、要素をいちはやくアンロックする手段は知りたいとは思わないです。時間操作なんてなおさらで。とはいえ、メディアはそうした攻略記事一色。需要もあれば数字も出ます。出すべきなのかも。ただし、木の枝は同じ木を揺らしまくると落ち続けるとか、A長押しでアイテム移動できるとかQoL向上系記事ならいいんですが、稼ぎ系は自分は見ないし、うちのカラーにあっているのかなど色々考えてしまいます。こんな感じで、プレイヤーとしての意見が編集判断を迷わせる時は結構ありますね。
by. Minoru Umise

AUTOMATON JP
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