Nintendo Switch『モチ上ガール』は楽しい疾走モチアクション。PS4『十三機兵防衛圏』のドラムマインEXを許すな。『Hades』は神ゲー。今週のゲーミング

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。213回目です。

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。213回目です。寂しいと思うから、寂しいんです。寂しくないと思えば、きっと寂しくない!

 

ついギュッとハグしたくなる

この週末は、発売前タイトルのデモをプレイできるイベントがSteamで開催されていました。対象作品のひとつ『Spiritfarer』は、『Jotun』『Sundered』の開発元の新作として期待していたので、こういう機会は嬉しい。本作では、亡くなった人たちの魂を船に乗せ、死後の世界に送り届ける。デモでは、この世に思い残したことを解消させてあげるためとある島に寄り道し、その中で故人の物語に触れる形でした。

船には故人が暮らす部屋のほか、菜園などを増築可能。種を蒔き世話をして収穫すれば食材になります。魚釣りもできる。故人からはさまざまなクエストが提供されるため、たくさん乗せていると船をあっちこっち走り回るゲームプレイになりそうです。本作はテーマとしては悲しい内容ですが、船頭の女の子は快活で故人はみな優しく接してくれるため、温かい雰囲気に包まれています。でもその分、別れの時には感情が揺さぶられそう。
by Taijiro Yamanaka

 

モチ上ガール

今週は「ニュー・スーパーモチ上ガール」ではなくて、mumimumiさんによるNintendo Switch向けソフト『モチ上ガール』を遊んでいました。『モチ上ガール』は、鏡餅のような少女ユキを操作し、モチを使ってステージを駆け抜けていくフックアクションゲーム。モチを伸ばすとステージ中のどこにでも張り付け、次から次にモチを繰り出してスピーディーに進んでいくことや、振り子の要領で一気に上へ飛んでいくこともできます。また、ステージ中には回転する刃、モチが凍ってしまう氷塊、空中に浮かぶ水、雑魚やボスキャラクターもいて、バリエーション豊かなギミックが待ち構えています。本編クリアまではかなり間口が広く作られている印象で、誰でも楽しめるように。それでは物足りないプレイヤーへ向けては、クリア後にウラステージとTAも用意されていて、結構歯ごたえもあります。直感的なワンボタンでの操作性と、手触りの良さが相まって結構気持ちよくプレイできますので、PVを見て気になった方や、同ジャンルの作品が好きな方にはおすすめです。ちなみに同じフックアクションとしては、2016年にフリーゲームとしてリリースされた傑作『ニュー・スーパーフックガール』もあります。
by Keiichi Yokoyama

 

神ゲー

先日ついにEpic Gameストアの『Hades』がSteamにも降臨しました。前から気になっていたので即購入することに。さて、ローグライク要素を含むジャンルの作品は山の如く大量にあるわけで、本作もその中のひとつです。ですが、ローグライク要素を含む作品にしては難易度抑え目で、武器をぶんぶん振り回しているだけでも割と進めます。また、死んでも引き継ぎ可能な能力も豊富にあるので、同ジャンルの作品の中では比較的ライトな部類に入る作品と言えるでしょう。

それと、道中ではギリシャ神話に登場する色んな神様が出てくるのですが、どの神もコミカルに描かれていて、それが味になっています。しかも毎回特殊スキルを与えてくれるので、プレイしていくうちに愛着が湧く(特にアフロディーテ)。グラフィックの方も流石『Bastion』開発元ということだけあって、アメコミ調ながらも美しい。アクションも小気味よく、やりこみ要素もあり、この手のジャンルに手慣れた経験者はもちろん、未経験者にもオススメできる内容となっております。神ゲーです。ちなみに今は日本語対応していませんが、今後のアップデートで実装する予定のようです。
by Nobuya Sato

 

てめーは許さない

PS4『十三機兵防衛圏』をプレイ中。ビジュアルもサウンドもストーリーも熱量が高くて、一度プレイを始めると一瞬で時間が溶けること。平日は帰宅後即就寝ライフが続いていたのですが、はやく『十三機兵防衛圏』を進めたい一心で、フラフラで帰宅後もDUAL SHOCK4を握っていたりします。ヴァニラウェア作品は、ファンタジーも和も特筆すべきものがありますが、現代の絵はぐっときますね。しかしながら、発売前に公開されたスクリーンショットのような、都市圏の街を描く背景は意外と少なめです。昭和だったり未来だったりが多く、現代の街はあまり見かけません。個人的にぐっときたのは、網口くんのマンション。網口くんのキャラクターやこの部屋での展開されるお話と、だだっぴろい部屋、そして夜景光る寂しい構図がどストライクでした。柴くん絡みの重要なシーンもこの部屋で描かれていて、お気に入りの場所のひとつ。

そんなことを考えながら夢中で進めていて、もうすぐクライマックスかなと思っていたら、ドラムマインEXで詰みました。ストラテジーパートは楽しんでいるんですが、いきなり難易度爆上がりしましたね!?どんだけ硬いんですか。HPありすぎだ!っていうかガーディアン無視するなよ!あとまわりに地雷囲うな!攻撃加えたらもっと仰け反れよ!マイペースに近づいてくるな!こいつに2時間ぐらい吸い取られました。ドラムマインEX、てめーだけは許さない。マジ許さない。謝っても許さんわ。
by Minoru Umise

 
AUTOMATON JP
AUTOMATON JP
記事本文: 882