『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』に旧作2周目を感じる人と新鮮さを感じる人。『GTFO』の難易度高すぎ。『Pigeon Simulator』のハトは鬼畜。今週のゲーミング

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。207回目です。

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。207回目です。11月になりました。

 

作品が変わってもプレイは変わらない

とわの市にも男子高校生が大量発生しているようですが、今週は『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』で高校生をやっていました。『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』は、2016年に発売された『ペルソナ5』に新要素を追加した完全版。罪を被せられ前科持ちになってしまった主人公が、心の怪盗団として心を盗むRPG。社会の荒波にもまれすっかり荒んだ女教師や女医、同じ高校に通う女子高生などを相手に9股を掛けたり、毎週青汁を飲みに渋谷まで出掛けたり、まともに青春を過ごしたりする作品です。

オリジナル版と大筋のストーリー展開こそ変わっていないものの、新キャラクター「芳澤かすみ」や新ロケーション「吉祥寺」などの追加要素だけに留まらず、全体にしっかり手が加えられているような印象があり、序盤から新鮮な気持ちでプレイしています。ロイヤルになったといってもこの作品が『ペルソナ5』であることは同じなので、行動回数を増やしてくれる神こと川上先生をまずは攻略しにいったのですが、5000円で先生を酷使しているとなんだか懐かしい気持ちになりました。
by Keiichi Yokoyama

 

鳩ってワルい子なのね

今週は『Pigeon Simulator』のプロトタイプをプレイ。鳩になって、街中で食べ物を拾い食いしては、人間めがけてフンを撒き散らすゲームです。多分間違ってないはず。ただの白いフンだけでなく、たとえばスパイシーなものを食べたフンでは周囲が炎上するなど、もはや爆撃。食べ合わせによっては胃の中で化学反応的なことが起こり、特殊なフンを投下できる代わりに、腹の中に文字どおり時限爆弾を抱えることも。せっせとひり出そう。

フンで怯ませた人間は、掴んで連れ去ってしまうことも可能。本当に鳩なのか。ちなみに、物を掴む場合は飛びながらXボタンです。巣を作るための枝も、歩きではなく飛んだ状態でないと掴めません。操作説明が分かり難いので念のため。本作が製品化される場合には、ステージや食べ物を追加し、食べ合わせのバリエーションも増やすとのこと。また、人間の反撃も過激にしていくそうで、ぜひ実現してほしいところです。
by Taijiro Yamanaka

 

難易度高すぎ

今月31日からCo-opホラーシューティング『GTFO』の第2回アルファテストが開始されました。『PAYDAY』シリーズ開発陣が制作に携わる作品ということもあり、期待感を高めつつ筆者もアルファテストへ参加。一緒にプレイする人がいなかったので、単身で地下施設へと潜り込んだわけです。結論から言うと、クリアできませんでした。というか一旦クリアを諦めました。それぐらい難易度が高かった。高難易度な理由はいくつかありますが、一番きついと感じた部分はプレイヤーの体力の少なさ。複数の敵に囲まれると本当にあっけなく死亡します。さらにこれといった回復手段もなし。となれば否応なしにステルスプレイを要求されるのですが、そもそもバレないように敵を倒すことが難しいうえ、大量の敵が迫りくるイベントも用意されていることから、まずソロプレイでのクリアはかなり厳しいと感じました。以上のことから『GTFO』は4人Co-opを大前提とした作品ではないかと。ともあれまだアルファ版ですし、サバイバルホラーとして非常に歯ごたえのある良質なゲームには違いないです。正式版リリースまでに仲間を作ってまたリベンジしたい。待ってろよ『GTFO』。
by Nobuya Sato

 

2周目感ある

『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』をプレイ中です。追加要素を含んだ完全版ということですが、追加要素のメインは終盤に詰まっているという関係もあり、序盤(6月頭)時点は新作ではなく旧作の「2周目」感強し。新ヒロインの伏線やパレスでのギミック増加、コープ後の演出追加、そしてメインシナリオでの物語の補完演出など、細かい要素の追加は多いですが、90%は旧作本編という感じです。ただロード時間の改善やUIの整理などQoL部分にも手が入っているので、サクサク度が増していて、テンポは小気味いいですね。難易度ノーマルがヌルく感じるのは、自分のスキルの問題なのか、ゲーム自体が調整されているのかはてさて。

序盤は代わり映えしない旨のことを書きましたが、とはいえ本編が発売されてしばらく時間が経っているので、物語をなぞり直すのもなかなか楽しいものではあります。本編は1周しかしなかったので、「知ってる」側で進めるのも新鮮で。ただ、今作だけでなく『P3F』『P4G』でもいえることですが、基本的に本編は同じなので、「もう1周できるプレイヤー」を対象とした新作ではあると思います。序盤に関していうと、あまり変化を期待しないほうがよいかなと。ちなみに、今回のプレイでは主人公の名前は本名ではなくアニメネーム「雨宮 蓮」にしてますが、こっちのが没入感高いです。今自分を高校生に見立ててロールプレイするのは難易度高かった。
by Minoru Umise

AUTOMATON JP
AUTOMATON JP
記事本文: 882