『Bloodstained』は納得の完成度。Nintendo Switch版『My Friend Pedro』は触ってて気持ちいい。『グノーシア』は闇深い。今週のゲーミング

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。188回目です。

 

スポンサーリンク

絶妙なローカライズもまた良し

今週はSwitch版『My Friend Pedro』をプレイ。お喋りバナナに言われるがままに、悪党の巣窟を駆け抜けていくガンアクションゲームです。スローのなか壁ジャンプからの宙返り、からの二丁拳銃でふたりの敵を同時に撃ち殺す。そんなクールなプレイ映像が開発元から数多く投稿され気になりつつも、その超絶プレイって誰でも出来るの?という点を確認したかった訳です。

同時に二方向に撃つのは、ZLを押していずれかの敵に片方の銃のエイムをロックし、もう片方は普通に右スティックでエイムする形で実現。意外なほど簡単にジョン・ウー映画な男になれる。照準アシストがあるためエイムが苦手でも大丈夫。とはいえ、正確にヘッドショットしていかないとダラダラ撃ち合うことに。やはり華麗なガンプレイは練習次第なのだ。ただ、本作は上手い具合に補正がかかっており誰でも流れるような立ち回りができ、触っているだけで気持ち良い作品である。
by Taijiro Yamanaka

 

色褪せないゾンビパラダイス

以前のセールで100円で購入し積んでおいたPS4版『デッドライジング』をプレイ。このゲームは所謂前世代のゲームで(初登場はXbox 360)、それを高画質・高フレームレートで移植したもの。ゾンビだらけになったアメリカのショッピングモールの中で、お店の中にあるバットやギター、あるいは広場にあるベンチなんかを武器として振り回してゾンビを撃退し、生存者を探したりストーリーを進めたりしつつ、72時間後にやってくる救助の時まで生き残るというのが基本的な流れのゲーム。一度360で遊んだタイトルだったが、今やってもこのゲームの魅力は少しも色褪せてないと感じた。カプコンがジャンル名を「ゾンビパラダイスアクション」と銘打っただけあり、大量のゾンビと戯れることができるゲームなのだ。ゾンビの群れに向かってボーリングの玉を転がしてピンのようになぎ倒したり、ゾンビにプロレス技をかけて投げっぱなしジャーマンで放り投げたり、なぜか落ちている日本刀を装備してバッサバッサと斬り込んで行ったり、昨今のオープンワールドゲーほどではないが、だだっ広いショッピングモールの敷地内を縦横無尽に駆け回り自由に遊ぶことができる。

当時の超人気作であり、あの当時のハードを持っていた人なら遊んだ方も多いかもしれないが、そうでない人には是非とも触れてほしい作品だ。PSNディスカウントではデッドラの他にも『ボーダーランズ ダブルデラックス コレクション』など過去の名作が100円で買えたりする。最新作で遊ぶことにこだわりがなければ結構お得なので、チェックしてみるといいと思いますよ。
by Yoshinori Sato

 

世界を回せ

先週末からは『FGO』の2部4章配信に、「オートチェス」系のタイトルだけでも『TFT』に『Dota Underlords』と2本も遊べるようになった上、IGA氏の新作メトロイドヴァニア『Bloodstained: Ritual of the Night』など新作も発売されて忙しい1週間でした。その中でも、遊ぶ時間が圧倒的に足りない中、夢中になって80ループを超えていた『グノーシア』の話をさせてください。

『グノーシア』はいくらでも遊べそうな人狼シミュレーターに、少しずつ世界の輪郭が解き明かされる物語が付随した、一人用の人狼ゲームです。人狼シミュレーターと言っても、モチーフとなっている人狼が論理を軸にコミュニケーションで遊ぶゲームなら、『グノーシア』はデジタルなのに感情的。細かな発言の代わりにステータスを、プレイヤーの代わりに魅力的なキャラクターを配置して、色濃く人狼らしさを残しつつ、独自のゲームとして仕上げられています。それだけでも気づいたらプレイしているほどに面白いのですが、物語を進めるためには、ループ物の主人公のように人狼ゲームを通じて経験したことのない状況にたどり着く必要があり、世界を回していく体験を楽しませてもらっています。なお、割と序盤で明かされる「人狼モチーフなら当然これもあるよね」という要素の闇が深く、少し『レイジングループ』を思い出しました。
by Keiichi Yokoyama

 

EDMとディスコは必要

Steamには協力、対戦問わずさまざま々なマルチプレイゲームがあります。『Counter Strike:Global Offensive』や『Dota 2』のような賞金規模の大きいeスポーツから、『Golf With Your Friends』のような悪ふざけゲームまであります。ですが今日は皆さんに真のeスポーツを紹介します。Steamにて980円で販売している『Robot Roller-Derby Disco Dodgeball』というゲームです。ゲームについての全ての情報がゲーム名に含まれています。ロボットが、スケートをつけて、ディスコホールで、ドッジボールをします。

『Robot Roller-Derby Disco Dodgeball』にはさまざまなルールが用意されていますが、基本的にはディスコホールに落ちているボールを拾い、相手に当てることで得点を獲得します。プレイヤーが操作するロボット達にはスケートが装着されており、かなり独特の操作感です。一人称視点のゲームで操作はFPS的ですが、投げるボールの速度は控えめで、かつ放物線軌道を描くので相手の動きを先読みした偏差撃ちテクニックが要求されます。もちろんドッジボールですのでキャッチの要素もあります。キャッチ慣れしたプレイヤーに確実に当てるためには、足元を狙うなどの工夫が必要です。

定期的に知り合いと息抜きにこのゲームをプレイしているのですが、新規購入者でも30秒くらいでゲームに馴染めるので本当にオススメです。チーム戦やデスマッチなど、スポーツ系FPSの定番ルールはほぼ完璧に網羅されています。ドッジボール版『Unreal Tournament』といっても過言ではないです。身内と騒ぐための新しいマルチプレイゲームを探している方は是非ご一考を。
by Mizuki Kashiwagi

 

ミリアムのきせかえシミュレーション

五十嵐孝司氏、通称IGA氏が手がける『Bloodstained: Ritual of the Night』が発売されました。国内コンソールを待とうかなと思ったのですが、いち早くPC版を買っちゃいました。で、これがですね。本当によくできているんです。アクションの手触りから、装備やシャードのバリエーション、探索サイクルまで練られており、メトロイドヴァニアここにありという完成度になっております。『Bloodstained』をメトロイドヴァニアとカテゴライズするのは、微妙に違和感があったりもしますが(そもそも起源なので)。。ともあれ、細かいテキストにもボイスがのってたり、敵バリエーションがめちゃくちゃ多かったり、時間がかけられただけあり、妥協のないつくりが目立ちますね。快適さについては配慮されているものの、シャードの演出を中心に昔ながらちょっと仰々しいところが残されているのも嬉しい。シリーズファンなら懐かしさを感じる『悪魔城ドラキュラ』集大成ともいえる本作ですが、一方でこれを遊べば同シリーズの魅力がわかる一本になっていると感じます。Metacriticユーザースコア9.2は伊達じゃない。

諸般の事情で国内発売が遅れたり、海外発売されているコンソール版は割と大変そうなトラブルがあったりと、ネガティブな話も聞こえてきますが、ゲーム内容についてはまったく問題ないでしょう。探索アクション好きならおそらく満足できる丁寧な仕上がりかと。待ったかいがありました。
by Minoru Umise

ニュース

Indie Pick

インタビュー

レビュー・インプレ

Devlog