異形動物園ホラー『Zoochosis』Steamで9月23日リリースへ。ミュータント動物を救うため、夜の動物園でワクチン作り


デベロッパーのClapperheadsは7月23日、ホラーシミュレーションゲーム『Zoochosis』を9月23日にリリースすると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。またSteamストアページ表記によると、ゲームは日本語表示に対応予定。

『Zoochosis』はホラーゲームだ。舞台となるのは夜の動物園。プレイヤーは動物園の夜勤スタッフとなり、動物の世話をすることになる。しかし、そこでは一部の動物が感染しミュータント化してしまっていた。プレイヤーは自分の身を守りながらワクチンを作って動物たちを救いつつ、この動物園の秘密に迫っていく。

本作中ではキリンやシマウマ、カバなどといった、さまざまな種類の動物と触れ合うことができる。また飼育員として動物の世話をする要素もあり、餌の補充をおこなったり、檻の掃除をしたりといった仕事をこなす必要がある模様。一方でミュータント化してしまった動物を探す際には、サーモグラフィと思しき専用機器などを使って判断するようだ。動物の世話をこなしつつ、ミュータント化した動物を見つける必要もある。


公開されているトレイラーでは、ミュータント化した動物が画面に迫ってきたり、普通の動物を襲ったりする場面も見られる。動物園に被害が出ないように、ミュータントに対処していく必要もあるだろう。

また謎の機器や、食肉加工工場のような場所もあり、そもそも舞台となる動物園になんらかの隠された事情があるようだ。動物を救いつつ、そうした真相に迫っていくことも重要になりそうだ。


なお本作は1月17日にSteam向けに発表。その後はゲーム発表イベントである「Future Games Show」や「Summer Game Fest」などで映像が公開されたり、試遊台が展示されるなどしてきた。そして本日、ついにその発売日が公開されたかたちだ。

本作を手がけるClapperheadsは、ブルガリアに拠点を置くインディーゲームデベロッパーだ。本作のほかには探索ホラーゲーム『Sparky Marky』シリーズをリリースしている。同作は美麗なグラフィックのほかストーリー展開などが一定の評価を獲得。本作もホラーゲームとして開発されており、同スタジオの手腕が活かされているのだろう。

『Zoochosis』はPC(Steam)向けに9月23日配信予定だ。