見下ろしゾンビシューター『Zomborg』Steamにて期間限定で無料配布中

Steamにて『Zomborg』が期間限定で無料配布中。

パブリッシャーのGrabTheGamesは10月4日、GameDevLabが手がける『Zomborg』の無料配布を期間限定で開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配布期間は10月7日午前2時まで。ライブラリに追加しておけば、配布期間終了後も無料でプレイすることが可能だ。ちなみに定価は税込580円の作品である。

『Zomborg』は、見下ろし視点で描かれるツインスティックシューターゲームだ。舞台となるのは2000年、未知のウィルスによるパンデミックが発生し、各地に隔離区域が設置された世界。ウィルスの治療法を突き止めるために派遣された医療チームが感染者に襲撃され、重要な研究データが隔離区域に取り残された。プレイヤーは傭兵となって、データを回収するために隔離区域に向かうこととなる。

ゲームプレイでは、チャプターごとに用意されたステージにて、複数のミッションをおこなったうえで脱出することが目的となる。入り組んだステージを探索中、感染者であるゾンビが襲ってくるため、左スティックで移動しながら右スティックで狙いをつける、いわゆるツインスティックシューター形式で倒していく。1つの画面に最大で100体ほどのゾンビが出現するという。ゾンビを倒しながら、遺体を燃やすなどのミッションをこなしたあとは、脱出地点に到達することでステージクリアとなり、報酬としてお金を獲得する。

ステージ開始前にはお金を使って、武器を購入可能だ。プライマリ武器とセカンダリ武器としてアサルトライフルやサブマシンガン、スナイパーライフルやロケットランチャーなどが用意されている。また。投擲武器として手榴弾なども登場。さらに、AIとして自律行動するバディも一人雇うことができる。強力な武器やバディは高額に設定されており、本作では前のステージに戻ってお金稼ぎということはできないため、計画的な資金管理が求められるだろう。ちなみにリロードの概念はあるものの、弾薬は無限に補充される。

このほか本作の特徴として、ステージでは昼と夜が変化する。夜間にはライトに照らされていない敵はうっすらとしか見えなくなるため、難しく感じる場合は昼を待って行動した方がいいかもしれない。また、特定ボタンを押しながら右スティックを動かすことによりカメラを回転できるのも見下ろし視点としては比較的珍しい仕様であり、視認しやすい角度で戦うことも重要となる。ちなみに、ゲーム開始時にはキャラクターの見た目をカスタマイズすることも可能だ。

本作は2017年11月にリリースされ、Steamユーザーレビューは126件のうち、59%が好評とする「賛否両論」ステータス。難易度の高さやAIの挙動が悪いといった点が指摘されつつも、シンプルなシステムで気軽に楽しめるとして一定の評価を得ている。

そんな本作について、10月4日より無料配布が開始された。パブリッシャーのGrabTheGamesは、定期的に無料配布をおこなっており、今回はSteamオータムセールに合わせたパブリッシャーセールの一環として本作の無料配布が実施されたようだ。本作をプレイして興味をもった人はセールをチェックするのもいいだろう。

『Zomborg』はPC(Steam)向けに、10月7日午前2時まで無料配布中。ライブラリに追加しておけば、期間終了後も無料でプレイすることが可能だ。

Haruki Maeda
Haruki Maeda

3DアクションRPGと犬をこよなく愛するPCゲーマー。『フォールガイズ』のようなわちゃわちゃ系も大好きです。

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