Yostar運営の連撃アクション『エーテルゲイザー』4月22日より開発元に運営移管へ。パブリッシング契約満了により

Yostarは2月18日、3Dアクションゲーム『エーテルゲイザー』日本サービスの運営体制変更について告知した。パブリッシング契約満了にともない、運営元がYostarから開発元へ変わるそうだ。

Yostarは2月18日、『エーテルゲイザー』日本サービスの運営体制変更について告知した。同作の国内サービス運営は、4月22日10時より開発元であるHONG KONG YONGSHI NETWORK TECHNOLOGY(以下、Yongshi)へ移管予定。パブリッシング契約満了にともない、運営元がYostarから開発元へ変わるそうだ。

『エーテルゲイザー』は、中国のYongshiが開発している、PC/スマートフォン向けのハイスピード爽快3Dアクションゲームである。本作の舞台では、厄災による旧世界の破壊から200年以上が経過し、人類は意識を仮想ネットワーク「ガイア」へ移して文明を存続させていた。しかしある時、ガイア上にモンスターが出現して、災害が頻発するようになってしまう。未曾有の危機に対してガイアは、人を模した存在「モディファイア」を生み出し、モディファイアを中心とした組織「エーテルゲイザー」を発足させる。本作でプレイヤーは、エーテルゲイザー第九部総務課のアドミンの視点から、モディファイアたちを指揮。表向き商社とされている組織を通して、人類を守る戦いを繰り広げるのだ。


ゲームプレイでは、自動操作の仲間と共に戦う、3人1組の協力アクションバトルが展開される。要素としては戦略シミュレーション形式のマップ探索「因果観測」やローグライク風の「MDバリアブル」なども存在。フル3Dグラフィックで描かれるキャラクターやメインストーリーなども特徴とされていた。

本作は国内向けにはYostarより、2023年5月にスマートフォン向けとして正式サービスがスタート。2024年10月にはPC版が正式リリースされるなど、Yostar運営元サービスが継続されてきた。そんな中、今回パブリッシング契約満了に伴い、Yostarから開発元であるYongshiへの運営移管が発表された。Yostarの運営タイトルとしては、『エピックセブン』および『ガーディアンテイルズ』同様、同社が運営から身を引く形となる。

公式サイトによると4月22日以降、日本地域のサービス運営は開発会社であるYongshiが担当する。体制変更にともない、同じデータでプレイするにはアカウント移行手続きが必要になる。4月22日のメンテナンス後より、既存の方法ではログインできなくなるため、YOUNGSアカウントを使用することになるそうだ。

また『エーテルゲイザー』では、運営体制は変更されるものの、今後もゲーム体験の改善やコンテンツアップデートによって、プレイヤーが楽しめるよう尽力していくとのこと。5月の2周年に向けては、さまざまな準備も進められているそうだ。

エーテルゲイザー』は、PC/iOS/Android向けに配信中。日本サービスは、4月22日にYostarからYongshiへ運営移管予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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