クトゥルフ神話ホテル経営恋愛シミュ『ヨグ=ソトースの庭』日本語対応へ。大人気“冒涜的経営&恋愛シミュレーション”がとうとう公式の日本語訳で遊べる
Bone Nailおよび松竹は7月3日、『Yog-Sothoth’s Yard(ヨグ=ソトースの庭)』の公式日本語対応を告知。あわせてNintendo Switch向けへの展開も発表された。

開発元のBone Nailおよび松竹は7月3日、『Yog-Sothoth’s Yard(ヨグ=ソトースの庭)』の公式日本語対応を告知した。同作はPC(Steam)向けに、英語/中国語に対応して発売中。日本語化の決定にあわせて、Nintendo Switch版も発売も告知されている。
『ヨグ=ソトースの庭』は、異形の可愛いスタッフたちを雇ってホテルを経営する、クトゥルフ神話要素のあるホテル経営恋愛シミュレーションADVである。本作でプレイヤーは、闇に包まれた負債のある古の館を継承。死神、ドラゴン娘、スピリットハンター・バイオロイドメイドといった異形のスタッフたちを雇って、ホテルを経営することになる。謎めいた客人たちが不思議な出来事を引き返す中、負債を返済するため可愛い異形のスタッフたちと共にホテル経営やレストラン運営に挑むのだ。


負債を背負ったプレイヤーは、さまざまな手段を用いてお金を稼ぐ。たとえば古びた館に対しては、部屋の改装が可能。朽ちた館を建て替えて、豪華なホテルへと生まれ変わらせるわけだ。要素としては鉱山での採掘やレストラン経営、形容しがたい素材を使った料理や、錬金術によるアイテム制作なども可能。神託として、SAN値と引き換えにクトゥルフ神話の神格などから特殊効果が受けられる仕組みも用意されている。
また本作ではホテルを経営していく中、キュートな異形のスタッフたちが選択次第でプレイヤーに心を寄せるようになるという。キャラクターとしては、元人間のバイオロイドメイドや、高純度な魂の負債を背負った死神少女、錬金術師ドラゴン娘、スピリットハンターの料理長などが登場。20種類以上のエンディングによって、人ではない彼女たちとの交流や恋愛も描かれる。


本作『ヨグ=ソトースの庭』は、Bone Nailが手がけている。本作以外には『Blood Flowers』『見習い死神シミュレーター』などをリリースしてきた。本作については、2023年10月にPC(Steam)向けに、英語および中国語(簡体字)に対応してリリース。Steamのユーザーレビューでは、記事執筆時点で8751件中93%の好評を得てステータス「非常に好評」を獲得するなど、プレイヤーから高く評価されてきた。プレスリリースによると、売上は50万本を突破しているそうだ。
今回は松竹がパブリッシャーに加わり、日本語ローカライズ版とNintendo Switch版のリリース決定が告知された。可愛くも冒涜的な本作が、公式の日本語翻訳とNintendo Switchでも遊べるようになるわけだ。
また本作関連では、一般向けには7月19日と20日の2日間開催予定の「BitSummit the 13th」への出展が決定。松竹ブースにて日本語デモが初展示予定となっている。会場では、全4種類缶バッジやオリジナルノベルティカードのプレゼントも予定されている。
『ヨグ=ソトースの庭』はPC(Steam)向けに、英語および中国語(簡体字)に対応して配信中。日本語翻訳およびNintendo Switch版は、松竹よりリリース予定だ。