ルールねじ曲げチェスローグライト『Yes, My Queen』国内向けに発表、11月11日配信へ。ミサイルを撃ち込んだりゾンビを呼んだり、盤上でやりたい放題のチェスゲーム
Nextingは9月12日、『Yes, My Queen』を11月11日に日本国内向けに配信すると発表した。

パブリッシャーのNextingは9月12日、『Yes, My Queen』を11月11日に日本国内向けに配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内は日本語表示に対応する。
本作はチェスとカードゲームを組み合わせた、ローグライト・ストラテジーゲームだ。プレイヤーはダンジョンに囚われたクイーンを救うため、数々の敵に挑んでいく。

『Yes, My Queen』は基本的にはチェスをベースとしたゲームとなるようだ。ボード上の自分の駒を動かし、敵軍と戦っていくことになる模様。そんな本作には、チェスのルールをねじ曲げられるというカードが登場。カードは盤面にミサイルを撃ち込んだり、ゾンビを召喚したり、敵の駒を洗脳して味方にしたりと、それぞれ強力な効果をもつ。こうしたカードを駆使して戦況を覆していくことになるそうだ。
戦いに勝利すれば新たな駒やカードを手持ちに加え、自軍を強化していくことが可能。またランの最中に獲得したアップグレードは次の挑戦にも引き継がれるという。プレイごとに確実に強くなっていける作品となるようだ。しかしダンジョンを進めば敵軍も強くなり、また敵となるクイーンたちもプレイヤーの前に立ちふさがるという。プレイごとに展開が変わるため、リプレイ性が高い作品になるとのことだ。


本作を手がけるWall Spaghettiはオランダに拠点を置くゲームスタジオだ。少人数でゲームを開発しているようで、Steam向けにゲームをリリースするのは本作が初めての様子。今回、横浜に拠点を置くNextingがパブリッシャーとなり、日本国内向けに展開されることが発表されたかたちだ。
また国内展開の発表にあわせて、Wall SpaghettiのディレクターDima氏が日本向けにコメントをおこなっている。それによると、本作は子どもの頃にチェスを遊びながら思い描いた空想が元になっているという。「盤面に突然ミサイルを撃ち込んだら面白いだろう」というような、奇想天外な“ありえない一手”を現実化した作品であるそうだ。戦略性と遊び心を両立した作品となっており、きっと日本のプレイヤーにも受け入れられるはずと感じているとのことだ。
『Yes, My Queen』はPC(Steam)向けに、11月11日に配信予定だ。ゲーム内は日本語表示に対応する。