妖怪育成オートバトルRPG『妖之郷』妖怪たくさんバトルがにぎやかで楽しいと好調&好評スタート。300種類以上の妖怪を集めて自由に冒険


デベロッパーのRAYKA STUDIOは7月16日、『妖之郷(あやかしのさと)』の早期アクセス配信を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は税込2199円。現在リリース記念セールがおこなわれており、7月30日まで10%オフとなる税込1979円で購入可能だ。またゲーム内は日本語表示に対応している。本作はさっそく高評価を獲得しており、プレイヤーも集まる好調なスタートを見せている。

『妖之郷』はモンスター収集RPGだ。舞台となるのは、妖怪と人間がともに生きる東洋風の世界。かつては平和だった世界に「黒い月」が広がり、一部の妖怪は邪妖と化して人々を襲うようになっている。プレイヤーは新人の妖使いとなって世界を冒険。各地の妖怪を集めながら邪妖と戦いを繰り広げていく。


ゲームプレイでは、疑似オープンワールドの世界を探索していくことになる。フィールドにはさまざまな妖怪たちがうろついており、お札を投げることで捕まえることが可能。妖怪は同じ種類でもそれぞれ能力やスキルが異なり、色違いや光る個体なども存在。たくさん捕まえながらお気に入りの妖怪を選び、育てていくことになる。

バトルでは、敵と味方それぞれ5体以上の妖怪が同時に戦う集団戦が展開される。妖怪たちはそれぞれ防御力が高かったり回復技が使えたりと特性が異なり、また弱点属性といった概念も存在。全体のバランスや役割を考えてパーティを組んでいくことになる。戦闘は基本的にオートで進行し、プレイヤーは消耗品のお札を使用することで介入することが可能。戦いをながめつつ、必要に応じて敵を攻撃したり味方を回復したりしてサポートしていく。


捕まえた妖怪は戦わせるだけでなく、拠点となる妖の郷で仕事をさせることも可能。妖の郷には栽培や採掘などさまざまな仕事が存在し、妖怪によって向いている作業が変わってくる。また本作の世界には、妖怪に困らされている人たちが大勢存在。助けた人が妖之郷に移住し、新たなお店を始めることも。そのほか、各地で妖怪バトルを教えている宗門に挑戦したり、あるいはのんびり釣りをしたりといった要素が用意。邪妖をめぐるストーリーを追いつつ、自由な冒険を楽しんでいく。

本作はSteamにて7月16日より早期アクセス配信が開始された。Steamユーザーレビューでは、本稿執筆時点で約210件中90%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。さまざまな種類の妖怪を捕まえつつ冒険するゲームプレイを『ポケモン』シリーズになぞらえつつ、本作の特徴として複数の妖怪入り乱れるオートバトルの戦略性などを評価する声などが見られる。また同時接続プレイヤー数に目をやると、ピーク時に約4200人を記録(SteamDB)。なかなかの数のプレイヤーを集める盛り上がりを見せており、評価と同時接続プレイヤー数どちらも好調な滑り出しとなっている。


なお、本作は2025年に正式リリースされる予定。現時点で300種類以上の妖怪と5つのバイオームからなる30以上のエリア、15時間から20時間分ほどのメインストーリーなどが用意されているとのこと。今後はアプデを通じて妖怪やプレイモードなどを追加していき、ストーリーを完結させる予定という。コンテンツ量の増加にともない、販売価格を徐々に引き上げる予定もあるそうだ。本作に興味のある方は早めに入手しておくとよいかもしれない。

『妖之郷(あやかしのさと)』はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中だ。価格は税込2199円。また現在リリース記念セールがおこなわれており、7月30日まで10%オフとなる税込1979円で購入可能だ。ゲーム内は日本語表示に対応している。