魔法学校運営シム『Wizdom Academy』4月17日早期アクセス配信へ。“中身も見た目も成長する”生徒を教え、立派な魔法使いに育てる
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デベロッパーのKipwak Studioは2月22日、『Wizdom Academy』の早期アクセス配信を4月17日に開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページの表記によると、ゲーム内は日本語表示に対応予定だ。
『Wizdom Academy』は魔法学校経営シミュレーションゲームだ。プレイヤーは新たな学校の校長となり、錬金術の教室や職員室といった施設を建築。教師を募集して生徒たちを指導させ、無事に卒業させていくことを目指す。
本作では、教室などの施設は好きな位置に配置することが可能。また階段を使った立体的な建築も可能だが、各部屋のドアはつながっている必要がある。廊下や階段などで施設同士を接続しつつ、自由に学校をデザインしていくことになる。施設としては錬金術やダークマジックなど各講座用の教室のほか、職員の休憩室や建築用のオフィスといったものが存在。また寄宿制の学校であるため、生徒の寮も整備する必要がある。
教師や生徒たちはそれぞれ異なる特性をもっており、満足度といったパラメータも存在している。満足度は低くなると施設を破壊したり、あるいは学校を辞めたりといった問題行動を引き起こすようになる。各キャラクターの欲求に配慮しつつ、円満な学校の運営を目指すのだ。
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また生徒たちは一定の期間内に単位を取得できなければ退学となる。一方授業を通してスキルを上げ、テストに合格すれば進級を果たす。学年に応じて生徒たちの顔グラフィックも、あどけないものから成長した姿へと変化していくようだ。そうして無事に卒業した生徒は、教師として改めて雇うことも可能という。絶えず新たな生徒を迎え入れ、また送り出しつつ、お気に入りの生徒は教師にして長く付き合うこともできるのだろう。
そのほか、本作にはマナとよばれるリソースが存在。マナはあらゆる施設のエネルギー源となっており、普段は学校の中心にある魔法の樹から湧出している。しかしながら魔法の樹のマナは定期的に放出が止まり、マナ不足を引き起こす。倉庫に備蓄するなどして供給が不安定なマナを管理し、安定した運営をおこなう必要があるとのことである。
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そんな本作『Wizdom Academy』は早期アクセスとして配信予定。早期アクセス期間は半年から1年ほどを予定しているという。早期アクセス開始時点より、学校の建設や生徒の育成といった本作の中心となるメカニクスはひと通り用意されるとのこと。配信後はプレイヤーよりフィードバックを取り入れてブラッシュアップしつつ、追加要素を実装していく予定だという。コンテンツ量の増加にともない、価格を上昇させていく予定もあるそうだ。
本作を手がけるKipwak Studioはスイスに拠点を置くゲームスタジオだ。ゲーム業界で15年の経験をもつというGuillaume Mezino氏によって、2023年に設立されたとのこと。本業のサイドプロジェクトとして、ゲーム開発への愛情と情熱をもった少人数のスタッフで運営されているという。Kipwak Studioとしては本作『Wizdom Academy』が初めての作品となるようだ。
『Wizdom Academy』はPC(Steam)向けに、4月17日に早期アクセス配信開始予定だ。ストアページの表記によると、ゲーム内は日本語表示に対応予定。また現在デモ版が配信中となっている。