ちいさな“ターン制ソウルライク”『Wirelight』発表。「体幹崩し」を駆使する、かわいく深い戦術バトル

elsifは2月22日、ターン制ソウルライク『Wirelight』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/itch.io)。

インディーゲームデベロッパーのelsifは2月22日、ターン制ソウルライク『Wirelight』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/itch.io)。Steamストアページによれば、2025年第3四半期にリリース予定。

『Wirelight』は8bit調のピクセルグラフィックで描かれた世界にて、敵を撃破しながら世界を探索していく「ターン制ソウルライク」だという。ソウルライクと形容されていることからも、広い世界の奥地を目指して繰り返し挑戦するようなゲームプレイになっているとみられる。本作のゲーム画面はとてもミニマルであり、16色のピクセルアートにより、あらゆるものが雰囲気にこだわって表現されている。「ちいさく密度の高い世界」で冒険を楽しむというのがコンセプトのようだ。

本作では、ターン制バトルをゲームの基本システムとしている。画面の左下にはキャラクターの行動順が表示されており、これに従って敵や主人公が行動を起こしていく。地面に赤く表示される敵の攻撃を避けながら、敵を撃破していく流れだ。

本作には「体幹(Posture)システム」が組み込まれているとのこと。これは『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』のように、敵の姿勢を崩して打倒のチャンスを作るシステムだろう。このため敵に対抗する手段はたくさんあり、普通に攻撃するほか、敵を壁にぶつけたり自らの体で敵の移動を阻んだりなど、シンプルながら奥深い戦闘を楽しめるようだ。

また、キャラクターのカスタマイズ要素も豊富だという。HPやスタミナなどのステータス割り振りのほか、特殊なアビリティが与えられる「Toolsets」や、自身の能力を強化する「Modules」などが存在。プレイヤーはさまざまなアイテムを収集していくことになる。中には、敵の位置や行動順を操作するようなものもあるとのこと。

『Wirelight』を手がけるelsif氏は、これまでitch.ioにて多くのゲームを精力的に公開してきた個人開発者だ。ドット絵を用いた表現を得意としている様子で、PC(Steam)向けにゲームを配信するのは今作が初となるようだ。

『Wirelight』は2025年第3四半期に、PC(Steam/itch.io)向けに配信予定。

Shion Kaneko
Shion Kaneko

夢中になりやすいのはオープンワールドゲーム。主に雪山に生息しています。

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