エレクトリックイライラ棒『Will Glow the Wisp』Steamにて期間限定で無料配布中

PartTimeIndieは11月9日、『Will Glow the Wisp』の無料配布を開始した。11月12日午前3時までにライブラリに追加すれば、その後も無料でプレイ可能だ。

個人インディーゲームスタジオのPartTimeIndieは11月9日、『Will Glow the Wisp』の無料配布を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配布期間は11月12日午前3時まで。ライブラリに追加しておけば、配布期間終了後も無料でプレイすることが可能だ。

『Will Glow the Wisp』は、全方位型のアクションゲームだ。エレクトリックな粒子で構成されたステージにて、さまざまなギミックを避けながらゴールへ到達することが目的となる。なお本作のプレイにおいてはゲームパッドでの操作が推奨されている。

ゲームプレイは横視点となっており、スティック操作で360度自由に移動することが可能。移動すると慣性が働くほか、下方向へわずかに重力もあるため、それらを考慮した精密な操作によりゴールを目指して進んでいく。本作のステージは曲がりくねった一本道となっており、道中には障害物も存在。壁や障害物にぶつかると一発でミスとなってしまうが、ステージ最初からすぐにリトライ可能だ。なお、本作の壁はランダム生成される粒子で構成されており、粒子が消えたタイミングであれば多少は壁の中を進めることも特徴だろう。

また、ボタンを押すことでチャージしながらスローモーションになり、その間に方向を指定してボタンを離すことでダッシュすることが可能。ステージ中には踏むと加速するギミックがあり、踏んだ直後に逆方向に移動しても減速が間に合わずに壁にぶつかってしまうため、チャージダッシュを活用して加速をキャンセルするといったことも必要となる。体当たりで敵を倒さないと先へ進めないギミックも登場する。ステージが進むほどにギミックは複雑化し、難易度も上昇していく。全62ステージが用意されている。

そのほか、ステージのクリアタイムによって5段階の評価がされ、ステージ中の動きはゴーストとして記録される。自身のクリアタイムと近いプレイヤーのゴーストと競ったり、世界記録のゴーストの動きを見て学ぶことも可能だ。自機は加速度やハンドリング性能が異なる5種類が用意されているため、ステージによって最適なキャラクターを選択して記録を目指すのもいいだろう。

本作は2017年にリリースされ、Steamユーザーレビューは約33件のうち、84%が好評とする「好評」ステータスを獲得。件数は少ないながらも、シンプルで分かりやすいルールや、キラキラとしたエレクトリックなグラフィック、10秒前後でクリアできるステージが多いため記録を目指してリトライしやすい点などが高く評価されている。

本作を手がけたPartTimeIndieは、ドイツを拠点とするNikolas Crisci氏による個人インディーゲームスタジオだ。その名の通り、パートタイムでゲームを開発しているという。itch.ioに本作を含む複数のゲームが投稿されているほか、11月10日にはSteamにて『School of Magic: Deck & Slash』が早期アクセスとしてリリース予定だ。同作は『ディアブロ』のようなハクスラアクションとデッキ構築ローグライトを融合した作品となっているという。無料のプロローグ版も配信されているため、『Will Glow the Wisp』を気に入った方は、新作をプレイするのもよさそうだ。

『Will Glow the Wisp』はPC(Steam)にて、11月12日午前3時まで無料配布中。ライブラリに追加しておけば、期間終了後も無料でプレイすることが可能だ。

Haruki Maeda
Haruki Maeda

3DアクションRPGと犬をこよなく愛するPCゲーマー。『フォールガイズ』のようなわちゃわちゃ系も大好きです。

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