最大8人プレイ混沌パーティーゲーム『WHAT THE PAK?!』Steamにて期間限定で無料配布中
OYA Playは6月10日、『WHAT THE PAK?!』の無料配布を開始した。期間は6月24日19時まで。

パブリッシャーのOYA Playは6月10日、Wendigo GamesとBroken Lyre Entertainmentが手がけるパーティーゲーム『WHAT THE PAK?!』の無料配布を開始した。無料配布期間は6月24日19時まで。対応プラットフォームはPC(Steam)。ゲーム内は日本語表示に対応している。
『WHAT THE PAK?!』は次々とミニゲームをこなしていく最大8人までのマルチプレイヤー型パーティーゲームである。プレイヤーは大きな一つ目と大きな口を持つクリーチャー「Paks」のうちの1匹となり、ほかのプレイヤーよりも多くのポイントを稼ぐことを目指す。各ミニゲームは長くても1分半ほどで終わるため、ゲーム進行は非常にスピーディーだ。ミニゲームの結果に応じてポイントが加算されていき、最終的な総合得点がもっとも高かったプレイヤーの勝利となる。

Paksは移動・ジャンプ・パンチといったアクションのほかに、「舐める」アクションも可能だ。大きな口から長い舌を伸ばして、ほかのプレイヤーやボール、爆弾などといった、あらゆるものを舐めることができる。パンチと舐めるアクションはほかのプレイヤーへの攻撃として使うことができ、攻撃を受けすぎたプレイヤーは一時的にダウンしてしまう。パンチは射程が短いが高威力、舐めるは射程が長いが威力は控えめのようだ。
プレイヤーはこうしたアクションを使ってミニゲームを次々とこなしていくことになる。ミニゲームの内容としては、自分の陣地で爆弾が爆発しないよう相手のコートへ押し付け合う爆弾バレーボール、カウントダウンが0になると消える足場で蹴落とし合う、時間経過に応じてポイントが加算されていくフィールド内で殴り合って相手を場外へ落下させるなど、非常に激しいものが多い。
ホストとなったプレイヤーは1回のセッションでのミニゲーム数や、選ばれるミニゲームの候補、参加可能プレイヤー数、途中参加の有無などの設定を変更可能。ゲスト参加ではプレイヤーを募集しているセッションにマッチングで参加できるほか、ホストから招待コードを教えてもらえば特定のセッションに合流することもできる。


本作は2024年12月から早期アクセス配信をおこなっているが、今回期間限定のゲーム無料配布に踏み切った。無料配布を実施した理由は明かされていないものの、早期アクセス配信期間中に、十分なフィードバックを集めるため、多くのプレイヤーにプレイしてもらうという方針もあったのかもしれない。本作について、無料配布期間内にSteamライブラリに追加しておけば、期間終了後も無料で遊ぶことができる。この機会にゲームを入手し、ゲームプレイを通じて開発者をサポートするのも良いだろう。
本作を手がけたWendigo Gamesは2022年に設立された、トルコに拠点を置くインディーゲームデベロッパーだ。本作がSteamでリリースした初の作品となる。本作とは別に、物語性の強いFPS『Orpheus: Tale of a Lover』を開発中だ。また、開発者として名を連ねているBroken Lyre Entertainmentは、5月29日にリリースしたマルチプレイ可能ケバブ料理屋経営ゲーム『Wrap House Simulator』が「非常に好評」評価ステータスを獲得している。それぞれ動きの激しいFPSやマルチプレイ可能なタイトルを手がけてきた経験が、本作にも活かされているものと思われる。
『WHAT THE PAK?!』はPC(Steam)向けに配信中。6月24日19時までの期間限定で、無料で入手することが可能だ。