農場ホラーゲーム『We Harvest Shadows』発表。農業のかたわらで忍び寄る恐怖におびえる、じんわり不穏なホラーアドベンチャー


個人開発者のDavid Wehle氏は8月21日、農場ホラーゲーム『We Harvest Shadows』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページによるとゲーム内は日本語表示に対応するようだ。

『We Harvest Shadows』は一人称視点の農場ホラーゲーム。プレイヤーが操作する主人公のギャレットは、都会から人里離れた農場に住まいを移し、そこで一生を過ごそうとする人物。農場においては日課をこなす必要があり、土地を探索しつつ、家の修理、家畜の世話、および農場の改築をこなしていく。だが、静寂な闇夜のなかには得体のしれない存在が、闇に紛れて彼に忍び寄るという。

ゲームプレイにおいては『P.T.』や『フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと』のような一人称視点のホラーゲームの名作から着想を得ているという。不穏な雰囲気のなかで、じわじわと恐怖が襲い掛かってくるようなゲーム内容となるようだ。

本作の開発を手がけたDavid Wehle氏は個人開発者。過去にはアラスカの大地を舞台にし、行方不明の家族を探すキツネを操作し旅をする物語主導のナラティブ探索ゲーム『The First Tree』をリリース。美しいグラフィックと内省的な物語やストーリーテリングが好評を博していた。同氏の最新作となる『We Harvest Shadows』はホラーゲームとして打ち出されるかたちとなる。同氏の得意とするストーリーテリングやナラティブな体験が新作でも活かされているのだろう。

『We Harvest Shadows』はPC(Steam)にて発売予定。