侍の生き様体験アクション『侍道3』『侍道4』Steam版が突如公式日本語対応。土下座から裏切りまで自由に生きる“武士道”が、ようやく日本語で楽しめる

スパイク・チュンソフトおよびアクワイアは6月27日、『侍道3』『侍道4』のSteam版について、日本語に対応した旨を発表した。

スパイク・チュンソフトおよびアクワイアは6月27日、『侍道3』『侍道4』両Steam版を日本語に対応した。両作のSteam版はこれまで日本語に対応していなかった。6月27日に配信されたアップデートによって、対応言語に日本語が追加された形だ。

『侍道』シリーズは、自由な行動や多数のシナリオ分岐によってプレイヤー次第のストーリーが展開される、侍の生き様を体験できるアクションアドベンチャーゲームである。同シリーズでプレイヤーは侍となって、幕末や明治など作品ごとの時代を生きていく。基本的には3Dアクションゲームとなっており、プレイヤーは刀を使った斬撃や防御などによって敵と戦える。

またシリーズ総合サイトによると、同シリーズではプレイヤーの行動の自由さが特徴の一つ。権力者に仕えたり、対抗勢力に身を投じたり、農民のために戦ったり、あるいは途中で寝返ったりなど、選択や行動次第で自由に振る舞える。マルチエンディングや多数のシナリオ分岐によって、プレイヤーの思うまま侍として活躍できるわけだ。シリーズ1作目となる『侍』はアクワイアが開発し、スパイクよりPlayStation 2用ソフトとして2002年に発売。シリーズ累計出荷本数は100万本を突破しているそうだ。

『侍道3』は戦国時代を舞台とした、2008年から2009年に発売のPS3/Xbox 360用ソフト。『侍道4』は黒船来航語の開国した幕末を舞台とした、2011年発売のPS3用ソフトだ。Steam版については『侍道3』が2016年、『侍道4』が2015年に発売。海外向けのリリースとなっており、これまで日本語字幕には対応していなかった。

6月27日に配信されたアップデートでは、両作が正式に日本語に対応。自由なゲームプレイなどが評価されていた同シリーズのSteam版が、日本語でプレイ可能になったわけだ。なお両作は、ともに80%オフのセール中。7月11日までの期間、『侍道3』は税込396円、『侍道4』は税込496円で購入できる。

侍道3』『侍道4』Steam版は、日本語に対応して発売中だ。

【UPDATE 2025/6/27 18:06】
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Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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