無料音声ミキサー「Wave Link 3.0」Elgatoからついに正式リリース。どんなデバイスにも対応、ゲーム音/VCなどを「用途別」に音量調節できる

Elgatoは3月4日、ミキシングソフトウェア「Wave Link 3.0」を正式リリースした。

Elgatoは3月4日、ミキシングソフトウェア「Wave Link 3.0」を正式リリースした。Windows 11もしくはmacOS 15.0以降に対応。誰でも無料でダウンロードできる。

Wave LinkはPC用のミキシングソフトウェアだ。音楽制作やDJ、コンサートなどに向けて作られた他の多くのアプリに対し、Wave Linkはコンテンツ制作向けに最適化された、シンプルで柔軟性のある設計が特徴とされている。

本ソフトウェアを使うことで、ユーザーはゲームやVCなど、アプリごとの音量を細かく調整した「ミックス」を最大5つまで作成することが可能。たとえば自分が聞く音声や録画用の音声、配信用の音声などをそれぞれ別の音量バランスに設定することなどができる。マトリクス型のUIが採用されており、ミックスごとに各入力ソースの音声がどのように使用されているのか、一目で確認することができる。

入力ソースとしては、Elgato Waveシリーズのオーディオデバイスに加えて、他社製のマイクやオーディオインターフェース、キャプチャーカードなどを接続可能。最大4つのハードウェア入力と8つのソフトウェア入力チャンネルを追加することができる。なお、ソフトウェア入力は複数のアプリをグループ化すれば、実質的にはそれ以上の入力数も扱えるという。またオーディオエフェクトとしては、WindowsではVST3、macOSではAU形式のプラグインに対応するほか、Elgato Marketplaceで配布・販売されているエフェクトを適用することも可能だ。

「Wave Link 3.0」は2025年10月にパブリックベータ版としてリリースされたソフトウェアだ。従来のバージョンでは、Elgato製のデバイスを持っていないと利用できない仕様となっていたが、3.0ではその制限を撤廃。誰でも利用できるようになった。そんなソフトウェアがこのたびついに正式リリースを迎えたかたち。

なお、同日には「Wave Next」シリーズ製品として、USBコンデンサーマイク「Wave:3 MK.2」や、36個のLCDボタンを備えた「Stream Deck + XL」などを含む計6製品が発表されている。「Wave Link 3.0」もそのうちの一つであり、今後Elgatoはハードウェアとソフトウェアが密接に連携したオーディオ体験の提供に力を入れていくのだろう。

Wave Link 3.0」はWindowsおよびmacOS向けに無料で配信中だ。

この記事にはアフィリエイトリンクが含まれる場合があります。

Shion Kaneko
Shion Kaneko

夢中になりやすいのはオープンワールドゲーム。主に雪山に生息しています。

記事本文: 691