最大100人城攻めアクション『Warlander』、来年1月にサービス終了へ。“超進化リブート版”が出るので、オリジナル版は閉幕へ
トイロジックは7月18日、『Warlander』のサービスを日本時間2026年1月20日に終了すると発表した。リブート版『Warlander Reforge(仮題)』に本作のセーブデータの一部要素を引き継げるかたちとなるようだ。

トイロジックは7月18日、『Warlander』のサービスを日本時間2026年1月20日18時00分に終了すると発表した。なお現在本作のリブート版にあたる『Warlander Reforge(仮題)』が開発中であることが告知済みであり、同作のリリース時に本作のセーブデータの一部要素を引き継げるかたちとなるようだ。
本作は、MOBA・RPG・ハック&スラッシュの要素を組み合わせた、最大100人のプレイヤーに対応するオンラインゲームだ。プレイヤーは、戦士や魔法使い、僧侶などのクラスから選択し、複数の軍団に分かれてPvP戦や攻城戦を繰り広げる。PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに基本プレイ無料にて配信中。

本作は、2023年1月にPC(Steam)向けにリリースされ、同年5月にはPS5/Xbox Series X|S版も配信。豪快な大規模戦を楽しめる持ち味が好評を博しつつもゲームバランスなどの問題が指摘され、プレイヤー数の減少も相まって評価を下げることに。Steamユーザーレビューでは、本稿執筆時点で約8200件中61%が好評とする「賛否両論」ステータスとなっている。
一方で、トイロジックは今年4月、「『Warlander』が大幅に超絶ウルトラパワーアップして、『Warlander Reforge(仮題)』へと転生する」と予告。グラフィックがダークなイメージに刷新されるほか、アクションシステムが大きく進化。競技性の向上やキャラクタークラスへの性別選択機能の追加など、さまざまな面で改善が図られるという(関連記事)。
そうしたなかで、本日7月18日、『Warlander』のサービスが日本時間2026年1月20日18時00分に終了することが発表された。先述したリブート版の発表当時は、開発元が用いた「転生」との表現から、大型アップデートにより名称が切り替わる可能性も垣間見えたものの、『Warlander』自体はいちどサービス終了となり、『Warlander Reforge(仮題)』は独立した新作として展開されるようだ。。
サービス終了にあたり、日本時間2026年1月18日18時をもってゲーム内通貨「ゴルディン」は購入できなくなる。なおユーザーが所有済みのゴルディンについてはサービス終了まで利用可能だ。ゲーム内通貨についての返金対応はおこなわれない。また、日本時間2026年1月20日18時には本作のダウンロードができなくなり、ゲームサービスを終了。半年後の2026年7月20日(金) 18時00分にはサポート対応も終了する。週末キャンペーンや巨大2チーム大戦は、サービス終了まで引き続き実施されるとのこと。
なお、『Warlander Reforge(仮題)』では、装備スキンなどのコスメティック要素やピックハンマー、ゴルディンなどの一部の要素がリリース時に『Warlander』から引き継がれる予定だという。ただしリリース前に開催予定のオープンベータテストではアイテムを引き継ぐことができないほか、アカウントを削除された場合は引き継ぎがおこなえなくなるため注意されたい。引き継ぎできない要素についてはSteamストアページのニュースを確認してほしい。
先述したリブート版のオープンベータテストについては8月に予定されており、現在トイロジックは開発を進めているようだ。名称を新たに、再出発を目指す本作の今後に期待したい。
『Warlander』は、PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに基本プレイ無料にて配信中。リブート版『Warlander Reforge(仮題)』はオープンベータテストが8月に開催予定だ。