マルチ対応シューター『Space Marine 2』公式、開発中バージョンのゲームが丸ごと流出したと報告。“古いバージョン”だから内容も広めないでと注意喚起
パブリッシャーのFocus Entertainmentは7月17日、宇宙海兵隊三人称視点Co-opシューター『Warhammer 40,000: Space Marine 2』にて、本作の“古いビルド”が流出したことを発表。プレイヤーにリーク情報に触れないよう注意喚起した。本作は9月9日に、PC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S向けのリリースが予定されている。
『Warhammer 40,000: Space Marine 2』(以下、Space Marine 2)は、Games Workshop社より展開されているウォーシミュレーション『Warhammer 40,000』を題材とした三人称視点のアクションシューターだ。『Warhammer 40,000』の世界を舞台にプレイヤーは宇宙海兵隊「スペースマリーン」となり、帝国を救うための戦いに参加することになる。本作はソロプレイのほか、最大3人協力プレイに対応。プレイヤーキャラとしては6種のクラスが登場するそうだ。リプレイ性のあるPvEキャンペーンのほか、Eternal Warモードでは最大6対6のPvP対戦が可能とのことだ。
本作は9月9日にリリース予定。現在発売に向けてブラッシュアップが進められている。そんな中、7月17日にFocus Entertainmentの公式Xアカウントはポストを投稿。発売前の本作の開発中バージョンが漏えいしたことを明かし、リーク情報についてプレイヤーに注意喚起する声明を発表した。
発表によると、今回流出したのは『Space Marine 2』の“古いビルド(old build)”とのこと。昨年9月ごろのバージョンになるという。声明ではこの未完成のビルドをプレイしたり広めたりしないように注意喚起。また発売時にプレイすることを楽しみにしている人たちのために、リークに基づくゲームの内容のネタバレをしないように呼びかけている。
声明では開発中の本作がどのようにリークされたかは明かされなかったものの、海外メディアPCGamesNの報道によると、75GBのデータでありゲーム本編の大部分が含まれているという。すべてではないものの『Space Marine 2』のほとんどをプレイすることができるようだ。またInsider Gamingの報告によると、ビルドにはサーバーバイナリも含まれており、協力プレイを試すことも可能だという。“古いビルド”とはいえ、発売前にさまざまな内容が流出してしまったようだ。
ちなみに本作では7月には予定されていたオープンベータテストが中止され、チームはブラッシュアップに集中していることも発表されていた(関連記事)。そんな中で、今回は開発中のバージョンが流出する事態が発生した格好だ。声明にて流出データの開発時まで示唆されたのは、ブラッシュアップ前のバージョンであることを強調するためかもしれない。
いずれにせよ、リークされたデータはもちろんのこと、リークに基づく情報も拡散しないようにしたいところ。またリークされたデータには本編の内容が大きく含まれていることも報じられており、発売までSNS上ではネタバレも懸念されるところだろう。
『Warhammer 40,000: Space Marine 2』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)PS5/Xbox Series X|S向けに9月9日発売予定。国内向けにはGame Source EntertainmentよりPS5版が発売される見込みとなっている。