幾何学ソウルライク『Void Sols』Steamにて11月13日配信へ。“ただの三角形”としてダークファンタジー世界を冒険、いろんな図形と過酷バトル

Modern Wolfは10月4日、『Void Sols』を11月12日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページの表記によると、日本での配信は時差の関係で11月13日になるようだ。

パブリッシャーのModern Wolfは10月4日、『Void Sols』を11月12日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページの表記によると、日本での配信は時差の関係で11月13日になるようだ。

『Void Sols』は見下ろし型視点のソウルライク・2Dアクションゲームだ。キャラクターが図形として描かれた、抽象的でシンプルなグラフィックが特徴となる。プレイヤーはただの三角形として暗闇につつまれたファンタジー世界を冒険し、さまざまな形の図形と戦っていく。


ゲームシステムは、いわゆるソウルライクゲームのシステムを踏襲したものとなっている。スタミナを消費しつつ攻撃や回避をおこない、敵と戦っていく。また連続して攻撃を加えることで相手をスタンさせ、短時間無防備にさせるといったシステムも用意されている。ステージの節目では、プレイヤーの決意が問われる強力なボスが待ち受けているという。

マップにはLight Sparkとよばれる回復ポイントが点在しており、休息やレベルアップ、装備の変更をおこなうことができる。装備は剣やハンマー、盾や弓など複数種類が存在。それぞれ攻撃モーションや、ダメージ量に影響を与える能力などが異なる。またステータスはLight Sparkでいつでも振り直すことができ、ロードアウトも保存できるため、気軽にビルドを変更可能になっている。

そんな本作では、設定で難易度を調整することができるという。プレイヤーの好みに応じて簡単にしたり、あるいはより厳しい戦いに挑んだりできるそうだ。設定次第では、ソウルライクゲームのベテランでもてこずる難易度になるとのこと。ストアページの説明によると、本作は見た目はシンプルでもれっきとしたソウルライク作品であるといい、プレイヤーは死を繰り返して攻撃パターンを覚えながら攻略していくことになるそうだ。


本作を手がけるFinite Reflection Studiosはアメリカ・アトランタに拠点を置くゲームスタジオだ。過去にはジャンプアクション『The Gardener and the Wild Vines』やバクテリアシム『Containment』などを制作。またitch.ioで複数の無料作品を公開している。過去の作品にはシンプルなデザインのゲームや、ピクセルアートと3Dを組み合わせたものなど、さまざまなグラフィックスタイルのものが存在。本作の抽象化されたグラフィックも、これまでの開発経験が活かされているのだろう。

『Void Sols』はPC(Steam)向けに、11月13日に配信予定だ。また現在Steamでは本作のデモ版が配信されている。興味のある方はプレイしてみるのもよいだろう。

Akihiro Sakurai
Akihiro Sakurai

気になったゲームは色々遊びますが、放っておくと延々とストラテジーゲームをやっています。でも一番好きなのはテンポの速い3Dアクションです

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