アソビズムは9月5日、『ビビッドワールド(Vivid World )』の体験版を2024年10月に配信予定だと告知した。同作はPC(Steam)向けにリリース予定。体験版リリース決定にあわせて、2025年第1四半期リリースへの延期も告知されている。
『ビビッドワールド』は、宝石の取得や選択によるパーティ強化でダンジョンを攻略する、オートバトラー形式のパーティ構築型ローグライクである。本作の舞台は、魔界と呼ばれる悪魔が支配する世界だ。主人公のレムリアは、宝石術を用いてダンジョンに挑戦。ダンジョンの踏破や宝石になったキャラクターたちとの交流によって、魔界の謎などが明かされていくそうだ。
主人公レムリアは、宝石となったキャラクターたちを集めることでパーティを強化し、ダンジョン攻略を目指していく。本作でプレイヤーは、ダンジョン内で宝石になったキャラクターたちを取得し、彼らをパーティに編成してバトルを展開する。宝石は3つ同じモノを集めると、強化によってステータスが一回りパワーアップする。さらに宝石には、それぞれシンボルが存在。同じシンボルをもつキャラクターをパーティへ編成するなど、シンボルを一定数集めると特殊効果が発揮され、強力なバフ効果などが得られる。本作では宝石を獲得し、キャラクターのランクアップとシンボル効果で、パーティを強化するのだ。
システムとしては、戦闘はオート進行となっており、プレイヤーがジェムによってバトルをサポート。特殊効果の込められたアクセサリーも存在している。また、宝石を持てる数には制限が設けられており、重量オーバーになるとペナルティが生じる。ショップではリソースを支払って品揃えの変更もできるものの、欲張りすぎるとすぐにリソースが枯渇してしまう。取捨選択も重要な、オートバトラー風のゲームプレイが繰り広げられる。
本作は、国内のゲーム開発会社アソビズムから2021年にリリースされた『ビビッドナイト』の後継作とである。前作『ビビッドナイト』では、記事執筆時点でSteamのユーザーレビュー1536件中90%の好評を得てステータス「非常に好評」を獲得。オートバトラーのシステムを土台に、1人用のローグライク作品へ仕上げたゲームプレイなどが評価されていた。
本作『ビビッドワールド』は、前作に続くパーティ構築型ローグライクゲーム第2弾として2023年9月に発表された。前作から、キャラクターを一新。新要素としてキャラクターへ装着できるオーブ、ジェム合成による変化/強化、2人マルチプレイなどを搭載した完全新作として、開発が進められている。
告知によると、そんな本作の体験版配信が決定したそうだ。Steam内のニュースによると、本作では制作発表より約1年、体験版を希望する声が多数寄せられていたのだという。また制作チームとしても、プレイヤーの意見を反映した形で製品版を作り上げたいことから、体験版のリリースが決まったそうだ。体験版は10月にリリース予定。体験版をプレイした際には、公式DiscordやSteam内の掲示板などから、意見や感想がほしいそうだ。また体験版リリース決定にあわせて、製品版のリリース時期も2025年第1四半期へと延期されている。体験版リリース後、意見を受けてブラッシュアップをするために、2024年の予定から少し延期となったようだ。
『ビビッドワールド』は、PC(Steam)向けに開発中。体験版は2024年10月公開予定とされており、詳しい日時は近いうちに告知されるそうだ。