『VALORANT』新エージェント「ヴァイス(VYSE)」発表。目眩し・イバラによる遅延・敵の武器封印など能力多彩なセンチネル


Riot Gamesは8月23日、『VALORANT』「Episode 9: Act II」にて登場する新たなエージェント「VYSE」を発表した。ゲーム上の役割としてはセンチネル。本作において初となる目眩しを可能とするセンチネルであるほか、敵の武装解除を可能とするエージェントとなるようだ。

「VYSE」は先々月に実装された新マップ「アビス」において、その存在が示唆されていた。謎の暗殺者集団「サイオンズ・オブ・アワーグラス」によってアビスで囚われのみとなっていたVYSEは、VALORANTエージェントとの戦闘により覚醒したようだ。


公式トレイラーにおいては、VYSEの能力をいくつか確認することができる。まずエリアを死守するセンチネルらしい能力の一部がお披露目されている。VYSEは薔薇の花「アークローズ」をあらかじめ設置し、近づいてきたプレイヤーに対してフラッシュにより視覚を奪うことが可能となる。キルジョイのアラームボットなどによるダメージや、デッドロックなどの移動速度低下などとは違った能力とみられるため、相手の視野を奪うことによる利点を活かしたプレイが可能となりそうだ。なお、このアビリティは再設置が可能となっているため、臨機応変にセットアップを変更することができるだろう。

次にイバラを使った能力の一部も確認することができる。VYSEは「レーザーヴァイン」を使い、地面などにイバラを展開することが可能。通過した敵にスロー効果とダメージを与える足止めが可能となるようだ。敵がエリアやサイト内に侵入するのを防ぐことが可能となるだろう。


VYSEはさらにイバラを使い、破壊不能の壁を展開する「シアー」という能力をもつようだ。シアーは敵の通過とともに発動する。トレイラー内では既存エージェントが壁により味方と分断されているシーンを確認することができる。鉄の壁の展開時間などについては不明だが、敵の後方に展開することで相手の逃げ道を断つといった利用も可能となるだろう。プレイヤーの移動範囲を狭めるセンチネルらしいプレイスタイルが可能となりそうだ。

最後にVYSEのアルティメットアビリティ「スチールガーデン」の内容もお披露目されている。VYSEは鉄のイバラを使い、範囲内の敵を武器を封印する能力を保有しているようだ。効果範囲はかなり広範囲となっており、本作においてはエリア制圧・スパイク死守などの場面で大いに活躍する能力となりえることだろう。


新たにセンチネルとして登場するVYSEは、『VALORANT』Episode 9: Act IIにて参戦予定だ。