協力ドタバタ鉄道建設ゲーム『Unrailed 2: バック・オン・トラック』大型アプデで“暴走列車タイムアタック”など実装。大忙し線路工事、さらに忙しく

Indoor Astronautは3月15日、『Unrailed 2: バック・オン・トラック』に向けてアップデート#3を配信開始した。アップデートではタイムアタックモードなどが実装されている。

デベロッパーのIndoor Astronautは3月15日、早期アクセス配信中の協力型マルチ鉄道建設ゲーム『Unrailed 2: バック・オン・トラック』に向けてアップデート#3を配信開始した。アップデート#3では、本編よりさらにテンポの速い新モード「タイムアタック」に加え、『Cat Quest III』や『Tchia』とのコラボを含む3体の新キャラクターが実装された。ハイスコアランキングのリプレイ機能なども含むアップデートとなっている。

『Unrailed 2: バック・オン・トラック』は、マルチプレイで協力や対戦が可能な鉄道建設アクションゲームだ。本作でプレイヤーは鉄道の建設作業員となり、自動で進む列車が脱線しないよう、線路を敷設していく。自動生成される世界を切り開き、資材を集めることで線路の建設や列車のアップグレードが可能だ。また、「カートリッジ」と呼ばれるスキルを獲得すれば、採掘速度の強化や、壁すり抜け・ジェットパックといった特殊なアクションもできるようになる。自身や列車をアップグレードしながら、自分だけの線路を築き上げていく。

今回実施されたアップデート#3では、まず新モードとして「タイムアタックモード」が追加された。このモードではゲーム全体が20分で体験できるように凝縮されている。アイテムの配置も変わっており、道中では大量のアップグレードアイテムが手に入るという。しかし時間が経つにつれ列車の速度が上がっていくため、最後までプレイするためには本編より素早い判断力が求められるようだ。暴走する列車のスピードについていける上級者であれば、20分経った後でも数分延長できる可能性があるという。タイムアタックというと、クリア時間の早さを競うことが多いが、本作のタイムアタックは「時間切れになるまでにいかに遠くまで進むか」を目指すモードとなっている。

そして新たなキャラクターとして、猫が主役のオープンワールドアクションRPG『キャットクエスト3』の主人公ネコが参戦。また南国を旅するオープンワールドアドベンチャー『Tchia』の主人公、「Tchia」も追加された。どちらも『Unrailed 2: バック・オン・トラック』の早期アクセスと同じく2024年にリリースされた高評価作品であり、同時期に出た作品のよしみでおこなわれたコラボなのかもしれない(関連記事1関連記事2)。またほかにもオリジナルの新キャラクターとしてウサギの「ローリー」(Rory)が追加。コラボの2体はファッションエクスプレス駅で、ローリーはタイムアタックモードをプレイするとアンロック可能だ。

また、前回のアップデート#2で追加されたハイスコアランキングにも新機能が追加。ランキング上位のプレイヤーの動きをリプレイで確認できるようになった。上級者のテクニックを参考に、さらなるハイスコアを目指すことができるようになるだろう。今回のアップデートではほかにも、対戦モードで「ボルト」と引き換えにアイテムが購入できる新要素の実装や、マップエディターでの魚雷やダイナマイトの追加がおこなわれた。また、対戦モードを中心とした広範囲なバランス調整、バグ修正なども実施されている。気になる人は公式パッチノート(英語)を参照されたい。

『Unrailed 2: バック・オン・トラック』は昨年11月7日に早期アクセス配信としてリリースされた。前作『Unrailed!』より大幅に種類が増えた車両や新要素「カートリッジ」により深みが増したゲームプレイなどが好評を博しており、早期アクセスながらすでに、Steamのユーザーレビューでは本稿執筆時点で約1000件中90%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。今回のアップデートで追加された、さらに忙しいタイムアタックモードや新キャラクターにより、また一味違ったゲームプレイが楽しめるだろう。

『Unrailed 2: バック・オン・トラック』は、PC(Steam)向けに早期アクセス配信中。なお本作はSteamスプリングセールとして3月21日午前2時まで、定価3000円のところを20%オフの2400円で購入可能だ。

Yusuke Sonta
Yusuke Sonta

『Fallout 3』で海外ゲームに出会いました。自由度高めで世界観にどっぷり浸れるゲームを探して日々ウェイストランドをさまよっています。

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