協力ドタバタ鉄道建設ゲーム『Unrailed 2: バック・オン・トラック』大型アプデにて、新たに「空中移動」「壁抜け」スキルなどが追加。ハイスコアシステム実装やバランス調整で、やりこみ要素もさらに充実
デベロッパーのIndoor Astronautは2月4日、早期アクセス配信中の協力型マルチ鉄道建設ゲーム『Unrailed 2: バック・オン・トラック』に向けてアップデート#2を配信開始した。アップデート#2では、本作のスキル要素である「カートリッジ」に新タイプ「アクションカートリッジ」が実装され、空中移動や壁抜けなどの強力な能力が実装されている。週、月、年ごとに更新されるハイスコアランキングの実装やバランス調整などを含めたアップデートとなっている。
『Unrailed 2: バック・オン・トラック』は、2020年9月にリリースされた『Unrailed!』に続く新作だ。本作においてプレイヤーは止めどなく走り続ける列車を脱線させないために、線路を建設していく。プレイヤーは線路の行く先々にある障害物を道具で破壊しながら、線路の資材を収集、集めた資材で線路をクラフトしていくこととなる。またプレイヤーは資材を投げたり、動物に乗ったり、採掘速度を上げたりするスキル要素である「カートリッジ」を駆使し、ゲームを有利に進めていくこともできる。
『Unrailed 2: バック・オン・トラック』アップデート#2において、スキル要素である「カートリッジ」システムに変更や調整が加えられている。まずカートリッジに新タイプ「アクションカートリッジ」が実装されている。アクションカートリッジは常時発動のパッシブ効果をもつ通常カートリッジとは異なり、プレイヤーが任意で使用タイミングを選択できる能力となっている。本アプデでは新たに3種類のアクションカートリッジが実装されており、既存のパッシブカートリッジ2種(投てき能力と動物に乗るサドル能力)がアクションカートリッジへと変更されている。
新たに追加されたアクションカートリッジには壁や障害物を通過する能力、地面を踏み鳴らすことで範囲の資材を収集する踏みつけ能力、そして一定時間だけ空中を移動することが出来るジェットパック能力が追加されている。なお「アクションカートリッジ」は、強力な能力であるため、パッシブ能力と違いひとつしか装備できないように調整されている。
また本アップデートから、ハイスコアランキングが実装されている。ハイスコアは週、月、年ごとに更新され、上位にランク入りしたプレイヤーにはコスメアイテムである王冠が報酬として贈呈される。王冠の種類はランキング順位に応じてブロンズ、シルバー、ゴールドとなっている。さらにバランス調整として一部のスキル、Botの挙動など、遊びやすさが向上するような調整も加えられた。気になる人は公式パッチノート(英語)を参照されたい。
『Unrailed 2: バック・オン・トラック』は昨年11月7日に早期アクセス配信としてリリースされた。以来リソース管理の面白さや、前作とは一風変わったボスとの戦闘などが好評を博しており、早期アクセスながらすでに、Steamのユーザーレビューでは本稿執筆時点で940件中89%を好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。本アップデートでカートリッジを使用したスキル構成の面白さや、ランキングシステムなどのやり込み要素も増えたことで、より一層奥深いゲームプレイを楽しむことができるだろう。
『Unrailed 2: バック・オン・トラック』は、PC(Steam)向けに早期アクセス配信中。なお本作はミッドウィークセールとして2月18日まで、定価3000円のところを20%オフの2400円で購入可能だ。